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「中居文庫」って知ってる? SMAP中居くんのオススメ本9選

「中居文庫」って知ってる? SMAP中居くんのオススメ本9選

著者 ページ数 クチコミ評判

人気アイドルグループ「SMAP」の年内解散が発表され、解散を惜しむ声がやみません。グループの解散ではなく存続を模索していたと言われている中居正広(中居くん)ですが、実はかなりの読書家なのだそうです。インタビューでも、幸せな時間は「本棚を整理しているとき、昼間から本を読んでいるとき」と答えるほど。その中居くんがオススメする本が、ファンの間で「中居文庫」と秘かに呼ばれているのだそうです。中居くんが読んでいるオススメの本をまとめてみました!



 

凍花

nakai3斉木 香津(著) 2013/2/14 双葉社

三姉妹の長女・百合が次女を殺害。才色兼備で仕事も順調だったはずの百合が、なぜ妹を殺したのか? 残された三女の柚香は、その動機を探りはじめる。やがて、姉が今まで知ることのない別の顔を持っていたことを知るが、それは、どうしても信じがたいものだった。悲惨な事件をめぐって、完全黙秘を続ける百合。戸惑う柚香。何かを守ろうとする父親。何かを隠そうとする母親。事件をきっかけにして家族が崩壊していく巧妙な描写に思わず息を飲む。
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葉桜の季節に君を想うということ

nakai2歌野 晶午(著) 2007/5 文藝春秋

「何でもやってやろう屋」を自称する、元私立探偵・成瀬将虎。友人から悪質な霊感商法の調査を依頼され、霊感療法の絡む不審死の謎を追うことになる。その一方で自殺を図っていた麻宮さくらと運命的な出会いを果たして――。ラストには、小説でしか味わうことのできない驚愕な結末が待っている。思わず徹夜してでも続きが読みたくなる本格ミステリー。中居くんがスマスマで女優・杏にオススメしたことでも話題に。
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公開処刑人 森のくまさん

nakai1堀内 公太郎(著) 2012/8/4 宝島社

ネットに犯行声明を公表する「森のくまさん」を名乗るシリアル・キラー。ネット上に実名入りで悪事を晒されたレイプ犯や鬼畜なキャバ嬢が、「森のくまさん」に次々と処刑されていく。捜査本部は血眼で犯人を追うが、ゲームのように惨殺は繰り返され、次第にネット上では、法では裁けない者への制裁として犯人は支持されていく――。 第2弾の『公開処刑人 森のくまさん―お嬢さん、お逃げなさい―』が2014年に出版されている。

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模倣犯

nakai4宮部 みゆき(著) 2005/11/26 新潮社

若い女性の右腕とハンドバッグが公園から発見される。事件をめぐり、被害者と加害者の二つの視点から、未曾有の連続誘拐殺人事件を重層的に描いている。完全犯罪を企てたつもりになっている犯罪者の愚かさと幼稚さ、それと対照的に生きる人々の優しさや器量の大きさ、そして事件に巻き込まれた家族が直面する地獄がリアルに再現している。これこそ現代ミステリーの金字塔! 2002年に映画化され、中居くんが主演。2016年にはテレビドラマ化される。
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冬の旅

nakai8立原 正秋 (著) 1973/5/29 新潮社

美しく優しい母を、義兄修一郎が凌辱しようとした現場を目撃した主人公・行助。誤って修一郎の腿を刺して少年院に送られる。母への愛惜の念と義兄への復讐心を胸に、少年院での生活を送る。社会復帰に励む非行少年たちの友情と、自己格闘。理不尽な運命と孤独、青春の夢と激情を抱いた若い魂にとって非行とは何かが丁寧に描かれている。読めば読むほど、作品世界にはまっていく本。
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青の炎

nakai_9貴志 祐介(著)  2002/10/25 KADOKAWA

家族との平穏な生活を守るために犯罪に手を染めた少年の青春サスペンス。主人公・秀一は湘南の高校に通う17歳。女手ひとつで家計を支える母親と、素直で明るい妹の三人暮らしだ。しかし、その平和な日々を乱す闖入者がいた。警察も法律も及ばず話し合いも成立しない相手に、秀一は自らの手で殺害することを決意する。その切ない心象風景を繊細に描き上げた、日本ミステリー史に残る感動の名作! 2003年にアイドルグループ「嵐」の二宮和也が主演で映画化。
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ジーニアス・ファクトリー

nakai5デイヴィッド・プロッツ  (著) 酒井 泰介 (翻訳) 2005/7/21 早川書房

ノーベル賞受賞者の精子で生まれた子どもたちのその後を追いかけるノンフィクション。天才の遺伝子は天才を生んだのか? 知られざる「ノーベル賞受賞者精子バンク」の興亡を、創設者である大富豪、それに加担した大物科学者、利用者たちの生涯を紹介する。取材のためには自分で精子バンク・ドナーを体験することも辞さない著者が、バンクで人生が変わってしまった人々の生活に踏み込み、現代社会の家族像を考察した。
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永遠の0

nakai6百田 尚樹  (著) 2009/7/15 講談社

「娘に会うまでは死ねない、妻との約束を守るために」。そう言って男は、なぜ自ら零戦に乗り命を落としたのか。終戦から60年目の夏、健太郎と姉でフリーライターの慶子は死んだ祖父の生涯を調べていた。天才だが臆病者。想像と違う人物像に戸惑いつつも、一つの謎が浮かんでくる――。涙なしでは読み切れない驚愕の事実と、深い愛の物語。放送作家として『探偵!ナイトスクープ』などを手がける著者の作家デビュー作。
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今あなたに知ってもらいたいこと

nakai7オノ ヨーコ (著) 2009/12 幻冬舎

講演やインタビューをもとに、自身が加筆・修正し、書き下ろしたもの。「敵を祝福する」ことや、「歳を重ねる喜び」など、「どんな時でも自分らしくいること」を貫いてきた著者ならではの言葉が、丁寧に綴られている。1969年にジョン・レノンと結婚、拠点をニューヨークに移し、ともに創作活動や平和運動を展開し、世界の注目を集めた。1980年ジョン亡き後も「愛と平和」のメッセージを発信し続け、世界各地で前衛芸術や音楽活動を展開している。
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いかがでしたか? 秋の読書にぴったりなミステリー小説も多かったと思います。最後に、「SMAP」のほかのメンバーのオススメ本を少しだけ紹介します。木村拓哉(キムタク)のオススメ本は、高野和明著の『ジェノサイド』、草彅剛(草彅くん)は、林真理子氏のエッセイ、香取慎吾(香取くん)は、フランク・ロイド・ライト氏の本。稲垣吾郎(稲垣くん)は、桜庭一樹著の『ほんとうの花を見せにきた』です。こちらもあわせて、読んでみてくださいね。




2件のコメント

船田里恵
中居くんの、文庫を、拝見して、私も、模倣犯とオノ・ヨーコさんの著者を読みたくなりました。中居くんも、お忙しい中、ホッと一息を、読書を、しているのかなぁ?と思いました?
船田里恵
私も、読書が、好きです。中居くんは、ミステリアスな、感じが、好きなのですね。私は、病気がちな為、病気と向き合うストーリーな感じが、ついつい、選んでしまうかなと。結末が、だいたい、亡くなってしまうのを、自分は、そうならないように❗との思い入れもあったりするのです。選ぶ内容は、違っても、趣味が、合うのは、嬉しいです?

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