電子書籍の書評ランキング

 
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コミック1990,s

賭博黙示録カイジ 【電子コミック】

賭博黙示録カイジ 著者 ページ数 クチコミ評判
福本伸行 222ページ ★★★★★

勝利かっ!破滅かっ!巧みな心理描写に括目せよっ・・・

賭博黙示録カイジは、「アカギ」や「天和通りの快男児 天」などを生み出した福本伸行作の漫画で1996年~1999年まで『週刊ヤングマガジン』にて連載された人気漫画です。TVアニメ化や藤原竜也主演で実写映画化もされました。 この漫画は、うだつが上がらず、基本的には良くないことが起きれば他人のせいにする屑人間、そして不運な主人公「伊藤カイジ」が、作者福本伸行が考案したオリジナルのギャンブルに挑み手に汗握る勝負を繰り広げ、現状からの打破を図ろうとする物語です。先の見えない勝負に、カイジはロジックを積み上げながら、まさに命をかけて挑んでいきます。 グー、チョキ、パーの三種三枚のカードのやり取りで行われる「限定じゃんけん」 地上数百メートルの高さで、電流の流れる長さ30mの鉄骨を渡らなければならない「人間競馬」 皇帝・奴隷・市民の手札を使い勝利を競う「Eカード」 これらは、作者が作り出したゲームですが、ゲームとしての出来栄えが良く巧みで、そのゲームの定石や攻略法までもがまるで世に存在するゲームが如く考えられ作りこまれています。>もっとみる

サイコメトラーEIJI 【電子コミック】

サイコメトラーEIJI 著者 ページ数 クチコミ評判
安童夕馬(原作)/朝基まさし(作画) 195ページ ★★★★☆

サイコメトラーという造語を世に広めた作品

『サイコメトラーEIJI』は安童夕馬(原作)/朝基まさし(作画)の作品で、1996年から2000年まで週刊少年マガジンにて連載された作品でNTV系列で TOKIOの松岡昌宏主演でTVドラマ化もされた人気作品です。 本作のあらすじは、事件現場に残されている遺留品などに触れることにより物の記憶に触れることができる能力を持った高校生が活躍するというものです。 本作品にて取り扱われるのは殺人事件などの刑事事件がほとんどです。その事件では様々な知識が散りばめられているので、まるで百科事典を読んでいるような気分になります。そして、ストーカーやトラウマといった現代社会の病巣ともいえる事柄を取り扱っていることも特徴の一つです。これらの事柄は一言で話すことは出来ませんし、簡単に解決できるような問題でもありません。しかし、概要を知ることが出来るだけでも大きな意味があると思われます。>もっとみる

哲也~雀聖と呼ばれた男~ 第24回講談社漫画賞少年部門受賞【電子コミック】

哲也~雀聖と呼ばれた男~ 著者 ページ数 クチコミ評判
さいふうめい(原案)/星野泰視(作画) 171ページ ★★★★★☆

ドサ健や出目徳も登場する麻雀マンガ

『哲也~雀聖と呼ばれた男~』は、さいふうめい(原案)/星野泰視(作画)のギャンブル漫画で1997年から2004年まで『週刊少年マガジン』にて連載。2000年には第24回講談社漫画賞少年部門を受賞しました。同年『勝負師伝説 哲也』としてテレビ朝日系列にてテレビアニメが放映され時間帯別では高視聴率を記録しました。 主人公で、「麻雀放浪記」の作者でもある後の「阿佐田哲也」通称「坊や哲」が生まれ持っての天運とイカサマを用いて雀ゴロや玄人(バイニン)相手に麻雀でシノギを削り、毎日を死線で潜り抜ける勝負師としての男の物語を描いたのが哲也~雀聖と呼ばれた男~という作品。 この作品の最大の見どころは様々なイカサマ技を使う強豪玄人、相手に哲也がどのようにしてイカサマを見破り、ワザを返して勝利を得るかという所。自分の山に予め仕込んで置いた有効牌4枚を自分の手牌の不要牌とスリカエる左手芸。予め配牌に大三元が来るように仕込んで置く大三元爆弾。>もっとみる

サル 【電子コミック】

サル 著者 ページ数 クチコミ評判
藤子不二雄(A) 208ページ ★★★

プロゴルファー猿が大人になって帰ってきた

『サル』は、藤子不二雄Aの作品「プロゴルファー猿」の続編にあたる作品です。1999年から2005年にかけてビッグコミック(後にビッグコミック増刊)で連載されました。 「サル」は、プロゴルファー猿から20年後の世界を舞台としています。あらすじは、アメリカで行われるナイキツアーに、20年前日本プロゴルフ界を賑わし、それ以来消息不明となっていたサルこと猿谷猿丸が出場するとの噂を聞き、以前から猿丸に興味をもっていた「パーティ」誌の記者・香織はカメラマンを引き連れてアメリカへと赴くところから物語は始まります。>もっとみる

GS美神 極楽大作戦! 1993年度小学館漫画賞受賞作 【電子コミック】

GS美神 極楽大作戦!! 著者 ページ数 クチコミ評判
椎名高志 184ページ ★★★★☆

傑作ギャグオカルト漫画

『GS美神 極楽大作戦!!』は1991年から1999年まで『週刊少年サンデー』にて連載された椎名高志の代表作です。コミックスの累計発行部数は7000万部を超え1993年にはテレビ朝日系列でTVアニメ化もされた人気作品です。また翌1994年には映画化もされています。 GS美神 極楽大作戦!は今読み返してみてもシリーズを通して十分に楽しめる漫画です。実は単行本全39巻とかなり長く続いた作品であり、シリーズ前半と後半で見どころが大きく異なります。 前半は、どたばたコメディー要素がかなり強いです。主人公美神令子は美貌を誇る超有能な霊能力者でありながら、人を人とも思わないような守銭奴っぷりとプライドの高さが特徴として描かれます。守銭奴の最たるエピソードは、高校生を助手として時給250円で雇ったことでしょう。法律などなんのそのです。>もっとみる

カバチタレ 【電子コミック】

カバチタレ 著者 ページ数 クチコミ評判
田島隆(原作)/東風孝広(作画)/青木雄二(監修) 240ページ ★★★★☆

ロングヒットの経済法律漫画

カバチタレは、原作:田島隆/作画:東風孝広そして監修にナニワ金融道で有名な青木雄二というラインナップで1999年から2005年まで『モーニング』で連載された作品です。その後『特上カバチ!! -カバチタレ!2-』を、2013年からは第3部となる『カバチ!!! -カバチタレ!3-』が連載れているロングランの人気作品です。カバチタレ2はTVドラマ化もされています。 この作品は、広島の行政書士事務所を舞台に法律にまつわる騒動が起こっていく経済・法律マンガです。タイトルにもなっている特徴的な「カバチタレ」というのは、広島弁で文句や屁理屈を言うこと、言う人を指します。作中でこのセリフが出てきたときは、そこが盛り上がるポイントです。 主人公である田村勝弘が、勤めていたビルメンテナンスの会社を不当解雇されるところから物語が始まります。スナックで飲んだくれていたところ、隣の席に座ったおじさんの言うとおりにすると未払いだった給与が支払われます。これが田村と大野行政書士事務所の所長である大野勇との出会いです。>もっとみる

カードキャプターさくら 第32回星雲賞コミック部門【電子コミック】

カードキャプターさくら 著者 ページ数 クチコミ評判
CLAMP 196ページ ★★★★☆

少女漫画ながら多くの人に支持されたCLAMPの傑作

カードキャプターさくらは『』CLAMPの作品で、1996年から2000年まで『なかよし』で連載された作品です。第32回星雲賞コミック部門も受賞した人気作品でNHKでTVアニメ化もされました。 カードキャプターさくらの見どころは、物語の鍵となるクロウ・カードの種類の豊富さがまずあります。光、闇、炎、水、といったファンタジーの定番のようなものから、個性的なものまで様々です。そして飛び散った先も様々で、封印をするまでの物語もカードごとに異なります。それぞれの物語を楽しむのも醍醐味です。>もっとみる

るろうに剣心-明治剣客浪漫譚- 【電子コミック】

るろうに剣心 著者 ページ数 クチコミ評判
和月伸宏 196ページ ★★★★☆

幕末から維新へかけての流浪人の物語

「るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-」は、和月伸宏の作品で1994年から1999年まで週刊少年ジャンプで連載された人気漫画です。また1996年にはフジテレビ系列でTVアニメ化もされました。記憶に新しいところであれば2012年に「佐藤健」主演で実写映画化もされており、2014年8月1日より実写映画の2部の公開も始まります。 るろうに剣心は、江戸末期の争乱が終わり、維新が成った明治時代初期の日本を舞台に、古流剣術飛天御剣流を操る剣客、緋村剣心の物語です。剣心は全国を旅する流浪人として、神谷活心流道場の師範代である神谷薫と出会います。このとき薫は、神谷活心流を名乗って辻斬り行為をおこなう「人斬り抜刀斎」なる人物を探していました。>もっとみる

憂夢 【電子コミック】

憂夢 著者 ページ数 クチコミ評判
藤子不二雄(A) 265ページ ★★★

笑うせぇるすまんと並ぶブッラクユーモアマンガ

『憂夢』は、藤子不二雄(A)の作品で1991年から1995年までビッグコミック オリジナルで連載されていた青年向けコミックです。ブラックユーモア作品として有名な作品です。 人通りの少ない通りにあるというレンタルビデオショップ「憂夢」。このビデオショップには何かただならぬ悩みを抱えたお客さんがやってきます。そのお客さんたちを幸せにするためなのか、はたまた不幸にするためなのか、ここでは9990円で1泊2日でビデオを借りることができます。そのビデオは見た人の夢を現実のものにしてくれる不思議なビデオなのですが、必ずしも夢は叶うべきものではなく、夢であったほうが良かったものもあるのです。>もっとみる

喪黒福次郎の仕事 【電子書籍】

喪黒福次郎の仕事 著者 ページ数 クチコミ評判
藤子不二雄(A) 199ページ ★★★

兄とは違う仕事の流儀

『喪黒福次郎の仕事』は藤子不二雄(A)の作品で、文藝春秋『カピタン』で1997年~1998年にかけて連載された作品で、どこかで聞いたことがある名前だぞ・・・と思われる方も多いと思いますが、そう『笑ゥせぇるすまん』の主人公『喪黒福造(もぐろふくぞう)』の弟なのです。 さぞかし人をそそのかし不幸にしてくのだろうとページをめくると、本作の主人公黒福次郎はきっぱりと兄とは違うと宣言します。兄は「人の心の奥に潜む欲望をかりたてその人を破滅に追い込む」魔性の行為を働いているけど、自身は兄とは違い人を助けることが仕事であり、「ふとしたことから人生の落とし穴へおちこんだ人に救いの手をさしのべ落とし穴からだしてあげる」と。 なるほど、そうは言っても兄の所業を考えると怖い人は笑顔でやってくるんでしょ・・・と思いながらページを進めていくと、>もっとみる