電子書籍の書評ランキング

 
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コミック1970,s

G・Rナンバー5 【電子コミック】

G・Rナンバー5 著者 ページ数 クチコミ評判
石ノ森章太郎 266ページ ★★★

プレミアがつき、中々読むことができなかった貴重な作品

G・Rナンバー5は石ノ森章太郎の作品で週刊パワァコミックにて1974年から1975年にかけて連載されたSFマンガで石ノ森章太郎作品の中で怪作と呼ぶ声もある作品。 主人公のアキラは、家族とのドライブ中に大事故に遭います。それは、「ディメンション・クレバス(時空の裂け目)」を越えて逃亡してきた少女・ロリへの攻撃によるものでした。アキラは家族と、自分の肉体のほとんどを失い、猿丸博士のサイボーグ手術によって、サイボーグとして復活。異次元からの侵略者と戦いながら「ディメンション・クレバス」を修復する修繕屋「グループ・リペア(G・R)」の5番目のメンバーとして活動を始めます。>もっとみる

人造人間キカイダー 【電子コミック】

人造人間キカイダー 著者 ページ数 クチコミ評判
石ノ森章太郎 258ページ ★★★

ピノキオに例えられる心とは

「人造人間キカイダー」は、石ノ森章太郎が主体となって制作した漫画作品です。1972年から1974年にかけて『週刊少年サンデー』に連載されました。本作はマンガ版が原作と言われることもありますが、仮面ライダーなどと同様に映像作品ありきの漫画作品と考えたほうが正確なようです。 本作のあらすじはというと、ロボット工学の権威である光明寺博士は人造人間の研究に没頭しており、その結果完成した人造人間の一体が、主人公「キカイダー」でした。光明寺の研究は悪の組織「ダーク」、さらにその首魁「プロフェッサー・ギル」に狙われており、それを危惧した光明寺はキカイダーに良心回路(ジェミニィ)を埋め込み、ダークの襲撃から脱出させます。しかし良心回路は不完全なままとなっており、キカイダーは人間体「ジロー」の姿で苦悩しつつ放浪することを余儀なくされます。まるでピノキオのように人のような心を持つことを望むジロー。そんな中でもダークはキカイダー抹殺のために刺客を送り込み、キカイダーの戦いは果てしなく続いていくのです。>もっとみる

ダッシュ勝平 【電子コミック】

ダッシュ勝平 著者 ページ数 クチコミ評判
六田登 181ページ ★★★★★☆

TVアニメ化もされた人気バスケ漫画

1979年から1982年まで「週刊少年サンデー」で連載が始まり、アニメ化もされた人気少年バスケットボール漫画。青林高校に入学した野生児・坂本勝平がルールも全く知らないバスケットボール部に入ったのは、美人コーチ・夏先生の白いパンツを見たのがきっかけだったりするなど、コミカルな要素は強いが、バスケットボールの描写はしっかり描かれ、手に汗握る展開を楽しむことができる。勝平が繰り出す「千手観音シュート」「宇宙空間シュート」「ウルトラマンシュート」等、数々の予測不可能な必殺技も見どころ。  「SLAM DUNK」「黒子のバスケ」等、今でこそバスケットボールを描いた作品は数多くあるが、「ダッシュ勝平」の連載が始まった1979年当時のスポーツものの少年漫画は野球を扱った作品がほとんどで、バスケットボールを描いた漫画は全くといって良いほど無かった。>もっとみる

男おいどん 講談社出版文化賞 【電子コミック】

男おいどん 著者 ページ数 クチコミ評判
松本零士 343ページ ★★★★★

これぞ男の中の男の生き方

「男おいどん」は巨匠松本零士の代表作の1つで1971年~1973年まで週刊少年マガジンで連載された作品で第三回講談社出版文化賞児童まんが部門を受賞した作品です。本作は70年代青春マンガを代表する作品で、主人公である「おいどん」の大山昇太は4畳半の下宿館に住んでいる夜間高校生で、昼間の勤め先である工場をクビになってからは月謝を払えなくなるため夜間高校を一時中断、そこからこの物語は始まります。 下宿の女主人であるバーサンはおいどんに対しても理解のある明治女性で、ことあるごとにおいどんの味方をしては、下宿代もろくろく催促せずに暖かく見守ってくれる親代わりのような存在です。このバーサンの存在のおかげで、おいどんは下宿を追い出されることもなく、故郷に帰ることもなく、夜間高校へ戻るべく奔走出来るはずなのですが・・・。>もっとみる

750ライダー 【電子コミック】

750ライダー 著者 ページ数 クチコミ評判
石井いさみ ページ ★★★★★☆

累計発行部数2000万部の大ヒット作

750ライダー(ナナハンライダー)は、1975年から1985年まで『週刊少年チャンピオン』にて連載された石井いさみの人気作品で累計発行部数2000万部を誇ります。 本作は、HONDAの750ccのバイク、ホンダ・ドリームCB750FOURをこよなく愛する高校2年生・早川光とその仲間たちとの交流を描いた作品、それが「750ライダー」です。1975年、まだまだバイクを走らせているだけで「不良」と呼ばれた時代に連載が開始され、単行本は50巻を数えるまでのロングランになりました。  連載当初は主人公の光はまさに一匹狼。学校の教師からはバイクを走らせていることで目の敵にされていたり、暴走族から無謀で危険な勝負を挑まれたりと、反社会的でアウトローな内容でしたが、回を重ねるにつれて、純粋にバイクが好きな仲間や親友たちとの交流を描いた青春グラフティーへと変化していきました。>もっとみる

シュマリ 【電子コミック】

シュマリ 著者 ページ数 クチコミ評判
手塚治虫 256ページ ★★★★★

壮大なアイヌの物語

手塚治虫は非常に多くの作品を書いてきたことから、鉄腕アトムなどの有名なもの以外にも隠れた名作があります。そういった作品として知られているものの1つに『シュマリ』があります。 同作品は、手塚治虫が虫プロダクションの社長を退任し、漫画家として再起をかけようという時期に描かれたものです。この作品は、『ビッグコミック』にて)1974年から1976年まで連載された壮大な歴史物となっています。タイトルの名前は主人公のことで、明治時代のアイヌの人々と、開拓使といった内容を見事に書ききった作品です。巻数自体は4巻程度ではありますが、非常に読み応えのある作品となっています。 単なる歴史物ではなく、そこには一人の男の生きざまであったり、愛情であったりが描かれていますので、当時の歴史的背景を知っている人だけでなく、それほど知らない人も楽しめる作品であるといえるでしょう。 特に面白いのは、その登場人物の濃さではないでしょうか。主人公の男らしさは勿論、出てくる人物のどれもが印象深いキャラクターとなっています。>もっとみる

エコエコアザラク  【電子コミック】

エコエコアザラク 著者 ページ数 クチコミ評判
古賀新一 208ページ ★★★★

美少女黒井ミサが活躍するオカルトホラー漫画の最高峰

エコエコアザラクは古賀新一の作品でオカルトホラー漫画の最高峰といっても良い作品で実写映画化、また実写ドラマ化されました。本作品は1975年から1979年にかけて週刊少年チャンピオンの黄金期を支えた作品でもあります。エコエコアザラクの初期は非常に暗い雰囲気をもった作品で、ミステリアスな美少女黒井ミサも謎めいたクールな印象でしたが、徐々に女子高生らしい感受性が出てきて、暗いながらも基本一話完結のストーリーも趣向がこらされていきました。 黒井ミサの裸体も決していやらしいものではなく、どこか神秘的で崇高なイメージで描かれていました。見どころととして、いまでも鮮明に覚えているのは、食堂車を舞台としたミステリアスな物語です。黒井ミサが列車の中で出会った紳士が大食漢で、頻繁に食堂車に行っては肉ばかり注文する。黒井ミサも次第にその食欲に興味を持ちつつも、食堂車の従業員同士の話を漏れ聞いてしまいます。>もっとみる

鳥人大系 【電子コミック】

鳥人大系 著者 ページ数 クチコミ評判
手塚治虫 182ページ ★★★★

人間の鏡としての鳥人大系

「鳥人大系」は、マンガの神様・手塚治虫が1971年~1975年までSFマガジンで連載していた作品です。我が物顔で文明を謳歌する人間に対する警鐘の意味を込めて描かれた作品でもあります。一話一話のストーリーは短編ですが、それぞれが一貫した大きなテーマに沿って描かれた、いわゆる大系ものです。作品タイトルに「鳥人」とあるように、鳥が知能を持ち、人間を駆逐し、人間に取って代わる存在となります。しかしそこで起こったことは、人間の醜い歴史の繰り返しだったのです。 これは「火の鳥」未来編に出てくる進化したナメクジのエピソードとも重なります。しかし、作品の価値は「何を描くか」と同じまたはそれ以上に「どのように描くか」で決まります。「河童」にも火の鳥のナメクジのエピソードにも描かれなかったもの、それは差別です。 鳥人が、自分たちが凌駕し、駆逐した人類を差別するのは当然の態度なのかもしれません。ところが、鳥人同士でも対立・差別が深刻化します。羽の色、模様で差別しあう姿は人間の人種差別の縮図です。>もっとみる

ストレンジャー 【電子コミック】

石ノ森章太郎のストレンジャー 著者 ページ数 クチコミ評判
石ノ森章太郎 218ページ ★★★

石ノ森章太郎のなかなか読むことができない貴重な作品

ストレンジャーは、石ノ森章太郎氏が描いたSF漫画で、1976年9月から『プレイコミック』にて連載された作品です。 この時期に石ノ森章太郎氏が手がけていた主な作品には、秘密戦隊ゴレンジャー、サイボーグ009、ジャッカー電撃隊、仮面ライダーシリーズなどがあります。同時期のそれら有名作品からすると、本作ストレンジャーはややマイナーで、知る人ぞ知る作品だったと言えるでしょう。 主人公の大和亜里(やまと あり)は、鳥取砂丘で巨大なアリジゴクに引きずり込まれます。ジャリという老人と、リリスという少女によってたすけられ、目を覚ました亜里は、そこが元いた日本ではなく、見知らぬ異世界であることに気づきます。亜里とジャリ、リリスは巨大なアリの姿をした昆虫人間に襲われ、遺跡のような建造物に連行されます。>もっとみる

キン肉マン 【電子コミック】

キン肉マン 著者 ページ数 クチコミ評判
ゆでたまご 189ページ ★★★★☆

「努力」「友情」「勝利」の体現マンガ

社会現象を起こしたキン消し(実際痔を消そうとすると大変なことになる消しゴム型フィギュア)を世に送り出した伝説のマンガ「キン肉マン」。この作品はゆでたまごの代表作で1979年~1987年に週刊少年ジャンプで連載され、当時決して強豪マンガ雑誌と言えなかった少年ジャンプを王者の位置に押し上げたるきっかけを作った作品の1つです。 その後、主人公キン肉スグルの息子、キン肉万太郎が活躍するキン肉マン二世が連載されたり、2011年より誌面を変え初代キン肉マンの連載が再開されるなど連載開始から30年以上たった今日でもなお多くの人に愛される作品です。 連載開始当初は完全にギャグ漫画でウルトラマンのように巨大化して戦い、光線で怪獣を倒すといったギャグ漫画でした。天丼と戦ったりもう無茶苦茶です。この頃はよくオナラで空中を飛行していました。しかしながら次シリーズである超人オリンピックの本選からはプロレスマンガにシフトして行きます。このシリーズあたりからキン肉マンは、ジャンプの三本柱である「努力」「友情」「勝利」を体現するマンガと生まれ変わります。>もっとみる