
マンガは、読むと元気がもらえて、暮らしに豊かさを与えてくれるもの
――マンガは普段どのようなときに読んでいますか? 例えば、ロケやコンサートの移動のときなど……。
たかみな 移動中は、マンガを読まないんです。家でじっくり読みます。私の中でマンガは、暇つぶしではなくて、ちょっとした学びに近いんです。あと読んでいるときは、癒やしの時間でもあるので、家に帰ってからリセットして読みたいですね(笑)。
――紙媒体と電子書籍ではどちらを利用していますか?
たかみな 紙もあるし、最近アプリでマンガを読むようになりました。やはり紙とちがって、かさばらなくて済みますよね。普段から持ち歩いているiPhoneにマンガが入るというのが、手軽に読めていいなと思いながら読んでいます。
――平均して月にどれくらいマンガを読んでいますか?
たかみな 読める月と読めない月があってバラバラなのでその月によって変わります。ただ中毒になったみたいに「読まなきゃ」って無性に読みたくなるときがあるんです(笑)。そういうときは、電子書籍で読んだり、突拍子もなく本屋さんに行って、まとめ買いをします(笑)。だから荷物がすごい量になっちゃうんです。たくさんのマンガを自分で家に持って帰って、「よし、読むぞ」ってこともありますよ。
――少年マンガの中でも、『進撃の巨人』『奴隷区』『アイアムアヒーロー』など流行りの作品も好きなマンガに挙げられていますが、話題の作品もチェックされていますか?
たかみな これを言うと、嘘だと思われるんですけど、基本的に自分で本屋さんに行って、1〜2時間かけてジャケ買いをするんです。表紙を見て面白そうだなって買って読みます。表紙は、作品の顔ですから、すごく大事なんですよね。物語を読んでいなくても、おもしろそうだなって思わず惹かれて手にとってしまう。そう思わせられるように表紙で表現するすごさを感じて、買ってしまいます(笑)。
『進撃の巨人』も第1巻が出てすぐに買ってるんですよ。今挙げている作品全部が、映画化とかされているんですが、「(見つけたのは)私が先!」って思っています(笑)。どれが面白いマンガか先に当てているので、結構な目利きだと思うんです(笑)。
一同 笑い
たかみな 知らないあいだに有名になっていたというものもあるんです(笑)。
――その、『進撃の巨人』『東京喰種』『神様の言うとおり』など、かなりグロい系のマンガを読まれてるように思うのですが……。
たかみな 気づかれてしまいましたか! 実は私、グロいマンガも好きなんです。血まみれが好きっていうわけではないんですけど。結局、生死がかかっている、生きるか死ぬかって、究極のテーマだと思います。
読んでいると突拍子もなく、主人公の隣にいたキャラが死んじゃう作品がありますよね。『テラフォーマーズ』なんて、ド頭に「えっ、この人死ぬの!?」みたいなことが起きるんですよ。ストーリーとしても読んでてびっくりしちゃうし、それで主人公に深みがでたりするので、そういうのを好んで読んでしまいます。
身も蓋もない話ですけど、主人公は死なないと読者はわかっていると思うんです。「ここで死んじゃったら、ねえ!?」みたいのがあるじゃないですか。マンガの主人公は、もちろん自分の未来がわかってないですし、仲間の死を乗り越えて、主人公は成長していきますよね。なので、「お前だけは生きて、そしてそれをバネにして生きろ」みたいな、「お前は死なないんだから、頑張れ!」みたいに思わず気持ちが上がるから、読むというのもあるんです(笑)。
――最近読まれたオススメの本やコミックがあれば、教えてください。
たかみな 『累(かさね)』! おもしろいですよね。ちょっとドロついてますけど女性が主人公というところに着目すると、またおもしろいんです。やはり女性というものは、心の奥底に美を追求する気持ちがあると思うんです。とても奥の深いマンガなので、ぜひ読んでもらいたいです!
――必読ですね! 少年マンガを多く読まれる高橋さんですが、好きな少女マンガはありますか?
たかみな 紡木たくさんの『ホットロード』です! 1986年に「別冊マーガレット」で連載されていたマンガなんですけど、単行本4巻くらいで完結しちゃうんですよね。20~30年くらい前の時代が描写されているマンガで、暴走族がでてくる話です。若さゆえの命に対しての危うさや、社会問題をテーマにしているんじゃないかなと思える作品です。やっぱり、マンガにはリアル感を求めてしまいます。
――最後に、高橋さんのファンや読者に向けて、メッセージをいただけますでしょうか。
たかみな 私にとってマンガは、読むと元気がもらえて、暮らしに豊かさを与えてくれるものなんです。なので、この記事を読んでくださっている方は、きっと私と同じ「マンガを読む同志」だと思います。
そして10月12日に、アルバム『愛してもいいですか?』がリリースになります。素敵な方たちに11の楽曲を提供していただきました。アルバムを聴いていただければ、11の高橋みなみをご覧いただけると思います。これからもたくさんの方に聴いていただけるように、頑張りたいなと思っています!
高橋みなみ(たかはし・みなみ)
1991年東京都生まれ。2005年にAKB48の第1期メンバーとして活動開始。2009年にAKB48チームAのキャプテンに。2012年には、総勢300人以上のメンバーをまとめるAKB48グループ総監督に就任。2015年12月には、これまでのキャプテン、総監督の経験を1冊の本『リーダー論』にまとめ、これまでに累計12万部を発行。2016年4月、活動10周年をめどに、AKB48から卒業。卒業後は、音楽を中心としたアーティスト活動をスタートさせ、現在TVやラジオ番組などに多数出演。2016年10月12日、待望のソロファーストアルバム「愛してもいいですか?」をリリース!












