#661 テーブルの、パティシエに。
あなたのミルフィーユが、好き。
あなたと、アフタヌーンティー。
ミルフィーユがあった。
私は、ミルフィーユが好き。
だけど、大変。
上手に、食べることができない。
せっかくのフォルムを、壊してしまう。
食べ方の正解が、わからない。
好きなだけに、悔しい。
好きなものこそ、上手に食べたい。
キレイに、食べたい。
アフタヌーンティーのスタンドのミルフィーユは、通常のものより小さく、可愛かった。
ドールハウスのミルフィーユみたいだった。
これくらい小さければ、ひと口でも大丈夫かな。
小さいけれど、ひと口には、大きすぎる。
そうだ。
あなたは、ミルフィーユをどうやって食べるかを、見ておけばいい。
チャンス。
あなたのお皿を見た。
なんと、あなたのお皿には、一回り小さいサイズのミルフィーユが、可愛く乗っていた。
あら、ミルフィーユがサイズ違いで、2つ乗っていのたのかしら。
アフタヌーンティースタンドを、探した。
小さいミルフィーユは、なかった。
あなたのお皿を、もう一度見た。
そこには、小さいミルフィーユが、2つ乗っていた。
あなたが、2つとも持っていったのかと思った。
違った。
あなたは、小さいミルフィーユを、私にくれた。
そして、スタンドのミルフィーユをお皿に乗せて、ナイフとフォークで、皮を外して、2つに切って、クリームを塗って、再び、皮を乗せた。
あなたの小さいミルフィーユは、あなたが半分サイズに、改良したのだった。
あなたのミニ・ミルフィーユは、最初からそうだったかのように、完成していた。
食べるのがもったいなかった。
しばらく眺めていた。





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