電子書籍の書評ランキング

 
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コミック1980,s

激!!極虎一家  【電子コミック】

激!!極虎一家 著者 ページ数 クチコミ評判
宮下あきら 190ページ ★★★

硬派な男の世界を代表する宮下作品

激!!極虎一家は1980年から1982年にかけて週刊少年ジャンプで連載された宮下あきらの作品です。当時の青少年たちから絶大な人気を得ていた『私立極道高校』が残念ながら諸事情により打ち切りとなってしまったため、急遽、作られた漫画です。 登場人物も、『虎』という怪力と走ることだけが取り柄という、田舎の中学生が新しい主人公として描かれていますが、前作の主人公であった『学帽政』たちもそろって出演しています。 本作品は、前半こそ人気のあった前作の主人公に目が行きがちでしたが、話が進むにつれて各キャラクターもいきいきとして描かれ、一貫してバンカラな学生を主人公とする男気あふれる硬派な漫画を描き続ける宮下あきらの試金石となるような作品に仕上がっています。>もっとみる

ベルセルク 【電子コミック】

ベルセルク 著者 ページ数 クチコミ評判
三浦建太郎 221ページ ★★★★☆

ダークファンタジーの代表作

ダークファンタジーの金字塔ともいえるベルセルクは、単なるアクション漫画の枠に留まらず、運命、神の存在、正義と悪など哲学的な内容を含みます。 ベルセルクは、作者三浦建太郎によりヤングアニマルにて1989年から(2014年10月現在連載中)連載されている漫画作品です。本作の功績により一般にあまりなじみのなかったヤングアニマルは、一定の知名度有する雑誌にまで成長しました。物語の本筋は、親友グリフィスから絶望的な裏切りを受けた主人公ガッツの復讐劇ですが、話が進むにつれて何もかも失ったはずの主人公にも、新たに仲間や復讐以外の目的ができます。 本作の盛り上がる章はいくつかありますが、やはり人気が高く個人的にも面白いと思うのは鷹の団編ではないでしょうか。主人公ガッツの運命を決定づけた編でもありますが、青春群像劇といったポジティブな面が強く唯一といっていいほど明るい雰囲気でストーリが進む章となっています。しかしながら、この章の結末はもっとも悲劇的で見ていて辛いものがあります。>もっとみる

めぞん一刻 【電子コミック】

めぞん一刻 著者 ページ数 クチコミ評判
高橋留美子 213ページ ★★★★★

高橋留美子の人気恋愛漫画

めぞん一刻は、一刻館というアパートに住むことになった浪人生と、そのアパートの管理人である若い未亡人の恋愛を描いた漫画です。めぞん一刻は高橋留美子の作品でビッグコミックスピリッツにて1980年から1987年まで長期にわたり連載された人気作品です。1986年にTVアニメ化・実写映画化もされています。 めぞん一刻の恋愛自体は純愛ですが、アパートの他の住人たちが個性豊かで、主人公をまるでおもちゃのようにするので、単なる恋愛ストーリーではなく、ギャグもかなり含まれています。この辺は作者である高橋留美子の個性が光っていると言えます。アニメ化もされ、長く放映されたので、漫画も長期連載なのかと思ってしまいますが、出ている巻数はあまり多くありません。その分、漫画の方が濃密だと言えるでしょう。>もっとみる

陽だまりの樹 小学館漫画賞青年一般部門受賞【電子コミック】

陽だまりの樹 著者 ページ数 クチコミ評判
手塚治虫 253ページ ★★★★☆

手塚治虫が描く激動の幕末

「陽だまりの樹」は手塚治虫の作品で1981年から1986年までビッグコミックで連載された作品で2000年には日本テレビ系列でTVアニメ化され、2012年にはNHK BSでドラマ化もされた人気作品です。 本作「陽だまりの樹」は「ブッダ」「アドルフに告ぐ」と共に手塚治虫の後期を代表する大作であり、劇画テイストなタッチで描かれています。幕末の志士達の人間模様を描いており、坂本龍馬、山岡鉄舟、福沢諭吉、勝海舟、グラバーなど錚々たる歴史的偉人が登場します。しかし主人公は二人の無名の人物です。 一人は手塚治虫の先祖、手塚良庵で、もう一人は凄腕の侍、伊武谷万二郎です。医者の良庵は女遊びが大好きで、ちゃらんぽらんな男ですが、仕事に関しては情熱的で多くの人々を救い、幕府を助けるような仕事をやり遂げます。万二郎は頑固で一本気、良庵と事あるごとに対立しますが、強い友情で結ばれています。万二郎も凄腕の剣術で多くの人を救い、幕府に対して多大な貢献をします。>もっとみる

魁!!男塾  【電子コミック】

魁!!男塾 著者 ページ数 クチコミ評判
宮下あきら 194ページ ★★★★☆

民明書房主催「民明漫画賞」受賞作品

魁!!男塾は、1985年から1991年まで週刊少年ジャンプで連載された宮下あきらの代表作です。フジテレビにてTVアニメ化もされ2007年には実写映画化もされた人気作品です。 魁!!男塾についてはどこからどう解説していけば良いか迷うほど見どころ満載な作品です。まず物語初期についてですが、これは大人になってから読んだほうが度肝を抜かれることでしょう。この物語初期の作風を何と表現していいかわかりませんが、wikipediaの言葉を借りて述べるのならば「軍国主義テイストのギャグ漫画」となっています。そしてその描写ですがそうそうお目にかかることができないパワーで漲っており、この描写を見るためだけに1巻だけでも目を通すべきです。 また物語が人気になったのは多くのジャンプ漫画がそうであるように、本作魁!!男塾もバトル主体になってからです。驚邏大四凶殺(きょうらだいよんきょうさつ)編、大威震八連制覇(だいいしんぱーれんせいは)編、天挑五輪大武會(てんちょうごりんだいぶかい)編で多くの読者から支持をえられました。個性的なキャラが個性的な戦いを演じますが個人的にベストバウトは天挑五輪大武會での男爵ディーノです。涙なしでは見られません。>もっとみる

Dr.スランプ 【電子コミック】

Dr.スランプ 著者 ページ数 クチコミ評判
鳥山明 383ページ ★★★★☆

鳥山明の伝説的ギャグ漫画

Dr.スランプは、マンガ界の頂点に君臨する一人といっても過言ではない鳥山明の作品です。鳥山明がドラゴンボールを描く前に週刊少年ジャンプで1980年から1984年まで連載されていた作品で、TVアニメもなり昭和50年代生まれの人間にとっては知らない人はいないほどの認知度を誇っています。また海外でも放送され国内外で非常に評価が高い作品です。 余談ではあるがアニメの知名度が極めて高かったせいか原作の正式名称はDr.スランプであるが、アニメのタイトルである『Dr.スランプ アラレちゃん』が原作漫画の作品名と勘違いして認識している人も多い。 この作品の見どころは、鳥山明ワールドの設定そのものです。まず前向きで非常に明るい世界であることがあげられます。読んでいて、そして絵柄を見ているだけで十分愉快な気持ちにさせてくれます。またメカに関しての描写は作者のこだわりが十分伝わるものがあり、非常に上手に描かれています。>もっとみる

落第忍者乱太郎 【電子コミック】

落第忍者乱太郎 著者 ページ数 クチコミ評判
尼子騒兵衛 190ページ ★★★★★

累計発行部数800万部の忍者ギャグ漫画

室町時代後期から戦国時代を舞台に、忍者の学校で奮闘する少年が主人公のギャグマンガが「落第忍者乱太郎」です。本作は尼子騒兵衛の作品で『朝日小学生新聞』にて1986年から連載されており累計発行部数は800万部の人気漫画でNHK系列で「忍たま乱太郎」としてTVアニメにもなっています。 時は戦国の世、先祖代々忍者の血筋である乱太郎が忍者の養成学校として有名な忍術学園で、同時期に入学し友人となる、きり丸、しんべえとともに第一線で活躍できる一流忍者になるべく鍛錬を開始しますが三人そろって成績は常に落第ギリギリで、追試や補習授業が毎日のように課されます。一流忍者への道は遠いかと思いつつ、そんな彼らの周りでは常に事件が起こってしまいます。乱太郎、きり丸、しんべえの三人組はとっさの機転と運を味方につけて大活躍します。時には大失敗もありますが、そういったところも見どころです。>もっとみる

逮捕しちゃうぞ 【電子コミック】

逮捕しちゃうぞ 著者 ページ数 クチコミ評判
藤島康介 216ページ ★★★★☆

マシンマニアを満足させる秀作

『逮捕しちゃうぞ』は、1986年から1992年まで「モーニング・バーデイ増刊」に連載されていた作品で、作者は「ああっ!女神さまっ」で有名な藤島康介です。1994年にはOVA化の後にTBS系列でTVアニメ化もされ、2002年にはテレビ朝日系列で実写ドラマ化もされている国内だけでなく海外にもファンが多い作品です。 主人公である女性警察官「辻本夏実」「小早川美幸」が、警察仲間たちとともに画面せましと暴れまわるアクションコメディ作品になっています。見どころとして特筆すべき点は、数多く登場する非常にマニアックなマシン描写に尽きます。作品には多くのマシン(主に車・バイク)が登場し、そのどれもが非常に細かい描写で描き分けられています。またそこから展開されるアクションシーンは、マシンに興味が無い方でも「かっこいい」と感じさせ、他のカーレース作品とはまた違うマシン達への愛を感じることができます。よりマニアックな視点からみれば、にやりとさせるマシンが作中に散りばめられており、最後まで飽きさせません。>もっとみる

ジョジョの奇妙な冒険 【電子コミック】

ジョジョの奇妙な冒険 著者 ページ数 クチコミ評判
荒木飛呂彦 186ページ ★★★★★
1986年週刊少年ジャンプで連載が開始され、今なお誌面を変え連載されている長寿作品です。ジョジョの奇妙な冒険は、毎回画集でも眺めているかのような、緻密でクオリティの高いイラストを楽しむことができる漫画です。そして作品名の通り世界観は奇妙そのもの。 石仮面やエイジャの赤石と言った怪しげで恐ろしい力を持ったアイテム設定。そして、それを巡る攻防が物語の盛り上げに一役買います。さらに、波紋やスタンドといった特殊能力の存在が面白さを加速させます。また、心に残って思わず使ってしまうような魅力的なセリフも楽しみの一つです。URYYYYYYYYや世界一ィィィィィなど、とにかく奇抜ですがインパクトは絶大です。また本作のセリフは、よくインターネット掲示板などでパロディ化され使われているので、本作を始めてみる人には元ネタこれなんだぁ!とあらたな感動に立ち会えます。 また「ジョジョ立ち」と言われる独特のポーズもあるなど、こういった一つ一つの奇妙、奇抜な設定が交じり合うことで、唯一無二の洗練された作品ができあがっています。ユニークな能力を持った敵の存在もさることながら、その敵をどうやって倒すんだろうと思いながら読み進めて行く楽しさもあり、心理戦もあり、意外性のある展開と見どころ満載で目が離せません。>もっとみる

白鳥麗子でございます!第13回講談社漫画賞少女部門受賞 【電子コミック】

白鳥麗子でございます! 著者 ページ数 クチコミ評判
鈴木由美子 184ページ ★★★

局を超え、二度ドラマ化された傑作漫画

「白鳥麗子でございます!」は、1987年から1991年にかけて『mimi』に連載された人気作品で、第13回講談社漫画賞少女部門を受賞しています。また1989年にはTBS系列で、1993年にはフジテレビ系列でテレビドラマ化(2期)されています。 「白鳥麗子でございます!」の見どころは、主人公の高すぎるプライドです。主人公の白鳥麗子は、容姿端麗でお嬢様なのですが、性格に少々難ありのようです。麗子に降りかかるすべての困難は、高すぎるプライドが何よりの原因なのです。しかし麗子はそんなことには全く気が付いていません。しかも超がつくほどの楽天的な思考の持ち主で、それが勘違いの大暴走を巻き起こしていきます。>もっとみる