※画像はImpress Watchより
E Ink Holdingsは24日(米国時間)、電気泳動方式の電子ペーパーでは初という、フルカラーの電子ペーパー技術「Advanced Color ePaper」(ACeP)を開発したと発表した。
カラーフィルタアレイ(CFA)を使わずに、8原色の着色顔料でピクセル単位でフルカラーを実現。従来のモノクロのE Inkと同じく、電気泳動方式を採用する。光減衰がなく、CFA式よりも豪華な発色を実現。現行のE Inkを使用する電子ペーパーと同等の低消費電力と視認性の高さを誇るという。
現時点ではこの技術はデジタルサイネージ(電子看板)向けに展開するとしており、電子書籍端末などへの導入などは発表されていない。
次の展開として、電子書籍端末への導入が期待される。
【参照】
PC Watch:http://bit.ly/1sltnPL