電子書籍の書評ランキング

 
» page top

電子書籍ニュース

#585 あなたに、緑を感じる

nakatani
あなたの色が、好き。 あなたに、色を感じる。 あなたの着ているネイビーのスーツのせいかと思っていた。 違っていた。 あなたが、ベッドで寝ているときも、色を感じる。 それは、グリーン。 あなたの体から、グリーンがあふれている。 グリーンの中に、濃淡のグラデーションもある。 淡いグリーンから、濃いグリーンまである。...(2020年04月06日) >もっとみる

#584 お庭に、選ばれて

nakatani
あなたの寄り道が、好き。 あなたと、神社、お寺巡りをした。 見たい仏様があった。 いきなり、そこに向かわないのが、あなたの素敵なところ。 私は、そこにいきなり直行してしまう。 あなたは途中を楽しむ。 あなたは真っすぐ歩かない。 途中で、面白いものを見つけると、すっと入っていく。...(2020年04月03日) >もっとみる

#583 あなたを思い浮かべて、墨をする

nakatani
あなたの墨のすり方が好き。 お習字の練習をする。 墨をする。 あなたが墨をすっているところを、思い浮かべた。 あなたは、墨をすっている感じがしない。 ぼんやり、何かを眺めている風情。 墨の先が硯(すずり)から浮き上がっているように見える。 あなたが墨を動かしているように見えない。...(2020年03月30日) >もっとみる

#582 あなたの海に、浮かぶ

nakatani
あなたの海が好き。 あなたと、海を見に行った。 あなたは、海の町で育った。 家のベランダから、海が見えていたという話を、聞いた。 私は、海から離れたところで、育った。 海は知っているけど、知識としての海だった。 海は広いな、大きいな、としてしか知らなかった。...(2020年03月27日) >もっとみる

#581 めくって、読んで下さい

nakatani
あなたのページのめくり方が、好き。 シャワーから出た。 あなたは、本を読んでいた。 あまりに静かなので、寝ているのだと思った。 見とれた。 あなたの、本を読む静けさに見とれた。 声をかけるのが、もったいなかった。 瞑想(めいそう)する僧侶のようだった。 呼吸の音も、聞こえなかった。...(2020年03月23日) >もっとみる

#580 ダンスのような、下がり方で

nakatani
あなたのお辞儀のあとの下がり方が好き。 神社の拝殿で、あなたの二礼二拝を、味わっていた。 二礼二拝のあと、一礼。 そのあとの、下がり方が、好き。 状態をその場所に残したまま、あなたの右足が、すーっと後ろへ伸びる。 あなたの磨かれた靴の爪先が、地面すれすれをなでていく。 まるで、大地にキスをするように。 これは、どこかで見た。...(2020年03月20日) >もっとみる

#579 二拝のリズムで、清められる

nakatani
あなたのお参りの仕方が、好き。 あなたと、神社に行った。 入り口の鳥居の前で、一礼。 その一礼から、違う。 一礼が、美しい。 一本、ピッと筋が通っている。 それでいて、硬くない。 細い糸を、ピンと伸ばしている感じ。 参道を、歩く。 あなたの歩く、玉砂利の音は、リズムがある。 楽器を奏でているように聴こえる。...(2020年03月16日) >もっとみる

#578 どこも当たらず、包み込まれる

nakatani
あなたの背中の温かみが好き。 目が覚めた。 あなたの背中に、抱きついて眠っていた。 カーテンの外は、まだ暗い。 幸せ。 まだ、こうして、あなたに抱きついていることができる。 目が覚めたとき、ベッドのヘッドボードが目に入った。 私は、顎を上げて眠っていた。 いつもの癖。 ピラティスの先生にも、いつも注意されている。...(2020年03月13日) >もっとみる

#577 あなたの頭が、心地いい

nakatani
あなたを、腕枕するのが好き。 目が、覚めた。 あなたが、隣にいる。 分かっているのに、驚いたふりをしている私がいる。 だから、夜中に目を覚ますのが、好き。 あなたが隣に寝ている不思議。 あなたの寝顔を眺める。 安らかとは、こういうことをいうに違いない。...(2020年03月09日) >もっとみる

#576 水を飲む、虎のように

nakatani
あなたの腕の中で見る夢が好き。 あなたと、仮眠をする。 夕食までの仮眠。 これが、贅沢(ぜいたく)。 さっきまで、お寺の特別拝観に行っていた。 観光客が少ない冬が、京都は一番いい。 観光客が少ないだけでなく、特別拝観がある。 特別拝観は、観光客を呼ぶためではない。...(2020年03月06日) >もっとみる