電子書籍の書評ランキング

 
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文藝・小説・エッセイ・詩集

近藤謙司とシミュレートするエベレスト登山

近藤謙司とシミュレートするエベレスト登山 著者 ページ数 クチコミ評判
近藤謙司 115ページ ★★★★☆
今回は、2011年AGエベレスト登山隊の一部始終を、当時の実況ブログを再編し電子書籍化!頻繁に更新されていたブログは登山に興味がある人だけでなく、多くの人がわくわくどきどきしながら見守っていたに違いない。>もっとみる

ホテルローヤル直木賞受賞作品【電子書籍】

ホテルローヤル 著者 ページ数 クチコミ評判
桜木紫乃 200ページ ★★★☆
直木賞受賞作「ホテルローヤル」 本書は7篇から成る連作短編集で釧路郊外にあるラブホテルを舞台にして、そこで起こる様々な恋愛や事件、人間模様を描いた作品です。ラブホテルというと一般的にはあまり良いイメージの場所とは言えないかもしれません。ホテルローヤルという題名からして官能小説の類かと間違えてしまいそうなほどです。しかし、そういった場所に関わり愛着を持つ者、忘れがたい思い出を持つ者、それぞれの物語が存在するのだという事を思い知らされます。 ホテルローヤルを訪れたカップルの隔たった恋愛感覚に苦悩する女性の姿もあれば、閉館に迫られた時に働いていた職員が見てきた世界や思い出、ホテルに対する名残惜しさ、さらには、心中事件などもありますがそこにサスペンス的な要素は一切なく人の生き死が関わってきてもなお、人の心の内を考えさせら>もっとみる

「プロポーズはいらない」(著・中村うさぎ)

中村うさぎプロポーズはいらない 著者 ページ数 クチコミ評判
中村うさぎ 122ページ ★★★★
最近映画監督松本人志の「大日本人」を酷評し話題になった中村うさぎの作品。 どの時代の女性も共感できるこの物語。転んだままの人もいれば、タダでは転ばない人もいる。自分らしく生きることの意味や大切さを千鶴が教えてくれます。女友達と話しているような感覚で読めてしまうこの本は、これまでと変わらない中村うさぎさんの口調が健在。リアルすぎて、笑えたり、納得したり、ちょっと涙ぐんだり。女の在り方に対して模索してきた中村うさぎが出した結論とは・・・!>もっとみる

陰日向に咲く 【電子書籍】

陰日向に咲く 著者 ページ数 クチコミ評判
劇団ひとり 221ページ ★★★★

劇団ひとりの力作 陰日向に咲く

お笑い芸人である劇団ひとりの小説、ということで読む前には意識していないつもりでも頭のどこかに「芸能人の戯れ」ではないか、という感覚がありました。 その無意識の意識も踏まえて、この「陰日向に咲く」はかなり面白い内容でした。短編の体をとり、幾人かの奇異な、でもどこか現実臭をまとった人生のパーツを切り取りながらそれらのパーツが実はもう少し大きな絵画を作り出すパズルのピースだった、という展開。展開そのものは今まで見たことがなかった、という類のものではないのですが「陰日向に咲く」のそれは前述したように「お笑い芸人が書いた」独特な感性も垣間見えました。 劇団ひとりさんはコントテイストの、役に入り込むタイプの芸をされる方なのですが「陰日向に咲く」に出てくるそれぞれの主人公、実はすべて彼が演じるコントのキャラクターなんじゃないか、と思わせる節があります。小説として読みながらどこか大衆演劇、しかも喜劇のいくつものシーンを見ている感覚に>もっとみる

記念艦「三笠」

記念艦「三笠」 著者 ページ数 クチコミ評判
公益財団法人 三笠保存会 34ページ ★★★★☆
1904年(明治37年)からの日露戦争では連合艦隊旗艦を務め、連合艦隊司令長官の東郷平八郎大将らが座乗している。歴史ファンにはたまらないバルチック艦隊との交戦が今、蘇る!。>もっとみる

荒木さやか1

荒木さやか 著者 ページ数 クチコミ評判
荒木さやか、米原康正 81ページ ★★★★☆
伝説的写真投稿雑誌『アウフォト』を創刊し、そこからは世界中から高い評価を得る。 「チェキ」を主に使用し、渋谷・原宿の女子を素のままセクシーに撮影すると評判で、 あらゆるメディアから撮影依頼が殺到。>もっとみる

強運を引き寄せる! 魔法の「口ぐせ」リスト

魔法の口癖リスト 著者 ページ数 クチコミ評判
中島 孝志 78ページ ★★☆☆☆
あらゆるシーンで威力を発揮し、あなたの人生を変えてしまう「ことば」を「口ぐせ」にしてしまいましょう。あなたが使うことばで、周囲からの反応もまるで変ってしまう。豊かな人生を送るために「魔法のことば」を手に入れる!>もっとみる

だって、買っちゃったんだもん!~借金女王のビンボー日記Ⅱ~【電子書籍】

だって、買っちゃったんだもん!~借金女王のビンボー日記2~ 著者 ページ数 クチコミ評判
中村うさぎ 121ページ ★★★★☆

借金地獄のビンボー日記の第二弾

中村うさぎは、自分をさらしてしまう作家として知られている人ですが、彼女の場合、ユニークに面白く描くことが特徴です。クレジットカードの使いすぎで借金地獄となる人生を歩む中村うさぎの「だって、買っちゃったんだもん!~借金女王のビンボー日記Ⅱ~」は、読む人を愉快にしてくれます。笑ってしまうような内容の本は、浪費に浪費を重ねる買い物大好きの著者の人生がよく描かれています。 あっけらかんとする著者の借金漬けの人生は、非常にユーモアで、決してネガティブなものでないことがなんだか安心感さえ与えてくれるものとなっています。>もっとみる

「イタい女」の作られ方 自意識過剰の姥皮地獄【電子書籍】

「イタい女」の作られ方 自意識過剰の姥皮地獄 著者 ページ数 クチコミ評判
中村うさぎ 113ページ ★★★☆

イタい女や勘違い女にならないために?

数々の社会学的な観察を行ない、興味深いエッセイや小説を書く中村うさぎは、特に女性に関する現代女性について面白く描いています。中村うさぎの「「イタい女」の作られ方 自意識過剰の姥皮地獄」は、傑作エッセイの「美人とは何か? 美意識過剰スパイラル」に続く第2段として話題となっている本です。 この本は、多くの女性に人気があり、日本の民話「姥皮」の若くて美しい娘が姥皮をかぶって醜い老婆に変身して幸せをつかむといように、年甲斐もなく必死で若作りをして、若い男に入れ揚げている女性や太っていることを「巨乳」と自意識しており平然とモテ自慢などをする女性、さらにはモテないのに男好きで合コンなどの場で妙にはしゃぐ女性の自意識の正体について繊細に論じています。>もっとみる

暗いところで待ち合わせ

暗いところで待ち合わせ 著者 ページ数 クチコミ評判
乙一 262ページ ★★★☆☆
ヒロアキはヒロアキでミチルの家で息を殺しながら暮らしていくのですが、食器棚から土鍋が落ちてミチルにぶつかりそうになるのを助けたり、ミチルがつけっぱなしにしたストーブの強くなりすぎた火を弱めてあげたりなどします。ミチルもそれが分かり2人の間に名づけようのない関係が出来上がります。最終的には事件は解決するのですが、見どころはとしてこれは二の次だと正直私は思っています。>もっとみる