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ふじさわこらむ第四回 「インフルエンサー戦国時代。ゼロから僕らはなにをすべきか。」

プロブロガーふじさわ別冊・書き下ろしコラム みんなインフルエンサーになりたかった。

ふじさわコラム第四回 「インフルエンサー戦国時代。ゼロから僕らはなにをすべきか。」

2018年4月5日

「インフルエンサー戦国時代。ゼロから僕らはなにをすべきか。」

先日、ゆうこす(菅本裕子)さんとヨッピーさんのイベントに行ってきました。
 
ヨッピーさんにお会いするのは2回目だったんですが、ゆうこすさんは初めてでした。
文句なしに現代を代表するトップインフルエンサーの2人を生で見て、ちょくちょく自分のことを「中堅ブロガー」などと言っているのが恥ずかしくなるような、だけど新しい時代を直接この目で見ているような、ワクワクする夜でした。
 
さて、今から僕たちが、ゆうこすやヨッピーみたいなインフルエンサーになることは可能でしょうか?
 
そんなことは誰にもわからないのですが、今回のコラムでは、僕が考えうる限りの「今からインフルエンサーになる方法」を列挙していきます。
 
ゆうこすさんやヨッピーさんのような、フォロワー数十万人のトップインフルエンサーではなくとも、フォロワー数千人の僕でも充分に人生の変化を起こすことはできます。
では、順番に見ていきましょう。

1、自分が「どんなひととして知られたいか」を決める。

インフルエンサーはただ有名で影響力がある、というだけではありません。それぞれに得意ジャンルを持っていて、そのひとにしかない魅力を持っているからこそ、求心力が高まり評価されているのです。
 
今でこそゆうこすさんは「モテクリエイター」として、ティーンエージャーから崇められています。この肩書を持つ前は「お料理タレント」として活動していましたが、それほどまでに大きな影響を与えていませんでした。
 
自分の魅力をどのように、誰にむけて発信するかを決めるのは大切です。
 
「大切です」と言いながらも、セルフマーケティングすることは非常に難しいです。かくいう僕も「どのように見られるか」を明確にすることができていません。
 
ただ、人間とは本来多面的なので、何かひとつに特化して発信するのは疲れてしまいます。
 
つまり、いかに自分の無理のない範囲で、ニーズのある発信ができるかがポイントです。
いきなり全てを完璧に決める必要はありません。何度でも方向転換をして構いませんが、ザックリとでも「◯◯な人として知られたい」と決めておかなければ、インフルエンサーにはなれません。

2、発信するメディアを決める。

発信するメディアを決めるのも非常に大切です。

主要なSNSはそれぞれ「毛色」が違います。
2018年現在ではFacebook、Twitter、Instagram、YoutubeのいずれかのSNSを使うのが一般的です。
 
それ以外にも今後は音声SNSのHimalaya(ヒマラヤ)やVoicy(ボイシー)、ゲーム実況のtwitch(ツイッチ)、昨年ブームになったVALU(バリュー)など、様々なサービスが生み出されています。
 
新しいSNSで挑戦するメリットは、そのSNSが今後爆発的に流行った場合、さほど苦労せずにフォロワー数を大きく伸ばせる可能性があることです。
 
SNSの規模が小さいうちから積極的に発信し、そのSNS内での影響力を強めておけば、そのSNSが流行り出したときに一気にボーナスタイムのようにフォロワーを獲得できる可能性があります。
こうことを考えると、主要SNS以外の場所での活動をがんばるのも立派な戦略といえます。
 
さらにメディアだけでなく、自分の魅力が最も伝わる手段を知ることは重要です。
テキストの場合、長文ならFacebookで、短文ならTwitter。画像の場合は、オモシロ画像やネタ画像ならTwitter、そうでないならInstagram。動画は基本的にYoutubeですが、InstagramやTwitterでも十分に魅力を伝えることができるでしょう。
 
もちろん、主要SNS全てをがんばるのも可能ですが、ほとんどの人はそんな時間的エネルギーはないので、上記の1つか2つを選んで地道に発信していくのがおすすめです。
 
「自分がどんなひととして見られたいか」を最も魅力的に発信できるSNSはどのサービスなのかを、じっくり考えて見ましょう。

3、発信を続ける。

ここまできたら、ひたすらに発信を続けましょう。
発信の方法については様々なスタイルがあります。ただ、確実に必要なのは「継続」です。自分の魅力が最も伝わる方法で、とにかく発信し続けましょう。
 
僕がブロガーになってずっと気をつけているのは、
「読みやすく、面白く、ためになる」です。
この3つを満たしつつ、発信を続けましょう。

4、改善を続ける。

主要SNSはすごいです。
どのSNSでも「自分の投稿に対する反応が詳しく見ることができる」のです。
 
それぞれの投稿が何回表示されたか。何回クリックされたか。どのくらいシェアされたかを見ることができます。
 
それらの数字を見て「どの投稿の反応が良いか」、「求められているのは何か」を分析し、そして改善しましょう。これを繰り返すことで、よりユーザーの反応率が高い投稿をできるようになります。
 
ちなみに、冒頭のゆうこすさんとヨッピーさんのイベントの話に戻りますが、ゆうこすさんは「数字を見て、反応の良い投稿を増やす」という改善を徹底して行なっているそうです。方法は人それぞれだと思います。
 
なんらかの形でPDCAサイクルを回すことをしなければ自分の投稿のクオリティをチェックし、改善を続けなければ、ライバルに勝つことは難しいでしょう。
 
以上が、「ゼロからインフルエンサーを目指すための方法論」です。
 
最後に、SNS業界やコンテンツ業界の有名な言葉を紹介します。
僕がいつも心に留めている言葉です。それは、

「Contents is King(コンテンツが王様)」

です。
 
今日はいろいろなことを書きましたが、どこまで行っても「面白いモノが勝つ」「支持を得たひとが正義」という世界です。たくさん考えて挑戦し、ひとの心を動かすコンテンツを生み出した人が、インフルエンサーになれるのです。
当たり前のように聞こえますが、インターネットやSNSが普及したからこそ大切です。
 
インターネットのない時代に有名になろうとすれば「コネ is King」の世界で戦う必要があったことを思うと、現代に生まれて本当によかったと思います。
 
さぁ、正々堂々と、自分の魅力をインターネットにぶつけて、インフルエンサーになってやろうじゃぁありませんか!
 
藤沢篤

Twitter→@fujisawatsushi
ブログ→http://iphonedocomoss.com/



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