どの作品よりも『咲-Saki-』が大切だと思いますし、好きです。
――読書のきっかけのひとつにもあげていた「世界の中心で愛を叫ぶ」ですが、浜辺さんは、こちらの実写化映画に出演されていた、長澤まさみさんをご覧になって、2011年に開催された、「東宝シンデレラ」オーディションに応募されたとお伺いしました。
浜辺 映画で演じられている長澤まさみさんを見て、芸能界を志すようになりました。その憧れもあり、「東宝シンデレラ」オーディションに応募して、ニュージェネレーション賞を受賞することができたので、良かったと思います。
――今、目標にされている女優さん、俳優さんはいらっしゃいますか?
浜辺 お芝居をさせていただく中で、目標としている方は高嶋政伸さんと髙嶋政宏さんです。お二方とも、役作りやお芝居に対する姿勢など、本当に多くの面で尊敬しています。
今回、主演を務めさせていただいた、映画『咲-Saki-』や7月28日に公開されます『君の膵臓をたべたい』でも、おふたりから学んだ点を意識してお芝居に取り組みました。
――今まで映画やドラマに多数ご出演されていますが、今回主演を演じるうえでの意気込みを教えてください。
浜辺 主演を務めるということもあり、小沼監督から座長に指名されたので、主演と座長のプレッシャーを感じながらも精一杯、お芝居に取り組みました。2つの立場で、映画『咲-Saki-』に携わることができたので、思い入れはより強くなりました。どの作品よりも『咲-Saki-』が大切だと思いますし好きになりました。
――最後に、2月3日から公開されています、映画『咲-Saki-』を楽しみにされているみなさんにメッセージをお願いします。
浜辺 初主演させていただいた、映画『咲-Saki-』は麻雀というテーマの映画になっていますが、映画の中身はスポ根のような内容になっているので、麻雀や原作を知っている方やそうでない方、皆さんに観て頂きたい作品です。是非、劇場に足を運びご覧になっていただけたらなと思います。
・浜辺美波(はまべみなみ)
2000年石川県生まれ。2011年、第7回「東宝シンデレラ」オーディションに応募、ニュージェネレーション賞を受け芸能界入り。同年公開の映画『アリと恋文』に初出演で女優デビュー。2015年9月21日放送のスペシャルドラマ「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」の本間芽衣子役で注目を集める。2016年、人気麻雀漫画「咲-Saki-」の連続テレビドラマで、2017年には映画初主演 。
<内容紹介>
主人公「宮永咲」、全国中学生麻雀大会個人戦優勝者「原村和(のどか)」、東風戦では異常な和了率を誇る「片岡優希」、脅威のデータ数誇る「染谷まこ」、そして清澄高校麻雀部の頭脳「竹井久」の清澄高校麻雀部が麻雀を通じて成長する姿が描かれる。本作は2月3日公開。
<出演者>
宮永咲役 : 浜辺美波
原村和役 : 浅川莉奈
片岡祐希役 : 廣田あいか
竹井久役 : 古畑星夏
染谷まこ役 : 山田杏奈
<関連ページ>
映画「咲-Saki-」公式サイト
マンガ「咲-Saki-」書評