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電子書籍ニュース

#894 帰り道が、本番。

nakatani
あなたの食後のぶらぶらが好き。 あなたと、ホテルの和食店で、4楽章の牛丼を味わった後。 一気に食べてしまった私は、あなたが味わっているのを、味わっただけだけど。 お見送り口で、スタッフの人と会話を楽しむ。 あなたは、まだ、コートを腕に掛けている。...(2023年03月24日) >もっとみる

#893 4楽章の交響曲のように。

nakatani
あなたの牛丼の食べ方が好き。 あなたと、ホテルの和食レストラン。 今日のお目当ては、牛丼。 ホテルで、牛丼という贅沢。 牛からして、ブランド牛。 温泉卵が、乗っている。 紅生姜も、嬉しい。 牛丼の約束を守りながら、さすが一流ホテルの牛丼になっている。 いつも食べているものだけに、高級感の違いが、わかる。...(2023年03月20日) >もっとみる

#892 その分のエネルギーを。

nakatani
あなたの引き方が好き。 あなたに、電話が入る。 どうも、面倒な要件の様子。 面倒な事態ではない。 面倒なのは、相手のよう。 そんな時。 あなたは、決して、イライラしない。 私だったら、イライラする所。 むしろ、あなたはニコニコしている。...(2023年03月17日) >もっとみる

#891 文字ではなく、絵で。

nakatani
あなたの映像化力が好き。 あなたと、レストラン。 プリフィックスメニュー。 前菜、メイン、パスタ、デザートを、それぞれから選ぶ。 種類が、多い。 迷う。 ファミレスのように、写真がない。 そんな時。 あなたは、私を見て、ニコニコしている。 もう、決まっている。 速い。 もう決まった。 いつも。...(2023年03月13日) >もっとみる

#890 気づかないうちに、脱いでいた。

nakatani
あなたと、銀座のレストラン。 1階のショップで、可愛いスイーツをたくさん楽しんだ後、いよいよ5階のレストランへ。 初めてで、ワクワク。 100年の老舗。 あなたも、初めてらしい。 エレベーターに乗り込む。 5階で、エレベーターが開く。 開いた途端、「お待ちしておりました」とあなたの名前が呼ばれた。...(2023年03月10日) >もっとみる

#889 話しかけ、させる。

nakatani
あなたの話しかけ方が好き。 あなたと、銀座のレストラン。 レストランは、5階。 1階が、ショップ。 いきなり、レストランに行くのかと思ったら、ショップに寄り道。 かわいいスイーツが、いっぱいある。 奥の部屋に、カレーと、ワインボトルのセット。 ワインかと思ったら、なんとお米。...(2023年03月06日) >もっとみる

#888 2周目は、違う味。

nakatani
あなたの前菜の食べ方が好き。 あなたと、ランチ。 美術館と、コラボメニュー。 献立のメニューから、謎。 具体的には、何も書かれていない。 「<謎のスープ>って」 最初に、前菜が運ばれてきた。 ここから、謎。 真ん中に、バラの花。 よく見ると、サーモン。 その周りに、6つの前菜が並んでいる。...(2023年03月03日) >もっとみる

#887 ウサギと、一緒に。

nakatani
あなたの美術館の歩き方が好き。 あなたと、展覧会。 不思議な展覧会。 この美術館は、不思議な企画展が多くて、面白い。 順路が、わからなくなった。 こっちは、見たかな。 あ、これは、さっき見た。 こっちは、さっき来た道。 迷子になる。 それも、美術館の楽しみ。...(2023年02月27日) >もっとみる

#886 天上人の、声で。

nakatani
あなたの和歌の詠み方が好き。 あなたが、百人一首を読んでくれる。 高校時代、私も、百人一首が、好きだった。 だめだ。 思い出せない。 似ている歌が、混ざってしまう。 上の句と下の句が、違った組み合わせになってしまう。 かるたとりも、していたのに。 暗記したのに。 私が、思い出せない歌を、思い出そうとしていた。...(2023年02月24日) >もっとみる

#885 楽器のような、キス。

nakatani
あなたの心地いい声が好き。 あなたと、ベッドの中。 ふわふわの腕枕の中で、あなたの声を味わっていた。 今日、あなたと、コンサートに行った。 クラシック。 今、気がついた。 あなたの声は、楽器。 なんで、あなたの声は、心地いいのか、謎だった。 声ではなく、音楽だったから。 言葉ではなく、メロディーだった。...(2023年02月20日) >もっとみる