#157 ベッドで、みたらし団子を

あなたと、ベッドで、おやつを食べるのが好き。
あなたと、愛し合うと、おなかがすく。
愛情が満たされて、おなかがすいていることを、思い出していた。
「ここで、お団子とか、欲しいところでしょ」
なんで、わかるの。
今、お団子が、食べたいなって思っていたの。
「みたらし、とかいいね」
また、ばれた。
今、みたらし団子を、思い浮かべていた。
「ちょっと、待っててね」
あなたが、ベッドから、立ち上がった。
まさか、今から、買いに行ってくれるの。
お願いだから、服を着て行ってね。
あなたが、袋を持って、ベッドに戻ってきた。
「はい」
まさか。
袋を持つと、あったかい。
あなたは、会う前に、みたらし団子を買ってきてくれていた。
「買ってきたよ」と言わないで、こういうタイミングで出すあなたが、反則。
袋を開けた。
おいしそう。
香ばしい香りが立った。
注文してから、焼いてくれるお店のだった。
「はい」とあなたが、手渡してくれた。
できたてのみたらし団子は、ふわふわのもちもちだった。
みたらしは、3本、入っていた。
2本じゃないところが、いい。
2本だと、きちんと分けられてしまう。
3本だと、3本目を2人で分けることができるから。
みたらしの餡(あん)が、指に付いた。
ティッシュを探す。
次の瞬間、私の指は、あなたに舐(な)められていた。
みたらし団子って、セクシーなお菓子だったのね。
私の指は、ますます、べとべとになった。



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