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現代の金融入門【新版】

現代の金融入門【新版】

著者 ページ数 クチコミ評判
池尾和人 266ページ ★★★★☆

「金融」を徹底解説した入門書

長い間支持されてきた「現代の金融入門(旧版)」の内容を、十数年間の金融の動きを交えて改定したのが本書「現代の金融入門【新版】」です。
慶応義塾大学経済学部(金融論専攻)の教授である著者・池尾和人氏が、2008年の金融危機を通して再考した金融取引、銀行システムや金融政策、企業の統合など、今知るべき「金融」を徹底解説!
旧版以上に、長く広く愛されること間違いなしとの呼び声も高い一冊。

みんなの感想

◆金融素人の知識欲を高めてくれる

家族の勧めで読みました。金融については、証券会社から紹介される商品やそれを取り巻く金融状況の説明程度の知識しか無かった私にとっては、難しく感じた内容だった。しかし、詳細に解説してあるので全く見当もつかないということはなく、「このくらいは知っておかなければ…」というモチベーションが高まった。ともすると専門用語のオンパレードで拒絶反応が出てしまいそうなテーマでも、簡単な言葉を選んで素人でも理解できるよう配慮しているのが伝わってくる文面。社会人として、この一冊に掲載されている要素は一通り把握できるようにしておきたいと思う。常に手元に置いておきたい名著だ。

◆ビジネスマンとしての基礎を固める手引き

専門家が語る金融論は、当人の思想にまみれ偏った角度で語られているものも多いが、本書には高い視点から均衡を保ったまま金融を見下ろし、その骨組みをしっかりと解説してくれるような安定感がある。個人的には、第4章の資産価値とそのバブル、第5章の日本の企業統治が興味深く読めた。バブルの発生と崩壊、株主の権利など、一通り理解できていると思っていたが、本書で新たに学べたことは多い。上司相手にゼロ金利政策や自社株について多少深い話ができ、見直された感があった。知ったかぶりでうんちくを語るより、基本を正確に押さえることが重要だと再認識することに。ビジネスマンなら必読の一冊である。




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