NHN PlayArtは9月1日、提供するスマートフォン向けコミックサービス「comico」のアプリダウンロードが8月29日付けで累計500万ダウンロードを突破したことを明らかにした。
http://ebook.itmedia.co.jp/ebook/articles/1409/01/news084.html
comicoはスマートフォンに最適化した無料電子コミックサービスで、
2013年10月31日のサービス公開以来、順調にユーザー数を拡大しており、「ももいろクローバーZ」を起用したCMなどもユーザー拡大に大きく寄与している。
comicoはフルカラーのコミックで縦スクロール式のコミックサービスだ。
スマホに特化した漫画アプリは他にもあり、先日500万DLを達成したDeNAが運営しているマンガボックス、(https://www.mangabox.me/)が有名だ。
両サービスとも様々な工夫を凝らして会員数を順調に伸ばしている印象だが、これまで電子コミックや電子書籍などはKindleや楽天koboのようにWeb上で一度書籍を購入し、それから専用のビューアーアプリで読むというタイプが主流だった。
(もちろん読書系アプリはこれまでいくつもあったが、)
しかしcomicoやマンガボックスはアプリをダウンロードすればそれだけでコミックを読むことができるので、Kindleの様にウェブ上で購入してから専用のアプリで読むという手間が省ける。
ユーザーにとってはとても分かりやすく使いやすいサービスではないだろうか。
今後同じようなサービスが出てくることが予測されるが、電子書籍、電子コミック業界は
comicoやマンガボックスの様にスマホに特化したアプリとKindleの様なウェブありきのサービスの2つのタイプが主流となり、競争がさらに激化するのではないだろうか。