漫画史上屈指の最悪な読後感
『地獄の子守唄』は、「日野日出志」の代表作の1つで、表題作「地獄の子守唄(少年画報1970年)」の他「胎児異変 わたしの赤ちゃん(週刊少年キング1973年)」・「恐怖列車(少年アクション1976年)」・「蔵六の奇病(少年画報1970年)」の4つの短編漫画が併録された電子書籍版のコミックスです。
表題作「地獄の子守唄」は、漫画史上屈指の読後感が悪い作品としても有名です。どのように悪いかは、ここではあえてネタバレせず、是非ご自身の目で確かめていただきたいと思います。前置きも周到で作者である日野日出志は「これから、狂気と異常にみちた恐るべき告白をする」旨を伝え、「気の弱い人や病人はこれから話す物語を見るべきでない」と念を押しています。
さらに「わたしはもちろんのこと編集部も責任を負わないからそのつもりで!!」と最終警告をしたうえで日野日出志は告白を始めます。わたしは狂っているのだろうかと発作が起こると自損行為を行う現在のわたしから幼少期の思い出に話が移行します。幼少期の思い出として生きたまま動物を火あぶりにしたり、犬の臓器を取り出し持ち帰り宝物として隠し持つなど確実に危ない、猟奇趣味全開の人間性を告白します。
『地獄の子守唄』は、「日野日出志」の代表作の1つで、表題作「地獄の子守唄(少年画報1970年)」の他「胎児異変 わたしの赤ちゃん(週刊少年キング1973年)」・「恐怖列車(少年アクション1976年)」・「蔵六の奇病(少年画報1970年)」の4つの短編漫画が併録された電子書籍版のコミックスが発売されています。
まず表題作「地獄の子守唄」は、漫画史上屈指の読後感が悪い作品としても有名です。どのように悪いかは、是非ご自身の目で確かめていただきたいです。前置きも周到で作者である日野日出志は「これから、狂気と異常にみちた恐るべき告白をする」旨を伝え、「気の弱い人や病人はこれから話す物語を見るべきでない」と念を押しています。
さらに「わたしはもちろんのこと編集部も責任を負わないからそのつもりで!!」と最終警告をしたうえで日野日出志は告白を始めます。わたしは狂っているのだろうかと発作が起こると自損行為を行う現在のわたしから幼少期の思い出に話が移行します。幼少期の思い出として生きたまま動物を火あぶりにしたり、犬の臓器を取り出し持ち帰り宝物として隠し持つなど確実に危ない、猟奇趣味全開の人間性を告白します。>もっとみる |