ライトベル史上初?の4コマノベル
この作品は、ライトノベル史上初となる四コマ的な一冊だといわれています。ショートストーリーが36話収録されているのです。物語は、数千人の生徒を抱えるマンモス高校で繰り広げられます。この学校の中にある木造校舎の一角に、正体不明といわれている「GJ部」がありました。主人公の男の子「四ノ宮京夜」は、その部の前をただ前を通っただけなのに強制的に入部させられてしまうのです。部のメンバーは四人の女の子ですが、どの子も個性的で、四ノ宮はこの部員とともにゆるふわな時間を過ごしていきます。
手軽に読めるライトノベルの中でも、さらにライトな感じで読み進めることができる作品です。のんびりな主人公は、この四人ののんびりなリズムが合っていました。みんなで趣味の漫画を語り合ったり、チェスやオセロで遊んだり、いろんなものを食べて過ごしています。何気ない日常が描かれているので癒されてしまいます。
さらにこの作品は、絵やデザインに凝っておりただページを眺めているだけでも楽しめる作品として評価されています。ライトノベルでありながら、まるで絵本を読んでいるような感覚に陥るのです。ちなみにタイトルは「ジージェイぶ」と読むのではありません。「グッジョぶ」と読みます。
ちなみに2013年に日本テレビ系列でTVアニメにもなりました、アニメ原作のライトノベルですのでアニメに興味がある方にもおすすめの1冊です。