#1244 お話の、お献立。
あなたの話のお献立が好き。
今日は、ラジオの収録。
MCは、長年の兄貴分。
15分番組を8回分収録する。
通常は、ただゲストに行って、聞かれたことを話すだけでいい。
あなたは。
構成を、考える。
まるで、料理のお献立を作るように。
それは、相手に対する敬意の表れでもある。
兄貴分の職業は、コレクター。
コレクションしているものは、モノだけではない。
8つのコレクションについて、お献立を作る。
短い番組の場合、「何を話すか」より「何を話さないか」が大事になる。
編集できなくなってしまう。
「何を話さないか」は、お献立で決まる。
話すネタは、多い。
初めて、兄貴分に伝える話もある。
誰もが知っている話では、つまらない。
自分の話よりも、相手の話を、あなたは話す。
リクエスト曲も、ディレクターから、8曲求められた。
そんな時も、あなたは「聴きたい曲」ではなく、エピソードのある曲を選ぶ。
しかも、そのエピソードは、相手にまつわる曲。
長年話している相手でも、まだ、その人について、その人に話していない話がある。
収録は、あっというまに、終わった。
ラジオ番組というより、まるでバーのカウンターで、二人で話しているみたいだった。
リスナーは、その隣りで、盗み聞きする幸福を味わえる。
収録後、話は続いていた。





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