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#1197 真昼12時のシンデレラ。

あなたの講演の前後が好き。
今日は、あなたの講演会。
会場は、区民会館。
今日のテーマは、「『また会いたいと思われる人』になる方法」。
主催者が希望したテーマ。
参加者の職種は、バラバラ。
経営者もいれば、若者、主婦、シニア。
顔ぶれだけを見ると、何の会かわからない。
共通点は、あなたの話を聞きたいと思っている人であること。
講演は、10時から12時。
あなたは、9時に入る。
会場は、9時から12時まで借りているにちがいない。
9時につくと、主催者だけではなく、何人もの聞きに来た人が、前の方の席に座っていた。
ここから、あなたの講演は、始まる。
まず、机の並べ替え。
お葬式のように、横一列に並んだ席を、扇状に並べ替える。
コロシアムスタイル。
この方が、全員が正面を向くことができる。
横一列だと、端の席の人が、横を向くことになる。
席も、前に詰めることができる。
最前列の端の人は、あなたの真横にいる。
サントリーホールのP席みたい。
机を移動する作業を、聞きに来たお客さんにも手伝ってもらう。
手伝うお客さんは、なんだか嬉しそう。
この時点で、お客さんではなく、身内のスタッフに昇格する。
「早く来て、良かったね」
と、笑っている。
ここが、あなたの講演の大事な一部。
大笑いのうちに、あっという間に、11時55分。
講演後のサイン・握手・写真は、
「ロビーに出てやりましょう。その前に、机を元に戻すのを手伝ってください」
公共の会館は、1分でも延長すると、追加料金が発生することを、あなたは知っている。
全員が部屋を出たのが、11時59分。
セーフ。
真昼のシンデレラ。
これも、あなたの講演の一部だった。



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