こんにちは、栄養士の和田良美です。
まだまだ寒い日が続きますが風邪などかかっていませんか?
私は久々に風邪を引いてしまって、のどと鼻が絶望的な状態でしたが、ようやく復活しました。
風邪を引いた時って自分で分かりますよね。
朝起きた時にのどが痛くて「もしかして風邪を引いたかもしれない。。。」という予感がして、午後になるにつれてどんどん具合が悪くなっていく。
忙しくて寝不足が続いたり、寒いのに外でPokémon GOしたり(w)していて、うっかり風邪を引いてしまいました。
免疫力が下がると風邪を引いてしまうので、食生活をバランスよく心掛けることはもちろんのこと、寝不足・ストレス・体温の低下なども影響してきますので、疲れた時には無理せず休むことも大切ですね。
ちなみに、風邪を引き始めの時と、熱が出てつらいときと、治りかけの時の食事で気を付けるポイントが違うのです。
風邪を引き始めの時には、免疫力がアップするように栄養をしっかり補給してあげることが大切で、粘膜を丈夫にするβカロテン、免疫力アップに効果的なビタミンCを意識して摂ることが大切です。
βカロテンの豊富なかぼちゃと、ビタミンCの豊富なカブを合わせて鍋にすると栄養もしっかり摂れて、煮込むだけなので簡単に作れておすすめです。
風邪を引いて熱が出た時には免疫細胞が活性化して、エネルギーの消費が盛んになります。
食べ物を消化吸収するだけでも多くのエネルギーを使うのですが、風邪を引いてしまったときに風邪の原因菌と戦うことでもエネルギーを使うため水分不足になりがちです。風邪を引いて食欲がないときには無理して食べず、水分補給をしっかりしながら、ミネラルを補ってあげることが大切です。
水に塩を少し入れて飲んでも良いですし、スポーツドリンク等もおすすめです。
熱が下がって食事が摂れるようになってきたら、消化が良くて代謝に関わるビタミンB群を摂ってあげることが大切です。ビタミンB群のほかにタンパク質・ビタミン・ミネラルの豊富に含まれている卵を使った料理は、風邪の治りかけの時にはおすすめです。
ということで、体調も復活したところで、、、
今日の姫ごはん
大好きな人に作りたい!
生チョコタルトとりんごのバラ☆
バレンタインの昔の思い出は、私が学生だった時に男女数人でよく遊んでいたグループがあったのですが、その中の一人が好きだったのです。
バレンタインにチョコを渡すときに、その人だけ気合の入った違うチョコを渡すのは微妙だと思ったので、「ひとりひとり違うチョコを渡せばカモフラージュになるはず!」と思い、4~5種類くらいチョコを手作りして、ラッピングも全部違うのにして渡したので、すごく大変だった思い出があります。
わざわざそんなことをしなくても、好きな人には「好き」と態度に出てしまうタイプなので、わりとみんなにバレていましたがw
そんな恋する乙女におすすめなのが、この生チョコタルト!
何と言っても見た目がかわいいので、きっと気持ちも伝わるはず!
ちなみタルトは市販のもので作ってます。
これはスーパーの売っていたものですが、100均でも売っていて手軽に手に入れることができます。
ちなみに、生チョコを作るときに製菓用チョコレートと板チョコの違いってご存知ですか?
製菓用チョコレートは、カカオマスとカカオバターの割合が国際基準で決められていて、製菓用チョコレートとして使われるのはクーベルチュール・チョコレートと呼ばれるものがほとんどです。
クーベルチュール・チョコレートは「総カカオ固形分35%以上、カカオバターを31%以上、無脂カカオ固形分2.5%以上、カカオバター以外の代用油脂は使用不可」という国際基準があります。
市販の板チョコはカカオバター以外の油脂を添加するなど様々な配合がされているため、カカオ本来の味を楽しむには不向きです。
また、製菓用チョコレートと市販の板チョコの違いは口どけに表れてきます。
カカオバターは常温では固体ですが、28℃前後で溶け始め、30℃で完全に溶けてしまう性質を持っています。
チョコレートの口溶けはカカオバターの働きによるものなので、製菓用チョコレートを使うことで口どけの良いチョコレートを作ることができます。
そんな製菓用チョコレートでお菓子を作るとカカオの風味豊かで濃厚な仕上がりになります☆
板チョコでお菓子を作ると口当たりや風味が製菓用チョコレートに比べて劣るのでせっかく手作りするなら製菓用を使ってあげましょう♪
生チョコタルトとりんごのバラ レシピ
≪材料タルト6個分≫
[生チョコ]
製菓用チョコレート 50g
生クリーム 30cc
[りんごのバラ]
りんご 1/2個
砂糖 大さじ½
バター 小さじ1
市販のタルト 6個
≪作り方≫
1. りんごは皮をよく洗い、芯を避けて縦に切り、薄くスライスする。
(※できるだけ薄くスライスすることで、美しいバラが作れます。)
2. 耐熱容器にりんご・砂糖をのせて、 バターを小さく切って所々に乗せる。ふわっとラップをかけ、電子レンジ(500w)で3分半加熱する。
3.生チョコを作る。
製菓用チョコレートをみじん切りにしてボウルに入れる。
4.鍋にお湯を沸かし火を止めて、製菓用チョコレートを湯煎にかけて溶かす。
湯煎からおろして、生クリームを2~3回に分け、加えてよく混ぜる。
5.市販のタルトに4.を入れる。
6.2.のりんごを4枚並べて、くるくる巻きバラを6個作る。
7.5.のタルトに、6.のバラをのせ、冷蔵庫で1時間以上冷やして完成です☆
≪レシピのポイント≫
りんごのバラを作る時に、りんごスライスの枚数を変えてバラの大きさを調整してみてください☆
でも、枚数が多いと少し食べにくいので、多くても6枚くらいが良いかと思います。
ラッピングはこんな感じで♪
消費期限は2~3日くらいが目安です。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
最後までご覧いただきましてありがとうございました。