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インタビュー企画第1回
漫画原作者 剣名舞先生(前編)
2016年4月25日


初めての連載は雀荘がきっかけ?

(剣名先生)その賞には選ばれなかったけどそれでもやっぱり漫画原作者になることを諦めきれなくて、当時まだ勤めていた会社を辞めてモノ書きとして勝負することに決めました。
だけど、モノ書きの仕事が決まっているわけでもなく収入も無い。そんな時、知り合いがオーナーをしている雀荘で働き始めました。給料が半分以下になってしまうけど、その雀荘で働きながら原作を書こうと。ただ親からはほぼ勘当されてしまったけど(笑)

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でも雀荘には本当にいろんな人がいて、麻雀を題材にして原作を書いてみたら面白いんじゃないかと思いつきました。
それから一気に30本程原作を書き上げ、7~8誌の漫画誌に持ち込みました。そこから初めての連載が決まったんです。当時24、25歳だったかな。

(編)デビュー作品は麻雀だったんですね。剣名先生の代表作にはドラマ化もされた『ザ・シェフ』があると思いますが、どういう経緯で『ザ・シェフ』は誕生したのですか?

(剣名先生)当時、『美味しんぼ』が始まっていてものすごくヒットしていました。
それでこっちもグルメを題材にした漫画を何か書けないかと思っていたんだけど、僕は、ちゃんとしたフレンチも食べたことないから難しいなぁと思ってました。(笑)
それで、僕も作画の加藤さんも大好きな漫画の『ブラックジャック』からヒントを得ました。
『ブラックジャック』のすごいところは、1つの話を1話完結でまとめているところ。手塚先生はやっぱり天才です。『ブラックジャック』のように1話完結のグルメ漫画ができないかと思ったのがきっかけで『ザ・シェフ』のアイデアが浮かびました。昔からよくいる流れの板前の話なんだけど、それをフレンチのシェフでやったのがウケたんだと思います。
『ザ・シェフ』では、一話分の短いページの中に人生ドラマを凝縮して書くという点に力を入れたんだけど、そこに原作者が存在する意味があったかなと思っています。

後編は4月28日(木)に公開予定です。

<剣名舞(つるぎな・まい)>
漫画原作者・作家・プロデューサー。
1955年 東京葛飾区出身 中央大学卒。大学卒業後、IT会社、麻雀屋勤務を経て漫画原作者としてデビュー。
その後、株式会社剣名プロダクション代表取締役。プロデビュー講座主宰。日本漫画家協会員。小池一夫劇画村塾2期生。
現在、大阪芸術大学キャラクター造形学科准教授。
剣名プロダクションオフィシャルサイト:http://www.tsuruginapro.com/
【代表作・原作】
『ザ・シェフ』全41巻(日本文芸社)画・加藤唯史、『女医レイカ』全18巻(リイド社)画・嶺岸信明、『海猫亭へようこそ』全10巻(実業之日本社)画・村尾忠義、『MC・LAW』(新潮社)画・浅田有皆
【代表作・書籍】『漫画原作で印税1億円を稼ぐ方法』(東洋経済新報社)、『小説版ザ・シェフ』(実業之日本社)、『心の処方箋』(ゴマブックス)、『かけがえのない女になる方法』(大和書房)、『殺意のハイヒール~女医レイカのカルテ』(ぶんか社文庫)

<剣名舞先生の舞台情報>
『漫劇2』「タイムカプセル」
脚本・演出:剣名舞
日程:2016年5月11日(水)~5月15日(日)
場所:テアトルBONBON(東京都、中野駅より徒歩5分)
料金:前売り¥3,800、当日¥4,000(全席自由席)
チケット予約:『漫劇2』専用予約ページ PCはこちら 携帯はこちら
チケットのお問い合わせ Mail: mangeki@kaleidoline.jp
チケットの詳細はこちら http://www.kaleidoline.jp/mangeki/2/ticket.htm

 

舞台

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