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ドラゴンボール

鳥山明のドラゴンボール(電子コミック)レビュー

DRAGON BALL(ドラゴンボール) 【電子コミック】

著者 ページ数 クチコミ評判
鳥山明 175ページ ★★★★

国民的ならぬ世界的バトル漫画

言わずと知れた鳥山明の、そして日本を代表する漫画『DRAGON BALL(ドラゴンボール)』は、週刊少年ジャンプの黄金期を支えた作品の代表作です。本作は1984年から1995年まで週刊少年ジャンプで連載されていた作品ですが、あまりにも人気が高くまた商業的にも大成功を収めていたため、連載をやめるにやめられなかったと伝えられています(関連した企業の業績や株価にダイレクトに影響が反映されるため)。

そんなドラゴンボールですが連載初期の頃はそれほど人気が高い作品ではありませんでしたが、天下一武道会が始まりバトル路線が強くなると支持をどんどんあつめフリーザー編では人気は最高潮に。

ストーリは大まかに分類すると以下の通り
■ドラゴンボール探索編
■亀仙流弟子入り~天下一武道会
■レッドリボン軍
■天下一武道会 2回目
■ピッコロ大魔王編
■天下一武道会 3回目
■サイヤ人襲来~フリーザ編
■人造人間~セルゲーム編
■魔人ブウ編

意外と女性には悟空が子供時代の話が人気があるみたいですね。男性にはやはりバトル路線が本格化して敵役としても人気があったフリーザー編になると思います。ちなみにレッドリボン軍編ではスターシステムが導入されていて、鳥山明のドラゴンボール連載前の作品『Dr.スランプ』のアラレちゃんが登場しレッドリボン軍と戦い活躍します。この時点では悟空よりアラレちゃんの方が強い感じで描写されていますね!

本作のみどころとしてはやはりバトルの迫力があげられます。意外と世の中のバトル漫画といわれる作品も読み返すと実際に拳を交えて戦うシーンというのは短かったりします。ですがこのドラゴンボールはバトルシーンも長く丁寧で迫力ある形で描かれていて、そうそう真似ができないレベルにある作品だと改めて思います。人気の理由もわかります。

また個人的な見どころとしては、何気に初期から登場しているヤムチャの存在があげられます。色々なところでネタとして挙げられるサイヤ人襲来編のヤムチャ。個人的には当時あのまるまった姿は衝撃でしたが、なぜこうも笑いを提供する存在になってしまったのか・・・・。



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