インプレス総合研究所研究所 電子書籍・電子雑誌の市場規模予測
電子書籍ニュースサイトITmediaによると、インプレス総合研究所は6月29日、電子書籍市場規模の推計結果を発表した。発表によると2014年の電子書籍市場規模は1266億円で前年比の35%増(2013年度推計936億円)、電子雑誌市場規模は145億円で前年比の39%増(2013年度推計77億円)と、前年度の予測に沿う形でいずれも拡大した(前回の予測では2014年度の電子書籍市場規模を1250億円としていた)。
電子雑誌の増加は、ドコモが運営する「dマガジン」などの定額読み放題サービスの拡大が要因だと思われる。
同社は2019年度には電子書籍・電子雑誌を合わせた市場規模は3400億円に到達すると予測している。
先日、紙書籍取次の栗田出版販売が民事再生法の適用を申請し、話題となった。紙書籍の市場が縮小する一方、電子書籍市場は堅調に拡大していく模様だ。
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