電子書籍の書評ランキング

#817 さりげなく、拍手もなく。
あなたのさりげなさが好き。
あなたと、カフェのテラス。
建物の奥に、バーカウンターがあるから、バーかもしれない。
早い夕食をした後。
夏は、時間が錯覚する。
晩ごはんを食べた後なのに、明るい。・・・>more
#816 雷雨に、テラスで。
あなたの予感が好き。
あなたと、カフェ。
「テレス席も、ありますが」
さっき、天気予報で、「雷雨」と言っていた。
今は、気持ちのいい青空。
あなたは、どうするか。
あなたは、迷わない。・・・>more
#815 漆の器に、口づける。
あなたの唇の感触が好き。
あなたと、和食店。
和食店は、香りが好き。
ずっと、何の香りか気づかなかった。
それは、漆の器の香りだった。
子どもの頃、「漆に触ると、かぶれるよ」と、おばあさんから教わった。・・・>more
#814 秘密基地に、潜入させて。
あなたの秘密基地が、好き。
あなたと尾行をまきながら、謎のビルの狭い階段を登る。
ドキドキしてきた。
階段を登って入るからだけではない。
期待感で、ドキドキしている。
このまま、どこに行くのか。・・・>more
#813 尾行を、まくように。
あなたの私立探偵っぷりが、好き。
あなたと、銀座。
今日は、どこに行くか、楽しみ。
銀座のお店は、路面店を、歩きながら眺めるだけで、楽しい。
大通りから、一本中に入った。・・・>more
#812 あなたの背中の、星空で。
あなたの背中の星空が好き。
あなたの背中に、ボディミルクを、塗っている。
私の楽しみの一つ。
また、体が変わった。
あなたの体は、どんどんかっこよくなる。
コツコツと、トレーニングしている。・・・>more
#811 神様の、絶妙なデザイン。
あなたの背中に、ボディミルクを塗るのが好き。
あなたが、シャワーから出てくる。
「クリーム、塗って」
あなたが、言う。
子どものような言い方が、かわいい。・・・>more
#810 やがて、出会うことになる。
あなたの伏線が好き。
あなたと、ビュッフェ。
この間の、紳士の男の子は、今日はいない。
そのかわり、今日は、淑女がいた。
あなたの背中に、座っている。
お父さんと女の子の二人組。・・・>more
#809 紳士が、紳士を育てる。
あなたの男の子への接し方が好き。
あなたと、ビュッフェ。
このお店は、ヘルシービュッフェなので、ママと子供の組み合わせが多い。・・・>more
#808 全てが、幻想小説のように。
あなたの幻想小説感が好き。
断崖絶壁を、バックで通り越した後、いくらか幅のある道で、止まった。
この幅で、すれ違いできるのかしら。
私達の車は、谷側。
少しでも当たると、こするというより、谷底に落ちてしまう。・・・>more