#162 差し入れは、写メで
あなたの、熱が出ているところも、好き。
あなたが、インフルエンザになった。
日本中飛びまわっているのだから、頑張っている証拠。
高温のあなたを、思い浮かべた。
あなたのテレパシーが伝わってくる。
「うつしちゃ大変だから、テレパシーで会おうね」
しんどい時でも、他の人のことを考える余裕があるあなたが好き。
「うつってもいいから、看病させてください」
という自己チュウな女の子は、あなたのテレパシーを受信することができない。
あなたが一番したくないことを、させようとしていることに気づいていない。
あなたのテレパシーが通じている女の子は、きちんと離れている。
それが、あなたの優しさを受け入れることだから。
あなたに、お見舞いがわりに、写メを送った。
コスプレをした時のナース服が、こんな時にも、役に立つ。
即、あなたから、メールが返ってきた。
「もっと」
ナース服を脱がないようにしながら、ブラになった。
ナース服を脱がないところが、エッチでしょ。
送ると、即、返事。
「もっと」
短いメールに、あなたの身体のしんどさが伝わる。
今度は、ブラをはずした。
もちろん、ナース服は、脱がないまま。
送る。
あなたに看病メールを送っているうちに、私が楽しんでしまっている。
やめられなくなった。
何枚も、何枚も、送った。
こんなに高熱の時でも、見てくれるあなたが好き。
あなたのいつもよりさらに熱いものが、私の身体の中に入ってくるのが、わかった。