第五章 自分そっくりな石像と心を通わせて正拳突き覚えるような感覚 全5回というお約束の下で書かせていただいていた本コラムも、いよいよ第5回目となってしまいました。 これでもう終わってしまうのかと思うと56億個くらいの感情が渦巻いてしまって、小田和正くらい言葉にできませんが、強いて何か1つ挙げるとするならば「寂しい」です。...(2017年09月27日) >もっとみる
第四章 そっちじゃないよって言われても俺はこっちに行きたい あっという間に僕のコラムも第4回を迎えることとなったわけですが、自分の文章が電子書籍ランキング.comさんのページに掲載され、全国の皆様のおめめに触れ、あな恥ずかしやと乱れ踊るなどしている間に、次回のコラムを入稿せねばならないという、五郎丸も腰抜かすほどのこのルーティンワークにいまだに慣れず、「ええ!もうそんな時間かい!?」と日曜の夕方に現れるあの海鮮一家...(2017年09月20日) >もっとみる
第三章 ロマリアから即アッサラーム向かってあばれザルにボコられる 僕は明日(8日)、お仕事でいわゆるひとつの札幌に向かう。高校の修学旅行で行った時の記憶を思い出そうと、海馬の引き出しを漁ってみたところ、何もかも埃にまみれたブツばかりで、唯一鮮明だったのが「お母さんからもらった幾ばくかのお小遣いで、小さなカニを買って実家に送りつけた」というもののみだったので、当...(2017年09月13日) >もっとみる
第二章 ビスタ港出たらアンクルホーンに囲まれたみたいな絶望 これを書いている今時分は、8月31日24時47分。この2回目のコラムの締切りが9月1日。日付的には『今日』だ。 それだというのに、僕は今から筆を進めようというのだから片腹どころか両脇腹が痛い。 確かに「うわー締切り間近じゃーん、こいつぁいっけねえ」などと上級者みたいな口ぶりで嘯きつつ、カチャカチャとキーボード...(2017年09月06日) >もっとみる
序章 始まりの書 電子書籍ランキング.comさんにて僕の連載スタートが決定したのが7月の25日。 それから一か月余り…。僕は初めて書く「コラム」などという自分が幾度となく見聞きしてきたものの、その得体の知れなさに戦々恐々とし、部屋の隅で虚空を見つめながら日が過ぎていくのを待つことで生命をギリ保ち現在に至ります。自分でもよく生きたなあと思います。...(2017年08月30日) >もっとみる