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映画『3月のライオン』公開直前!オススメ将棋マンガ特集

映画『3月のライオン』公開直前!オススメ将棋マンガ特集

2017年3月15日

syougi

 

前編が3月18日、後編が4月22日に公開される、『3月のライオン』が注目されている。2011年のマンガ大賞を受けた『3月のライオン』が若い世代中心に人気を博し、将棋ブームが起ころうとしている。将棋というと、馴染みのボードゲームという認識で広い世代に知られているが、やはり知能と知能との戦いであると思う。一手先、二手先を読み、戦略を立て勝利を勝ち取る将棋は奥深い一面も度外視できない。

そんな、将棋マンガだが先述した『3月のライオン』だけでなく数多くの関連マンガが存在する。「あんた背中が煤けてるぜ」、「駒が泣いてるぜ」でお馴染み(?)の『月下の棋士』など人気作も多数!
そのような背景を踏まえて、電子書籍ランキング.comでは、将棋マンガを紹介する。
映画実写化もされている作品多数なので、見たことある作品もあるかも!?、将棋マンガをご覧ください!

≪将棋マンガ特集 今読みたいオススメマンガ5選!!≫

3月のライオン

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将棋を題材にした漫画ではありますが、登場人物たちの心情的な葛藤が中心の物語なので、将棋を知らなくても楽しめる作品です。
「様々な人間が、何かを取り戻していく優しい物語」と作品紹介されている通り、登場する多くの人が何かを失っており、少しずつ傷つきながらも強くなっていく様を描いています。
むき出しのナイフで傷つけあうような感情のぶつかり合いは、時に目をそむけたくなるほどにリアルです。しかし、そのリアルさを通して日頃に忘れがちな人のぬくもりを思い出させてくれます。ぜひご一読ください。

 

<内容紹介>
その少年は、幼い頃すべてを失った。夢も家族も居場所も──。この物語は、そんな少年がすべてを取り戻すストーリー。その少年の職業は──やさしさ溢れるラブストーリー。

ハチワンダイバー

hachiwandiver前作『エアマスター』でも印象的だった、迫力のある画面作りは作者の真骨頂。将棋をここまで熱く滾(たぎ)らせて描いた作品は他にないのではないでしょうか。
作者は子供のころ将棋のプロを目指していたとのことで、実際の将棋描写も鬼気迫るものがありグッと対局に引き込まれます。将棋に詳しいという方にもオススメできる作品です。
圧倒的なハイテンション!ぜひ体感してみてください。

 

<内容紹介>表のプロとは違う、賭け将棋をなりわいとする「真剣師」の青年・菅田。アマ最強を自負する彼を倒したのは、秋葉原の女真剣師だった! テンション無限大! 81マスの宇宙を舞台に繰り広げられる破天荒将棋バトル、ここに開幕っ!!!

5五の龍

5五の龍複数の棋士の監修をうけ、作者本人もアマ四段を取得するほど勉強し、描かれているだけにかなり本格的な作品となっている。しかし、初心者でもわかりやすく説明されているので、読み進めていくうちに自然と棋力があがること間違いなし。
個性的な数々のキャラクターを中心に、裏世界の戦いや、将棋界の厳しさなどストーリーも引き込まれる王道。
本格派将棋マンガの草分けとなる本作読まずして将棋マンガは語れない!

 

 

<内容紹介>
運動神経抜群でお金にがめつい「駒形龍」は、やとわれ選手として色んなクラブで活躍していた。しかし将棋部の助っ人だけは、がめつい駒形も断ってしまう。
それもそのはず、貧乏になった原因を作った駒形龍の父「駒形竜馬」は、真剣師と呼ばれる賭け将棋を商売としていたのだ。駒形竜馬を追い詰めた、真剣師「虎斑桂介」との勝負のため、本格的に将棋で戦うことを決意する。少年誌最古の本格将棋漫画。日本将棋連盟推薦敏にも選ばれている、5五の龍を読めば将棋がもっと面白くなること間違いなし!

月下の棋士

gextukanokishi棋士たちの苦悩がこれでもかと描かれています。実在の棋士たちをモデルにした登場人物が多く、皆魅力的です。将棋マンガでありながら「生」と「死」の狭間を行き来するような描写。淡々としたタッチですが、それだけにキャラクターのひと言ひと言がググッと心にささります。
技量よりもプロ棋士たちのその「精神性」の凄さを感じることのできる作品です。32巻と少し巻数は多いですが、読み始めたら一気に読み切ってしまうくらいキャラクター達に引き込まれることうけあいです。

 

 
<内容紹介>
第51期名人戦、名人・大原巌と挑戦者・滝川幸治が熱海で第7局を戦っている時、東京・将棋会館に氷室将介という青年が現れる。プロ棋士になりたいという将介が手にしていたのは、伝説の棋士・御神三吉の推薦状だった。その推薦状を見たプロ棋士・虎丸は二段の坂東と将介を戦わせる。

将棋の渡辺くん

watabekun対局中に突然聖歌を歌いだしたり、対局中に詰みを発見して、思わず「ウヒョー」と歓声をあげたり、トーナメントにヅラをつけて登場したり、マンガの登場キャラクターもびっくりの奇人変人がひしめく世界、それがプロの将棋界。
初代永世竜王の称号を持つトップ棋士、渡辺明さんを奥さんの目線で紹介するエッセイ風漫画となっています。
なんとなく真面目で堅苦しい人たちの世界と思っている方ほど読んでみてください。将棋の世界っておもしろいなときっと思って頂けると思います。

 

 

<内容紹介>
将棋棋士は人類の代表! 将棋を指して生活している。懸命に勉強し、年に50局くらい戦い、勝てば笑い、負ければ自分のせい。勝ち負けだけに支配された世界。それはまるで人生の縮図だ。棋士は、どんな人たちなんだろう? 何を食べて、何時間寝ているんだろう? 勝負師でも無頼でもない、リアルな将棋棋士の毎日を棋士の妻が漫画にしました。ノンフィクションです!

 
日本人なら誰でも一度は触れたことがあるであろう将棋。しかしその道は奥深く、関わる人達の人生模様も様々です。
今回紹介した作品はどれもアプローチは違えど、将棋に対する愛、情熱に溢れた作品ばかり。
ぜひこの機会に奥深き将棋の道に少し触れてみてください。