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電子書籍ニュース

#819 1000年前も、1000年後も。

nakatani
あなたと路肩の花を見るのが、好き。 あなたと銀座を、歩く。 あなたと、私の間を、何かが通り過ぎた。 蜂だった。 銀座にも、蜂がいる。 蜂は、あなたの周りを飛んだ。 その後、路肩の花壇に。 銀座の真ん中にも、花壇はあった。 紫陽花が、咲いていた。 ここに、紫陽花を植えてくれた人がいる。 メンテしてくれている人がいる。...(2022年07月04日) >もっとみる

#818 ちょうど、今来たかのように。

nakatani
あなたの「おまたせ」が好き。 あなたと、銀座で待ち合わせ。 待ち合わせ場所は、鳩居堂。 あなたの指定。 ビルの前でないところが、いい。 待ち合わせが、すでに楽しい。 待ち合わせの時間より、早く来る。 お店の中を、楽しみたいから。 待ち合わせ時間に来たら、見てる時間がないから。 お店に入ると、風鈴の音がした。...(2022年07月01日) >もっとみる

#817 さりげなく、拍手もなく。

nakatani
あなたのさりげなさが好き。 あなたと、カフェのテラス。 建物の奥に、バーカウンターがあるから、バーかもしれない。 早い夕食をした後。 夏は、時間が錯覚する。 晩ごはんを食べた後なのに、明るい。 もう夜8時になろうとしているのに、ちょっと、明るい。 北欧に来た感じ。 この時間帯が、好き。...(2022年06月27日) >もっとみる

#816 雷雨に、テラスで。

nakatani
あなたの予感が好き。 あなたと、カフェ。 「テレス席も、ありますが」 さっき、天気予報で、「雷雨」と言っていた。 今は、気持ちのいい青空。 あなたは、どうするか。 あなたは、迷わない。 「テラス席が、いいね」 あなただって、天気予報は、見ている。 今、こんなに気持ちがいい青空なのに。...(2022年06月24日) >もっとみる

#815 漆の器に、口づける。

nakatani
あなたの唇の感触が好き。 あなたと、和食店。 和食店は、香りが好き。 ずっと、何の香りか気づかなかった。 それは、漆の器の香りだった。 子どもの頃、「漆に触ると、かぶれるよ」と、おばあさんから教わった。 おばあさんの家の庭に、漆の木があった。 いとこが、触って、かぶれていた。 家には、漆の器があった。...(2022年06月20日) >もっとみる

#814 秘密基地に、潜入させて。

nakatani
あなたの秘密基地が、好き。 あなたと尾行をまきながら、謎のビルの狭い階段を登る。 ドキドキしてきた。 階段を登って入るからだけではない。 期待感で、ドキドキしている。 このまま、どこに行くのか。 お店らしき気配がない。 裏階段のように、ドアがなく、階段だけが、上へ上へと、続いている。...(2022年06月17日) >もっとみる

#813 尾行を、まくように。

nakatani
あなたの私立探偵っぷりが、好き。 あなたと、銀座。 今日は、どこに行くか、楽しみ。 銀座のお店は、路面店を、歩きながら眺めるだけで、楽しい。 大通りから、一本中に入った。 ふと、あなたの気配が、消えた。 振り返ると、あなたが、いない。...(2022年06月13日) >もっとみる

#812 あなたの背中の、星空で。

nakatani
あなたの背中の星空が好き。 あなたの背中に、ボディミルクを、塗っている。 私の楽しみの一つ。 また、体が変わった。 あなたの体は、どんどんかっこよくなる。 コツコツと、トレーニングしている。 こうして、ボディミルクを塗りながら、あなたの体の変化を味わえるのが、私の密かな贅沢。...(2022年06月10日) >もっとみる

#811 神様の、絶妙なデザイン。

nakatani
あなたの背中に、ボディミルクを塗るのが好き。 あなたが、シャワーから出てくる。 「クリーム、塗って」 あなたが、言う。 子どものような言い方が、かわいい。 住み込みのお姉さんと、一緒に女湯に入っていた頃から、お姉さんに塗ってもらっていたことを想像した。...(2022年06月06日) >もっとみる

#810 やがて、出会うことになる。

nakatani
あなたの伏線が好き。 あなたと、ビュッフェ。 この間の、紳士の男の子は、今日はいない。 そのかわり、今日は、淑女がいた。 あなたの背中に、座っている。 お父さんと女の子の二人組。 女の子の後ろ姿が見える。 長い首に、ポニーテイル。 カーディガンを羽織っている。 姿勢がいい。...(2022年06月03日) >もっとみる