電子書籍の書評ランキング

 
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コミック

原始少年リュウ 【電子コミック】

石ノ森章太郎の原始少年リュウ 著者 ページ数 クチコミ評判
石ノ森章太郎 ページ ★★★

石ノ森章太郎自身の手によるリメイク漫画

原始少年リュウは、石ノ森章太郎の作品で1971年に週刊少年チャンピオンで連載された作品です。本作は1969年に週刊少年マガジンで連載されたリュウの道を石ノ森自ら脚色した作品でもあります。また本作はTBS系列でTVアニメにもなりました。 時は原始時代、「りゅうの王」を呼び寄せると云われた不吉な白い子として生まれた「リュウ」。リュウは、母と引き離され部族にいけにえとして、りゅうの王に捧げられ喰い殺されるところを、猿人に拾われ育てられます。 原始人達に恐れられている、りゅうの王とは、肉食恐竜のことです。肉食恐竜に、家族や仲間を殺された様々な部族が、仇を取ろうとりゅうの王を探す旅に出かけます。成長したリュウはある日、猿人の群を離れ、自分を生んだ母を捜す旅に出ることに。ある日、人間の女「ラン」に出会い、一緒に旅をしていた矢先、全ての部族統一を狙う「タカ」が現れます。 タカもまた、リュウを不吉な白い肌として目の仇にします。ランはタカに身を捧げる事を条件にリュウを助けてくれるように頼みますが、タカはリュウを死の谷に突き落としてしまったのです。>もっとみる

DRAGON BALL(ドラゴンボール) 【電子コミック】

ドラゴンボール 著者 ページ数 クチコミ評判
鳥山明 175ページ ★★★★

国民的ならぬ世界的バトル漫画

言わずと知れた鳥山明の日本を代表する漫画『DRAGON BALL(ドラゴンボール)』は、週刊少年ジャンプの黄金期を支えた作品の代表作です。本作は1984年から1995年まで週刊少年ジャンプで連載されていた作品ですが、あまりにも人気が高くまた商業的にも大成功を収めていたため、連載をやめるにやめられなかったと伝えられています(関連した企業の業績や株価にダイレクトに影響が反映されるため)。 そんなドラゴンボールですが連載初期の頃はそれほど人気が高い作品ではありませんでしたが、天下一武道会が始まりバトル路線が強くなると支持をどんどんあつめフリーザー編では人気は最高潮に。>もっとみる

ママレード・ボーイ 【電子コミック】

ママレード・ボーイ 著者 ページ数 クチコミ評判
吉住渉 191ページ ★★★★

王道ラブコメ少女マンガ

吉住渉が「りぼん」で1992年から1995年まで連載されていた少女マンガで、TVアニメ化や台湾で実写ドラマ化されている人気作品です。「ママレード・ボーイ」は、高校一年生の小石川光希と同じく高校一年生の松浦遊を中心に、その家族や友人、元恋人など周囲の人たちがそれぞれの恋を経験する恋愛漫画です。 主人公である小石川光希は、突然両親から離婚することを告げられます。しかも、ハワイ旅行で出会った松浦夫婦と恋に落ち、光希の母親がその夫と、光希の父親がその妻と親密になり、お互いパートナーを交換してそれぞれ再婚することになったという突飛なことを聞かされます。さらに、松浦夫婦の息子も含めてみんなで一緒に暮らすことになってしまいます。 そして光希は、松浦夫婦の息子である遊に惹かれ、お付き合いを始めます。これだけでもかなり複雑な関係になりますが、そこがこの作品の見どころです。さらに遊の元恋人である鈴木亜梨実や光希の友人である須王銀太も絡んできてとても忙しい展開になります。>もっとみる

リボンの騎士 【電子コミック】

リボンの騎士 著者 ページ数 クチコミ評判
手塚治虫 234ページ ★★★★☆

ストーリ少女マンガの先駆的作品

リボンの騎士手塚治虫の代表作の1つでTVアニメ化もされた有名作品。1953年に「少女クラブ」後に「なかよし」などでも連載された少女マンガです。 物語の構図は単純で、勧善懲悪「悪役の悪だくみによってお城を追われた王位継承者サファイアが、数々の困難を乗り越えてまた祖国に返り咲き、幸せになる」お話です。絵柄もこの時期の手塚治虫作品のとおり、丸っこくてかわいらしく、このおとぎ話的な世界観に見事にマッチしています。 しかし、それだけでは終わらないのがこの物語の設定。なんと、主人公サファイアは男の心と女の心を二つ持ったトランスジェンダーなのです。心を入れ替えたりするだけで男になったり女になったりと、体の変化はどうなっているんだと思わざるを得ないのですが、恐らくもともと女の子として生まれる予定だったのを考えると、体は女性だったのでしょう。 彼であり彼女である「リボンの騎士」が、その二つの心を便利につかったりそのせいで変な悪魔に目をつけられて余計にひどい目にあったりと、この設定のおかげで見どころが倍増されています。>もっとみる

遊☆戯☆王(遊戯王) 【電子コミック】

遊☆戯☆王 著者 ページ数 クチコミ評判
高橋和希 312ページ ★★★★☆

カードゲームの王様の原作

遊☆戯☆王は1996年から2004年まで週刊少年ジャンプで連載されTVアニメ化もされ、カードゲームの販売でも大成功した作品です。今でこそ遊戯王といえばカードゲームを連想する方が多いでしょうが、作品の初期の頃は武藤遊戯の別人格である闇遊戯が悪人を裁くことを繰り替えすスタイルでした。初期の頃はカードゲームはまったくでてきません。しかし、いずれの時期であっても人の心に関しての物語であることが遊戯王の見どころではないでしょうか。闇遊戯の懲悪の方法はゲームであり、闇遊戯が負ければ悪人たちは裁かれることもありません。しかし、ゲームを通して悪人たちは欲望をすべてさらけ出してしまい、それゆえに負け罰を受けてしまうのです。 ゲームは心理戦を伴うものもありますが、カードゲームが主流になった時点でもやはり命のやり取りをしなければならない危険なゲームは存在しているのです。また、敵役・悪役に限らず闇遊戯や体の持ち主である武藤遊戯その人、彼らを取り巻く味方の人々にも心の闇、心が抱える問題はのしかかってきます。>もっとみる

セクシーコマンドー外伝 すごいよ!!マサルさん 【電子コミック】

セクシーコマンドー外伝 著者 ページ数 クチコミ評判
うすた 京介 192ページ ★★★★☆

今思えば何が外伝であったのか?

セクシーコマンドー外伝 すごいよ!!マサルさんは1995年から1997年まで週刊少年ジャンプで連載された作品で、連載終了後の1998年TVアニメ化されました。 セクシーコマンドー外伝 すごいよ!!マサルさんの見どころは、フーミンこと藤山起米粒が花中島マサルと出会い、そこから半ば無理やりのように友人として扱われるところから始まります。一風変わった容貌と不可解な言動のせいで、校内では変な人として有名なマサルと、常識人ながらマサルに振り回されることになるフーミンのギャグ要素満載なストーリー展開が特徴です。 マサルはセクシーコマンドーと呼ばれる特殊な格闘技のようなものを得意としており、セクシーコマンドー部を作ります。その部には、マチャ彦こと近藤真茶彦、キャシャリンこと磯部強、アフロ君こと佐藤吾次郎、モエモエこと北原ともえが入部し、それにマスコット的存在であるメソ、顧問であるトレパンなどが加わり、校内で様々な事件に遭遇したり、合宿やセクシーコマンドー大会などを経験して仲を深めていきます。>もっとみる

クレヨンしんちゃん 【電子コミック】

クレヨンしんちゃん 著者 ページ数 クチコミ評判
臼井儀人 121ページ ★★★★☆

国民的な作品ながら何かと物議を醸す大作

クレヨンしんちゃんは1990年より漫画アクションで連載を開始し、その後まんがタウンに誌面を移し2010年まで連載された臼井義人の作品です。作者が登山中亡くなられたため終了してしまいましたが、そのご元アシスタントらによって新クレヨンしんちゃんが連載されています。 クレヨンしんちゃんは、いたずらが大好きで活発でちょっとおませな5歳の幼稚園児が主人公です。両親や幼稚園など、周囲の大人たちを巻き込み大騒動をするほのぼのとしたギャグの物語です。涙が出るほど感動する話もあったり、おなかが痛くなるほど笑う話もあったりと、ヒューマンドラマの要素もあります。登場してくる主要キャラクターも個性があってとても愉快です。>もっとみる

ジャングル大帝 【電子コミック】

ジャングル大帝 著者 ページ数 クチコミ評判
手塚治虫 173ページ ★★★★★

アニメ版とは違う原作のジャングル大帝

一般的には、「ジャングル大帝」は原作よりもアニメを見た人の方が多いと思われます。原作を読むと、アニメではお馴染みのマンドリル「マンディ」が原作にはいないことに驚くかもしれません。しかし、見どころはもっと根源的な違いにあります。アニメでは勧善懲悪的な二元論が展開されていますが原作では必ずしもそうではありません。アニメでは一貫して「自然」を守ろうとする者と、脅かそうとする存在の対立が描かれており、レオの子どもたちがあらたなジャングルを守る存在となりレオと妻のライアがそれを見守るというラストとなっています。 しかし、原作ではライアは病死し、レオは冬山でヒゲオヤジを救うために自らの命を捨て、ヒゲオヤジは泣きながらレオの肉を食べて生き延びます。この悲惨とも言える結末は、原作とアニメの端的な違いを物語ります。原作においても自然を守る大切さは語られているものの、自然の摂理とは他者の命を奪って自分が生きること。この理からは、例えジャングルの王者の主人公であっても逃れられないという相対的な視点を示しています。>もっとみる

BASTARD!! 【電子コミック】

BASTARD!! 著者 ページ数 クチコミ評判
萩原一至 197ページ ★★★★☆

美しきハイファンタージBASTARD!!

BASTARD!! -暗黒の破壊神-は萩原一至の作品で、1988年~週刊少年ジャンプで連載が始まりその後週刊少年ジャンプ増刷号やウルトラジャンプで現在も連載が続いているダークファンタジーマンガです。その世界観はファンタージ成果の王道ともいえる作品で、初期にはテーブルトークRPGの影響を色濃く受けているところが散見されます。 バスタードは週刊誌の連載とは思えぬほどの作画クオリティで、その美しさに目を見張るものがあり、作者の単行本へのこだわりが相当に感じられるので、単行本で一気に読むのがお勧めです。 あらすじはというと、ダーク・シュナイダーという非道な魔法使いが自分の都合で戦い、結果人類を守るために闘っているという当時からのジャンプの王道主人公とは様相をたがえます。のちに味方になっていくもと配下であったライバル達と戦いながらも、最終的にともに巨悪を倒していくという内容ですが、最大の見どころはその魔法の派手さで、初期はモンスター一体を倒したり、城を破壊するという魔法が、現在では宇宙レベルでの戦いの中での魔法を使っており、その魔法のインフレーションはある意味目を見張ります。また魔法名には洋楽のメタルバンド名が頻繁に使われており、そちらに詳しい人はクスリとくることでしょう。>もっとみる

XXXHOLiC (コミック)【電子書籍】

×××HOLiC 著者 ページ数 クチコミ評判
CLAMP 182ページ ★★★★☆

美しく妖しきCLAMP作品

2003年~2011年まで週刊ヤングマガジン別冊少年マガジンで連載され、TVアニメ化もされたCLAMPの人気作品です。また「ツバサ-RESERVoir CHRoNiCLE-」や「BLOOD-C」といった人気作品ともリンクしている作品でファンはどれも見逃せません。 ×××HOLiCの見どころは登場人物たちの面白おかしい日常のなかに潜む、少しホラーめいた怖さです。主人公の四月一日(ワタヌキ)君尋は、壱原侑子が店主をしている願いが叶う店で働くことになります。願いが叶う店らしくそこを訪れる客は皆、それが人間であっても、或いはアヤカシをはじめとする人間ではないものたちであっても、様々な願いの成就を求めてやってきます。しかし、願いを叶えるためには対価が必要です。それは普通のお店のように、お金で交換ということではありません。客人の願いによって対価も様々です。 願いを叶えるための対価は、願うことの大きさに応じて重くなります。大変な願いを叶えるためには、大切なものを対価にしなければいけない。逆に言えば、どんなに悪いとされることでも相応の対価を払えば叶ってしまうのが、このお店の特徴でもあります。客人の中には、そういた良くない人間も少なくないのです。>もっとみる