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0マン

手塚治虫の0マン(電子コミック)のレビュー

0マン 【電子コミック】

著者 ページ数 クチコミ評判
手塚治虫 220ページ ★★★

<0マンあらすじ/作品紹介>

0マンは手塚治虫の作品で1959年から1960年にかけて『週刊少年サンデー』で連載されたSF漫画です。舞台は日本も参加した近未来の戦争のさなか、インドの奥地で一人の日本兵が尻尾の生えた赤ん坊を拾って連れ帰るところからはじまります。尻尾の生えた赤ん坊にはリッキーと名付けられ、日本で人間の男の子として育てられて小学生になっていました。

また、同じころ科学者の田手上博士は「雪男調査団」を率いてヒマラヤから「0マン」という生物を二体、日本に連れ帰りますリッキーは偶然にもこの二人と出会い、二人が実の両親で自らが「0マン」ということを知ります。その後、両親と共にヒマラヤの地下にある0マンの国へと向かいますが、父親とはぐれてしまい母は無断出国を理由に罪人とされてしまいます。

0マン国が大僧官という独裁者に支配されていると知ったリッキーは母親とともに脱出して、再び日本に戻ってきます。実は、0マンは密かに日本で人類攻略の手を進めていて、田手上博士に人間の味方になることを約束し0マンの箱根の基地を破壊しますが、その時に0マン側が電子冷凍機という装置を使用し、それが暴走してしまって日本は寒冷化してしまいます。

この後も、0マンとの激しい攻防が続いていくストーリーになっています。尻尾の生えている少年と、そして0マンという謎の生物など魅力あふれる作品です。



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