電子書籍の書評ランキング

 
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歴史・地理

悪の出世学ヒトラー、スターリン、毛沢東 【電子書籍】

悪の出世学ヒトラー、スターリン、毛沢東 著者 ページ数 クチコミ評判
中川右介 276ページ ★★★
悪の出世学ヒトラー、スターリン、毛沢東は、権力を得る過程も似ていて、大衆からの一定の支持を得ていることも共通点がありますし、権力を手中にしてからこうした蛮行を続けたことも似ています。まさに20世紀における悪行のほとんどが彼らに集約されると言っても過言ではありません。現在まで続く第2次世界大戦の悪夢は、その大戦の惨禍もさることながら、悪の出世学ヒトラー、スターリン、毛沢東の3人が引き起こした・・・・・>もっとみる

ローマは一日にして成らず 【電子書籍】

ローマは一日にして成らず 著者 ページ数 クチコミ評判
塩野 七生 276ページ ★★★☆
「ローマは一日にして成らず」どころか、何日も戻ったりしますが、その度にローマ人は立ち上がり、自らの信念を貫きながら生きていくのです。塩野氏の「政体」への考察も興味深いものです。「王政」と聞くと、ギリシアの「直接民主制」に比べて遅れているような印象を受けますが、彼女はそうは考えません。 ちなみに、ギリシアでは奴隷はどんなに努力しても身分は変わりませんが、ローマでは努力次第では自由を手に入れることもできますし>もっとみる

天地明察 【電子書籍】

天地明察 著者 ページ数 クチコミ評判
冲方丁 282ページ ★★★★☆

算術と暦へかける情熱

『天地明察』は冲方丁(うぶかたとう)による小説です。第31回吉川英治文学新人賞、第7回本屋大賞を受賞し2012年には映画化もされた話題の1冊です。 渋川春海という江戸時代の実在した人物を主人公としています。幕府碁方の家系に生まれた春海は御城碁に出仕する務めを果たす一方で、算術にたいへん関心を持っていました。幕府は春海の算術の才能を見いだし、改暦事業の中心となるよう任命します。 物語の冒頭、碁に関する描写がまず読者を惹きつけます。お城で対局する幕府碁方という名誉ある役職にあり、日本でトップクラスの碁の才能に恵まれながら、現状に満足しない春海の姿が描かれます。やがて春海は北極星の観測隊として出向くことになり、その後、生涯をかけて暦の作成に取り組んでいきます。春海と仲間たちが算術と暦の作成にかける情熱が見どころです。>もっとみる

蜩ノ記 直木賞受賞作品【電子書籍】

蜩ノ記 著者 ページ数 クチコミ評判
葉室麟 416ページ ★★★★☆

2014年映画化の直木賞受賞時代小説

第146回直木賞受賞作品「蜩ノ記」の著者葉室麟は、第29回歴史文学賞、第14回松本清張賞などを受賞した実力派作家です。しかし直木賞に関しては2009年から4回に渡り候補となったもののその都度逃し、2012年の第146回にしてようやくこの「蜩ノ記」にて受賞することがかないました。 選考委員から藤沢周平を彷彿させる正攻法歴史小説と評され、全会一致での受賞であったことを告げられています。教養高い手法には定評があります。>もっとみる

三国志(吉川英治)

三国志吉川 著者 ページ数 クチコミ評判
吉川英治 3033ページ ★★★★★
天才的な軍師とされる諸葛孔明の登場から、物語は曹操の魏、孫権の呉そして劉備の蜀の三国が鼎立して相争い、多くの武将たちが戦い、死んでゆきます。魏が天下を統一するまでを書いた原典に忠実な小説もありますが、孔明が死んだあとは魅力的な武将もあまりおらず、吉川三国志のように五丈原で司馬仲達と最後の決戦を挑み、病没する孔明の姿を最後としたもののほうが、感慨が深いとおもいます。ゲームやマンガなどで三国志に興味を持った人は、本書をひもとくことで、より深く理解できるようになるでしょう。>もっとみる

記念艦「三笠」

記念艦「三笠」 著者 ページ数 クチコミ評判
公益財団法人 三笠保存会 34ページ ★★★★☆
1904年(明治37年)からの日露戦争では連合艦隊旗艦を務め、連合艦隊司令長官の東郷平八郎大将らが座乗している。歴史ファンにはたまらないバルチック艦隊との交戦が今、蘇る!。>もっとみる

黒田官兵衛 【電子書籍】

黒田官兵衛 著者 ページ数 クチコミ評判
竹本友重 105ページ ★★★
この本は黒田官兵衛を知るうえでとても良い教材になると思います。なぜ教材といった言葉を使うかというと、黒田官兵衛について書かれた歴小説は沢山あります。中でも私の付きな作品の1つに司馬遼太郎の「播磨灘物語」がありますが、これはやはりフィクションが多く創作されたお話なのです(もちろんとても大好きな本なのは変わりがありません。)。しかしながらこの竹本友重の作品は脚色を排し事実をまとめ上げた作品であるからです。ぜひ新たなる発見の旅に!本書で黒田官兵衛の・・・・・>もっとみる