Gumroad(ガムロード)というウェブサイトをご存知だろうか?
Gumroadとは、コンテンツをウェブ上で簡単に販売できるサービスだ。
写真共有サービス『Pinterest(ピンタレスト)』に所属していた19歳デザイナーが立ち上げたスタートアップで、ユーザーはFacebook、Twitterを利用してサインし、フォームに販売したいコンテンツのURLを入力するだけでコンテンツの販売が可能になる。
販売手数料はわずか5%とAppleやAndroidと比べると非常に低いパーセンテージとなっている。
大手出版社のHachette(アシェット)社はこのGumroadのシステムを使い、Twitter上で電子書籍の販売を始めた。
Twitterユーザーはタイムライン上で読みたい電子書籍が見つかれば、そのまま直接購入することができる。
通常電子書籍を販売する際は、AppleやAmazonに高い販売手数料を支払う必要がある。しかしGumroadはわずか5%ですむ。
電子書籍ストアの販売手数料は、出版社にとって大きな悩みのたねとなっている。今後は出版社のみならず膨大なフォロワーをもった個人のクリエイターがGumroadを使って自身のコンテンツを販売していくようになるのではないだろうか。