マルチメディアデイジー型電子図書「わいわい文庫」、障害児の読書を応援

マルチメディアデイジー型電子図書「わいわい文庫」、障害児の読書を応援

2015年11月17日

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子どもの読書支援を長年続けてきた伊藤忠記念財団(東京都港区)は、視覚障害や知的障害があって読書の機会が限られがちな子どもたちに、さまざまなサポート機能を備えた電子図書を届ける試みをしている。

財団は2010年より児童書の電子化 (マルチメディアデイジー規格)を進め、 障害のある子どもたちを主な対象とした読書支援事業を開始、電子化したものは「わいわい文庫」 と名付けられ、全国の学校(特別支援教育)、図書館、医療機関等へ無償で提供している。

様々にカスタマイズできる電子図書は、様々な障害のため、通常の本では読書が困難な子どもたちへの読書支援に有効で、実際使用している子どもたちからも、「もっと読みたい」との声が絶えないという。

「わいわい文庫」は、財団スタッフや、音訳ボランティアによって製作され、12年度から全国の特別支援学校や図書館へ寄贈したCDは今年9月現在で212作品、延べ約2700カ所にのぼる。

障害児への読書支援はまだ始まったばかり。より多くの子どもたちの読書の可能性広げるため、マルチメディアデイジー型電子図書のさらなる普及が必要だ。

※マルチメディアデイジーとは
誰もが本を読めるよう設計された国際標準規格の情報システム。文字の拡大や音訳、自動めくりのほか、読んでいる部分だけ色が変わる「ハイライト」機能もある。全盲や弱視、文字を順番に追うのが難しい知的・学習障害、ページをめくりにくい肢体不自由など、さまざまな障害児に読書の道を開く。

引用元:毎日新聞
    伊藤忠記念財団





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