電子書籍の書評ランキング

 
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ライトノベル

アリソン【電子書籍】

アリソン 著者 ページ数 クチコミ評判
時雨沢恵一(著),黒星紅白(イラスト) 363ページ ★★★★☆

練り上げられた世界観

アリソン、そしてリリアとトレイズという2つの作品は、とても面白い作品です。それぞれは別のシリーズなのですが、同じ世界観の中で繰り広げられる冒険譚となっております。 それぞれの作品についてですが、まずアリソンですが、全3作、4冊の長編作品となっております。飛行機乗りになる為に軍人になった女の子、アリソンと、学業優秀かつ銃の腕前はピカイチなヴィルの二人。この主役たちは、ロクシェとスー・ベー・イルという2つの国を舞台に、暴れまわっていくことになります。その暴れ方は、実に豪快! 破茶滅茶に飛行機を乗り回すアリソンと、振り回されるヴィルのキャラは互いに非常にマッチしてますね。>もっとみる

問題児たちが異世界から来るそうですよ? シリーズ【電子書籍】

問題児たちが異世界から来るそうですよ? 著者 ページ数 クチコミ評判
竜ノ湖太郎(著)/天之有(イラスト) 295ページ ★★★★

2013年テレビアニメ化された人気ライトノベルシリーズ

「問題児たちが異世界から来るそうですよ?」は、竜ノ湖太郎(著)/天之有(イラスト)のライトノベル作品です。2013年1月には独立系UHF局を中心にテレビアニメ化もされました。 「問題児たちが異世界から来るそうですよ?」の最大の見どころは、言葉に出すとべたですが「主人公が最強」であるという設定ではないでしょうか。何をいまさらという設定で、他にもこういった作品は数多くありますが、それらは何かと理由を付けて最強たるものが最強ではない展開というものが物語の盛り上げ上仕方ないのかもしれませんが、この作品は出し渋りなく、最初から能力を全開にしています。 とんでもなく強い主人公と、違うベクトルで強いもう二人の主人公、そして黒ウサギの掛け合いもなかなかで、さらに作り込まれた世界観や熱い展開など、異世界ファンタジーとしてもかなりのハイレベルな作品と言えます。主人公達は「ギフト」という能力を持っており、その主人公と二人の少女が、黒ウサギによって「箱庭」と呼ばれる並行世界に召喚されてしまいます。 その世界には、「コミュニティ」と呼ばれる集団が存在し、コミュニティ同士で「ギフトゲーム」というゲームを行って戦っています。>もっとみる

スターシップ・オペレーターズ 【電子書籍】

スターシップ・オペレーターズ 著者 ページ数 クチコミ評判
水野良(著),内藤隆(イラスト) ページ ★★

故国解放の為戦うSF小説

『スターシップ・オペレーターズ』はロードス島戦記などで有名な水野良によるSF小説です。宇宙戦艦アマテラスのクルーによる、敵の国家に占領された祖国を解放する戦いを描いています。2005年にはテレビアニメ化もされた人気作品です。 西暦2300年。人類は宇宙に進出してたくさんの惑星国家が成立しました。その一つであるキビに所属する宇宙戦艦アマテラスが試験航海を行いその終了間際、強大な軍事力を誇るヘンリエッタ星域惑星国家同盟が突如宣戦布告します。奇襲を受けて降伏を余儀なくされ、アマテラスは王国に明け渡されることになりました。しかし訓練生らは反発し、策を練ります。それが、銀河ネットワークをスポンサーに艦の運営費用を調達して、その代償に同盟との戦いを中継させる、というものでした。こうしてキビに平和を取り戻すため、訓練生たちの戦いが始まります。>もっとみる

とある魔術の禁書目録 【電子書籍】

とある魔術の禁書目録 著者 ページ数 クチコミ評判
鎌池和馬(著), 灰村キヨタカ(イラスト) 312ページ ★★★
「とある魔術の禁書目録」は科学と魔術が交差するとき物語は始まるがキャッチフレーズのライトノベル。鎌池和馬の今年で10周年を迎える人気作品でTVアニメ化やコミック化もされています。 とある魔術の禁書目録は、異能の力ならなんでも無効化してしまう「幻想殺し」を持った男子高校生、上条当麻が主人公のSFファンタジー作品。 この作品の特徴でもある見どころは、上条が1巻のラストで記憶を失ったまま物語が進む点です。 ヒロインのインデックスを助ける代償として、記憶を失った上条。映画や小説などに描かれる、精神的ショックが原因の記憶喪失ではなく、物理的な脳へのダメージによる記憶破壊のため記憶がもどることはありません。記憶を失う前の自分は、その覚悟を持ってインデックスを助けたのだ、と思いを馳せます。そして記憶がない今の自分がすべきことは、その覚悟を無駄にしないためにもインデックスを悲しませないことだと決意します。そのため上条は、見舞いに来たインデックスを前に、以前の自分を演じることとなります。>もっとみる

涼宮ハルヒの憂鬱【電子書籍】

涼宮ハルヒの憂鬱 著者 ページ数 クチコミ評判
谷川流著,イラスト いとうのいぢ 307ページ ★★★★
涼宮ハルヒの憂鬱」は、谷川流著(イラストはいとうのいぢ)の小説です。いわゆるライトノベルに分類され、角川スニーカー文庫から発売されています。現在は11巻まで発売されており、最新刊の「涼宮ハルヒの驚愕」は待ち望まれていたこともあり、社会現象にも発展しました。当然TVアニメ化などもされています。 作中に出ててくるとても有名になったセリフ「東中出身、涼宮ハルヒ。ただの人間には興味ありません。この中に宇宙人、未来人、異世界人、超能力者がいたら、あたしのところに来なさい。以上。」からもわかる通り、ヒロインであるハルヒは変人です。 そんなヒロイン・ハルヒが集めた未来人、宇宙人、超能力死者たちとともに、SOS団なる団体を結成しハルヒに振り回されながら、学園生活を楽しんでいきます。 ヒロインであるハルヒには超常現象を引き起こす能力があり、それをハルヒ本人に知られないように問題を解決していきます。 ハルヒが集めたSOS団のメンバーは協力して事態の収束に奔走しますが、それぞれにそれぞれの思惑があり、葛藤する様も描かれています。>もっとみる

琥珀の心臓  2005年ファンタジア大賞審査委員賞受賞作品【電子書籍】

琥珀の心臓 著者 ページ数 クチコミ評判
瀬尾つかさ/唯々月 たすく (イラスト) 363ページ ★☆

ファンタジア大賞審査委員賞受賞した王道ライトノベル

『琥珀の心臓』は瀬尾つかさのライトノベル作品で、2005年ファンタジア大賞で審査委員賞を受賞した作品です。作者のデビュー作であり、文章は粗削りなところが目立ちますが、勢いがあり引きつける作品です。 物語の冒頭は高校生たちの修学旅行から始まります。バスの中で楽しくおしゃべりする生徒たち。主人公・遙ものんびりと過ごしていたのですが、ふと風が吹き込んだかと思うと世界が一転します。なんと彼らはバスごと異世界へと移動してしまったのです。うっそうとした森に覆われ、竜や獣人族が闊歩する中で、彼らは元の世界に戻るため戦いをすることになります。>もっとみる

ダーティペアシリーズ(ダーティぺアの大冒険)【電子書籍】

ダーティぺアの大冒険 著者 ページ数 クチコミ評判
高千穂 遙 90ページ ★★★★★☆
ダーティペアの大冒険はクラッシャージョーの作書でもある高千穂遙 、そしてイラストにはガンダムのキャラクターデザインを担当し一世を風靡した安彦良和さんというかなりものすごいコンビで、本書は小説だけでなく所々に挟まれる挿絵も楽しめる一冊です。 このダーティペアの大冒険は後にテレビアニメ化され、映画にもなったダーティペアシリーズの記念すべき第一作目の小説です。主人公は、スタイル抜群のセクシーな19歳の女性、ユリとケイの二人。二人はWWWA(世界福祉事業協会)という犯罪トラブル・コンサルタントとしてペアを組んでいて、宇宙のあらゆる場所で犯罪やトラブルに対処します。 物語は、ケイのかなり乱暴で口の悪い、しかし軽妙な一人称で語られていて、この語り口が癖になります。惑星から惑星を股にかけて活躍する二人の物語は、スケールが大きく、また躍動感にあふれています。読み始めたらあっというまに物語世界に引き込まれ、一気に読み終えてしまうスピード感があります。>もっとみる

スクラップド・プリンセス【電子書籍】

スクラップド・プリンセス 著者 ページ数 クチコミ評判
榊一郎(著), 安曇雪伸(イラスト) 285ページ ★★★★☆

龍皇杯から生まれた良作

「スクラップド・プリンセス」は月刊ドラゴンマガジンで行われた「龍皇杯」という企画から誕生した榊一郎氏の代表作と呼び声高い、剣と魔法のファンタジー物語。TVアニメ化もされています。 面倒臭がり屋の「シャノン」と天然ののんびり屋の「ラクウェル」そして可愛物好きの妹「パシフィカ」。この3人の兄姉妹が主人公です。3人はそれなりに平和で呑気に毎日を過ごしていたが、ある時を境にそれは一変します。突然の父の死に遭遇し、妹のパシフィカが刺客に襲われる事件が起こります。パシフィカに一体どんな秘密が隠されているというのか?シャノンとラクウェルの、大切な妹を守るための逃亡の旅が始まります。>もっとみる

トリニティ・ブラッド【電子書籍】

トリニティ・ブラッド 著者 ページ数 クチコミ評判
吉田直(著),THORES柴本(イラスト) 267ページ ★★★☆

近未来SFゴシックファンタジー

「トリニティ・ブラッド」は吉田直(イラストTHORES柴本)の作品で、文明が滅んでしまった遠未来を描いたライトノベルです。異種知性体・吸血鬼と人類の激しい闘争を描いた本作品は、高性能な機械やシステム・戦闘マシーンや飛行船などを駆使しており、環境や小道具は非常に未来的でSFのようです。しかし、教会を主体とした汎人類機関ヴァチカンが貴族的な吸血鬼と戦うというストーリーや、それぞれが所属する組織や社会の有様は、表紙や挿絵のイメージも手伝って中世ヨーロッパのようなゴシックファンタジー色を強く感じます。 このふたつのイメージが無理なく溶け込んでいる独特な世界観が、この作品の一番の見どころと言えるでしょう。主人公アベルはとらえどころのない3枚目で謎を多く抱えています。ヒロイン・エステルは裏表のない一所懸命で可憐な少女で好感度が高く、彼の同僚たちも非常に個性的で、しかもそれぞれが上手くかき分けられているため、非常に読みやすい作品として仕上がっています。>もっとみる

えむえむっ! 【電子書籍】

えむえむっ! 著者 ページ数 クチコミ評判
松野秋鳴(著)/QP:flapper(イラスト) 325ページ ★★★★

アニメ化を果たした矢先の悲劇

『えむえむっ!』は、松野秋鳴(著)/QP:flapper(イラスト)によるライトノベル作品です。2010年10月には、独立系UHF局を中心にTVアニメ化もされました。しかし悲しいことに作者「松野秋鳴」が2011年4月18日に帰らぬ人となり、作品も絶筆となりました。 青少年向けに描かれている作品が多いライトノベルでは、一般的に多かれ少なかれお色気シーンや性的な描写が描かれている作品が多いものですが、その中でもこの『えむえむっ!』という作品は特殊な性癖をもっているという「あえて危ないテーマ」で読者をひきつけている作品になります。>もっとみる