ECサイト最大手Amazonが、10月5日に新サービスを開始した。
新サービスの名称は、「Prime Reading」。Prime会員限定の読み放題サービス。
電子書籍ランキング.comでは、Prime Readingについて様々な角度から観察する。
【Prime Reading vs Unlimited】
Kindle Unlimited | Prime Reading | |
料金(税込) | 980円/月 | プライム会員(400円/月 ※3,900円/年)なら 追加料金なし |
対象作品数 | コミック・書籍・雑誌12万冊以上 洋書120万冊以上 |
和書約700冊+洋書約200冊 コミックは最大3巻まで |
パソコンでの利用 | ◯ | ◯ |
初回登録無料期間 | 30日間 | 30日間 ※プライム会員無料期間と同様 |
同時DL可能数 | 10冊 | 10冊 |
上図に示したように、Prime ReadingとUnlimitedでは会員費、読むことのできる冊数に違いがある。
では、それぞれどのような人にメリットがあるのかを考えていこう。
●Prime Readingでトクする人
Prime Readingでトクする人は、Prime会員。ご存知のかたも多いが、Prime会員はPrime Readingだけでなくあらゆる会員限定サービスを利用できる。例えば、Amazon MusicやAmazon ビデオなどエンターテイメントコンテンツやお届け便、お急ぎ便などAmazonが提供するサービスをより有意義に利用できる。
現在、学生さんはPrime Studentが利用可能。そのため、学生さんは半額のPrime年会費で利用可能だ。
●Unlimitedでトクする人
Unlimitedでトクする人は、Amazonの使用頻度が低いユーザーで日常的に読書されるかた。
Prime Readingでは900冊弱の本しか読むことができないが、Unlimitedは130万冊が読み放題。本の海に浸りたいかたには、Unlimtedのほうがオトクだ。
サービス開始から一夜たち、UnlimitedからPrime Readingへ完全移行している人も多いと思う。しかし、自分の利用シーンと照らし合わせることが、賢い選択ではないだろうか。
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