11月も多くの作品が公開される予定です。
大人気少女漫画の実写化や文化庁が行っているメディア芸術祭のマンガ部門で優秀賞を受賞した作品のアニメ映画化など注目作品も多数あります。
そんな注目作品も多い、11月前半に公開される映画の原作を紹介します。
ぼくのおじさん 10月3日公開
〈イントロダクション〉
学校の作文コンクールで「自分のまわりにいる大人」をテーマに作文を書くことになった小学4年生の“ぼく”こと、春山雪男。
お父さん?お母さん?
ああ、なんだか筆が乗らないなあ……、
困り果てた雪男は、大人のクセにお小遣いはくれないし、勉強も教えてくれない、スポーツはからくしだめ、いつも万年床で漫画ばかり読んでいるボサボサ頭の(パパの弟)のおじさんをテーマに「ぼくのおじさん」という作文を書き始めるのだった――。
・・・だがある日、奇跡が訪れ、ハワイに行けることに!おじさんと雪男はエリーを追いかけてハワイへ行くが、そこになぜか和菓子屋の御曹司、青木(戸次重幸)もやってきた!どうなるおじさんの恋?
(ぼくのおじさんオフィシャルサイトより)
〈キャスト〉
松田龍平/おじさん
真木よう子/稲葉エリー
大西利空/春山雪男
寺島しのぶ/春山節子
宮藤官九郎/春山定男
〈内容紹介/あらすじ〉
お小遣いはくれないし、宿題も見てくれない、スポーツだってさっぱりだめ、でもマンガだけは大好き―ぼくのおじさんときたら、人に自慢できるところなんか何ひとつない。やることなすこと全部的外れで、大学の先生なんて、とても信じられない。ぼくが作文の懸賞に入選したおかげで、一緒にハワイに行くことになったのだが…。和田誠の挿絵満載の大人も子供も楽しめる快作九編。
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溺れるナイフ 10月5日公開
〈イントロダクション〉
15歳の夏。東京から遠く離れた浮雲町に越してきた、人気モデルの望月夏芽。
退屈でウンザリするようなこの町で、夏芽は体を貫くような“閃光”と出会ってしまう。それは、コウと呼ばれる少年・長谷川航一朗だった。
傲慢なほどに激しく自由なコウに、反発しながらも、どうしようもなく惹かれてゆく夏芽。コウもまた、夏芽の美しさに対等な力を感じ、やがてふたりは付き合いはじめる。「一緒にいれば無敵!」という予感に満たされるふたり。しかし浮雲の夏祭りの夜、全てを変える事件が起きるのだった―。
失われた全能感、途切れてしまった絆。
傷ついたふたりは、再び輝きを取り戻すことができるのか。未来への一歩を踏み出すために、いま、ふたりがくだす決断とは―。
(溺れるナイフオフィシャルサイトより)
〈キャスト〉
小松菜奈/望月夏芽
菅田将暉/長谷川航一朗
重岡大毅/大友勝利
上白石萌音/松永カナ
〈内容紹介/あらすじ〉
どうすればいいのかわからないけど、欲しいのはこの子だけだ――。小6の夏芽(なつめ)が越してきたのは、東京とあまりに違う田舎の町。そこで出会った一人の少年に、夏芽は自分の中の「何か」が、大きくうねるのを感じていた……。せめぎあい、追い上げ、追い込んでいく、破裂寸前の10代のこころを描いたジョージ朝倉の傑作長編!
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ボクの妻と結婚してください。 10月5日公開
〈イントロダクション〉
三村修治。職業、バラエティ番組の構成作家。
数多くのレギュラーを抱え、このところ忙しすぎるとは思っていた。
感じた異変。検査を受けて下されたのは驚くべき診断だった。すい臓がん。しかも末期。余命6か月。
現在、妻・彩子は専業主婦。まだ小学生の息子陽一郎を抱え苦労するだろう。そして気丈そうに見えてもろいところがある。何とかして笑顔にしてあげられないか?
見かけたのは結婚相談所の看板。そうだ――修治は思いつく。
「妻の結婚相手を探そう!」
そんなひらめきを胸に修治は突っ走る。そして迎える最高のエンディングとは?
(ボクの妻と結婚してください。オフィシャルサイトより)
〈キャスト〉
織田裕二/三村修治
吉田羊/三村彩子
原田泰造/伊東正蔵
高島礼子/知多かおり
込江海翔/三村陽一郎
〈内容紹介/あらすじ〉
余命6ヵ月を宣告された放送作家の三村修治。死を前に思うのは最愛の家族のこと。みんなを笑顔にしたくて20年間バラエティ番組を作ってきた。妻と息子にも、ずっと笑顔でいてほしい。修治は人生最後の企画を考え抜き、決めた。妻に、最高の結婚相手を遺そう。笑い泣きが止まらない家族小説。内村光良主演で、連続ドラマ化決定!
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続・深夜食堂 10月5日公開
〈イントロダクション〉
安倍夜郎の人気コミックを小林薫主演で描いたテレビドラマの映画版「深夜食堂」の続編。路地裏にたたずむ深夜営業の小さな食堂「めしや」を舞台に、個性豊かな客たちが織り成す悲喜こもごもを描く。「めしや」に喪服姿の常連客が次々と訪れる中、同じく喪服を来た範子がやって来る。彼女は喪服を着ることがストレス発散になるという変わった趣味の持ち主だったが、本当の通夜の席で出会った喪服の似合う渋い中年男性に惹かれていく。一方、近所にあるそば屋の息子・清太は、なかなか子離れしてくれない母親・聖子に、年上の恋人さおりとの結婚を言い出せずにいた。また、お金に困った息子に頼まれて九州からやって来た夕起子は、息子の同僚を名乗る男性に大金を渡してしまう。騙されたのではと心配する常連客たちに、夕起子の義弟が彼女の身の上について話しはじめる。
(映画.comより)
〈キャスト〉
小林薫/マスター
河井青葉/赤塚範子
佐藤浩市/石田
池松壮亮/高木清太
キムラ緑子/高木聖子
〈内容紹介/あらすじ〉
歓楽街の端にある小さな店『深夜食堂』。営業時間が夜の12時から朝の7時頃までだから、みんなが勝手にそう呼んでいる。そこは、メニューはわずか、あとは食べたいものを勝手に注文すれば、作れるものならなんでも作ってくれる変わった店だった…
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眠り姫 10月5日公開
〈イントロダクション〉
この映画が写し出すのは、ありふれた日常の、ありえない光景。そこには人が、ほとんど姿を見せないのだ。誰もいないのに、気配だけあり、声がさざめく。それは恐ろしいほど美しい心象風景。冬の淡くうつろう光を狙い、足掛け二年の歳月をかけて撮影された映像詩が、人を写す以上に、人の孤独を、情感を浮き彫りにする。
記憶の奥深くまで語りかけてくる、奇妙な物語。そして、存在すら確かでない登場人物たち…。その声に耳をすまし、不可思議な映像に身をゆだねていると、主人公の女性・青地の心の奥底が、やがてレントゲン写真のように浮かびあがってくる。露わになった、人の心の危うさを垣間見るとき、我々は、いまだかつて観たことのない、まったく新しい映画体験をする。
(眠り姫オフィシャルサイトより)
〈キャスト〉
つぐみ/青地
西島秀俊/野口
山本浩司/達ちゃん
大友三郎/大友
園部貴一/社会科教師
〈内容紹介/あらすじ〉
「弟の小説は間違っているんです 現実と違うんです 最初に誘ったのは私だったんです あたしが愛し弟が応えてくれた そして私はそこから逃げ出そうとした卑怯者だったんです…」 10年前、車ごと崖から海へ転落した一家四人。両親は死に、生き残った姉弟は…。いわくありげな人々が織りなすエロティックな作品集。収録作品:「のんきなお姉さん」「眠り姫」「君といつまでも」「夢で逢いましょう」「Xつのき駅」
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ジャック・リーチャー NEVER GO BACK 10月11日公開
〈イントロダクション〉
己の正義を貫くジャック・リーチャー(トム・クルーズ)が、『アウトロー』待望の続編『ジャック・リーチャー NEVER GO BACK』で帰って来る。 ターナー少佐(コビー・スマルダーズ)は、リーチャーがかつて所属していた陸軍内部調査部の軍人。彼女は、身に覚えのない国家への反逆行為の罪で逮捕される。リーチャーは、ターナーを脱獄させ、巨大な政府の陰謀の裏に隠された真実を暴き、彼女の身の潔白を証明しなければならない。彼らは逃亡犯として捜査網をすり抜け、重大な秘密を知ることになる。リー・チャイルド原作による全世界で1億部を売り上げたベストセラー、「ジャック・リーチャー」シリーズの18作目を映画化。
(ジャック・リーチャー NEVER GO BACKオフィシャルサイトより)
〈キャスト〉
トム・クルーズ
コビー・スマルダース
ダニカ・ヤロシュ
ロバート・ネッパー
〈内容紹介/あらすじ〉
ジャック・リーチャー。元軍人。仕事も家族も、友人さえも持たずただ一人放浪する男。伝説のギター奏者の面影を求めて訪れたジョージアの田舎町で身に覚えのない殺人容疑をかけられ、刑務所で殺されかかった彼は、自分を狙う何者かの意志を察知する。刊行と同時に全米マスコミの絶賛を浴びたアクション巨編。
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オケ老人! 10月11日公開
〈イントロダクション〉
「梅が岡交響楽団」(梅響)は、伝統ある楽団だったが、今はすっかりお年寄りばかりのダメなアマチュア・オーケストラ。そんな彼らのもとへ、高校教師・小山千鶴が間違って入団してしまう。
老人だらけのオーケストラで、しかも演奏は疑ってしまうほどひどいレベル。さらにバイオリンを弾きたくて入団したはずが、なぜか指揮者として梅響を引っぱる役目に……。けれど、 自由奔放な老人たちと出会い、音楽の本当の楽しさを知る千鶴。そして千鶴と出会い、オーケストラとして音楽を多くの人に届ける喜びを知るアマオケ老人たち。運命のいたずらによって出会った彼らが、年代を越えてぶつかり合い、刺激し合い、成長していく姿には、笑いと感動にあふれ、老若男女問わず元気と幸せを届けます。
(オケ老人!オフィシャルサイトより)
〈キャスト〉
杏/小山千鶴
黒島結菜/野々村和音
坂口健太郎/坂下くん
笹野高史/野々村秀太郎
左とん平/クラさん
〈内容紹介/あらすじ〉
「ちょんまげぷりん」作者が描く平均年齢世界最高齢(?)のアマオケ交響曲!
老人ばかりで構成された平均年齢おそらく世界最高齢のアマ・オーケストラ「梅が丘交響楽団」(略称・梅響)に、ひとりの高校教師・中島が間違って入り込んでしまったところから物語は始まります。
彼は、全く演奏など論外のはずの土下手くそな「オケ老人」たちのなかで勿論一番若く、力も備わっていると目され、いきなり指揮者になってくれと皆から懇願されます。
その後、彼が本当に門を叩きたかった同じ町にある人気のアマオケ「梅が丘フィル」(略称・梅フィル)との確執、梅フィルの怜悧で完璧主義のコンマス・大沢が熱望するロシアの人気指揮者・ゴルゴンスキーの来日騒動などを経て、日本・ロシアの国家機密の情報漏洩にまで話は大きく展開していきます!
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ミュージアム 10月12日公開
〈イントロダクション〉
過激な描写と緊迫のストーリー展開で人気を博す巴亮介の人気サイコスリラー漫画を、これが初タッグとなる小栗旬主演×大友啓史監督により実写映画化。雨の日だけに起こる猟奇殺人事件を追う刑事の沢村久志。犯行現場に残された謎のメモや、見つけられることを前提としたかのような死体から、カエルのマスクを被った犯人像が浮かび上がる。通称・カエル男と呼ばれるようになった犯人を追い詰めていく沢村だったが、カエル男の仕組んだ残酷な罠にはまり、絶望的な状況に追い込まれてしまう。
(映画.comより)
〈キャスト〉
小栗旬/沢村久志
尾野真千子/沢村遥
野村周平/西野純一
丸山智己/菅原剛
田畑智子/秋山佳代
〈内容紹介/あらすじ〉
悪魔の蛙男、“私刑”執行。“ドッグフードの刑”“母の痛みを知りましょうの刑”“均等の愛の刑”“針千本のーますの刑”“ずっと美しくの刑”――。すべては、ある1つの裁判から始まった。超戦慄連続猟奇サスペンスホラー、絶望大解禁!!!
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きんいろモザイク Pretty Days 10月12日公開
〈イントロダクション〉
2013年に第1期、15年に第2期が放送された人気アニメ「きんいろもざいく」のスペシャルエピソード。外国に強い憧れを抱く少女・大宮忍を主人公に、イギリスからやってきた日本好きのアリス・カータレットら仲良し女子高生5人組が繰り広げる、ゆるやかな日常を描く。高校2年生になり、2度目の学園祭が近づいてきたこの頃、クラスの演劇で脚本と衣装のリーダーを任された忍は忙しい日々を過ごしていた。頑張りすぎている様子の忍を、クラスの違うアリスや陽子も気にかけているが……。
(映画.comより)
〈キャスト〉
西明日香/大宮忍
田中真奈美/アリス・カータレット
種田梨沙/小路綾
内山夕実/猪熊陽子
東山奈央/九条カレン
〈内容紹介/あらすじ〉
大宮忍(おおみやしのぶ)、15歳。ルックスは純和風な彼女ですが、実はイギリスにホームステイしていた経験が。帰国してからも外国への想いをつのらせていた彼女に、ある日一通のエアメールが届きます。差出人はホストファミリーの女の子、アリス。「シノブ、今度は私が日本にいくよ!」日英美少女ミクスドコメディ、始まるよ!
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この世界の片隅に 10月12日公開
〈イントロダクション〉
18歳のすずさんに、突然縁談がもちあがる。
良いも悪いも決められないまま話は進み、1944(昭和19)年2月、すずさんは呉へとお嫁にやって来る。呉はそのころ日本海軍の一大拠点で、軍港の街として栄え、世界最大の戦艦と謳われた「大和」も呉を母港としていた。
見知らぬ土地で、海軍勤務の文官・北條周作の妻となったすずさんの日々が始まった。
夫の両親は優しく、義姉の径子は厳しく、その娘の晴美はおっとりしてかわいらしい。隣保班の知多さん、刈谷さん、堂本さんも個性的だ。
配給物資がだんだん減っていく中でも、すずさんは工夫を凝らして食卓をにぎわせ、衣服を作り直し、時には好きな絵を描き、毎日のくらしを積み重ねていく。
ある時、道に迷い遊郭に迷い込んだすずさんは、遊女のリンと出会う。
またある時は、重巡洋艦「青葉」の水兵となった小学校の同級生・水原哲が現れ、すずさんも夫の周作も複雑な想いを抱える。
1945(昭和20)年3月。呉は、空を埋め尽くすほどの数の艦載機による空襲にさらされ、すずさんが大切にしていたものが失われていく。それでも毎日は続く。
そして、昭和20年の夏がやってくる――。
(「この世界の片隅に」公式サイトより)
〈キャスト〉
のん/北條すず
細谷佳正/北條周作
稲葉菜月/黒村晴美
尾身美詞/黒村径子
小野大輔/水原哲
潘めぐみ/浦野すみ
牛山茂/北條円太郎
新谷真弓/北條サン
岩井七世/白木リン
小山剛志/浦野十郎
津田真澄/浦野キセノ
京田尚子/森田イト
佐々木望/小林の伯父
塩田朋子/小林の伯母
瀬田ひろ美/知多さん
たちばなことね/刈谷さん
世弥きくよ/堂本さん
〈内容紹介/あらすじ〉
平成の名作・ロングセラー「夕凪の街 桜の国」の第2弾ともいうべき本作。戦中の広島県の軍都、呉を舞台にした家族ドラマ。主人公、すずは広島市から呉へ嫁ぎ、新しい家族、新しい街、新しい世界に戸惑う。しかし、一日一日を確かに健気に生きていく…。
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