#875 うっとりして、撮る。
あなたのうっとりが好き。
あなたと、展覧会。
今日は、人形の展覧会。
人形の中でも、猫を集めた猫展。
いろんな人形作家の作品が集まっている。
いかにも、猫。
作者は、猫を飼っているにちがいない。
飼っている人にしかわからない仕草。
表情。
擬人化したものもある。
着物を着た猫のカップル。
猫の女の子が、猫の男性に抱きしめられている。
うっとりしている。
猫の源氏物語。
うっとりしている猫は、夕顔。
抱きしめる光源氏も、うっとりしている。
なんと今日は、撮影OK。
こういう日は、危ない。
あなたが、スマホで撮影する。
あなたの好きなアングルがある。
みんなが撮っているアングルでは、決して撮らない。
あなたは、どのアングルで撮るか。
楽しみ。
あなたは、夕顔のうっとりした顔を中心に撮った。
これは、あなたが光源氏だから。
あなたの撮った夕顔の唇から、ため息が漏れている。
しかも。
私は、見逃さなかった。
撮る時のあなたの表情を。
あなたは、夕顔と同じうっとりした顔になっている。
あなたは、夕顔に感情移入していた。
それは、光源氏も同じだった。
光源氏が愛されるのは、いつも女性のうっとりに感情移入しているから。
それを見ている私も、うっとりしていた。





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