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コミック1970,s

はいからさんが通る 第1回講談社漫画賞少女部門受賞 【電子コミック】

はいからさんが通る 著者 ページ数 クチコミ評判
大和和紀 214ページ ★★★★★

作者のこだわりがうかがえる大正ロマン

週刊少女フレンドで1977年から1979年に連載された「はいからさんが通る」は主人公玉緒が、大正デモクラシー~シベリア出兵~関東大震災と激動の大正時代を生き抜いていく物語です。主人公がモテモテという設定は、少女マンガの王道とも言えるでしょう。 こマンガの見どころは、人物ひとりひとりがとても魅力的なところです。主役だけでなく、お手伝いさんといった脇役のキャラクターも丁寧に描かれています。ストーリーも、時代の価値観の転換、変貌もきちんと描かれています。また、和歌や歌舞伎などの伝統芸能、外国からの文化であるオペラなも盛り込んであり、内容の深い印象を受けます。>もっとみる

銭ゲバ 【電子コミック】

銭ゲバ 著者 ページ数 クチコミ評判
ジョージ秋山 230ページ ★★★☆

下種人間極まれり!ドラマ化もされたジョージ秋山の名作銭ゲバ

  銭ゲバは1970年から1971年にかけて週刊少年サンデーで連載されていたというから驚きの作品です。主人公の蒲郡風太郎がなぜお金にこだわるようになったのかといった、背景から物語は始まるのですが、多くの漫画の場合だらだらと飽きられがちなものですが、この銭ゲバは違います。なぜお金に汚くこだわるようになったのかというのがさらっと入ってきます。1970年の作品ですので絵などは幾分古い感じがするかもしれませんが、無駄な線が少なくその分読みやすくはっきり言って子供向けではなく大人向けの漫画です。>もっとみる

浮浪雲 【電子コミック】

浮浪雲 著者 ページ数 クチコミ評判
ジョージ秋山 158ページ ★★★★

ジョージ秋山初の青年漫画連載作品

ジョージ秋山といえば、昭和40年代から60年代まで、社会派から娯楽作品まで幅広く活躍されていた作家です。登場人物の絵柄を見るとすぐに「ジョージ秋山」の名前が浮かぶような独特のタッチで、様々な名作が世に出されました。 この浮浪雲は1973年~ビッグコミックオリジナルで連載開始された作品で意外なことに同作がジョージ秋山初の青年漫画進出作品にもなります。浮浪雲はドラマ化されたり、テレビCMに登場するなど大変有名なキャラクターです。主人公は一旦抜けば、滅法強い剣の使い手ではありますが、市井に生き、あまり感情を露わにせず、女性にもモテて、いざ家庭においてはある意味いい加減ながら、父親としての尊厳もどこか漂わせていて、それでいて人情家の一面もある、といういわば男が憧れる生き方を貫いている男らしい男の代表選手と申せるのではないでしょうか。>もっとみる