ドラマやモデルと多方面で活躍中の若手女優・大友花恋。
高校生活最後の“卒業旅行”をテーマに、タイのバンコクとサメット島で撮影した2nd写真集『Karen2』(撮影:佐藤佑一)が3月31日に発売された。
今回のインタビューでは、大友花恋さんに写真集の撮影エピソードから、学生生活、趣味の読書までお伺い致しました。
3月に高校を卒業し、社会人1年目を歩み始めた大友花恋さんの「現在」を知ることができるインタビューです。
大友花恋2nd写真集「Karen2」より 大友花恋2nd写真集「Karen2」より
今回は、少し大人っぽい写真に挑戦してみた
―― 今回発売された写真集『Karen2』(東京ニュース通信社刊)は、1st写真集『Karen』(東京ニュース通信社刊)から1年半ぶりの写真集になります。どんな作品に仕上がりましたか?
大友花恋(以下、大友):テーマが高校の卒業旅行だったので、電車に乗ったり、ご飯を食べたり、実際に私と旅行をしているような気分になって頂ける1冊になっていると思います。
1st写真集の時の明るくて、ハッピーで、キラキラな雰囲気はそのままです。
前回と違うなと思うところは、1st写真集から1年半経って、少し大人っぽい写真に挑戦してみたところです。黒いワンピースを着て、ウェットなヘアーにして、しっとりした感じで撮影していただきました。暗いライトの中で撮影したカットがあるのは、前回とは違って、新しい試みだなと思います。
―― 「高校の卒業旅行」がテーマと聞いた時の気持ちを教えてください。
大友:私自身、卒業旅行をしたことがなかったので、普段からお世話になっている大好きなスタッフさんと卒業旅行という名目で、撮影が出来ることはとても嬉しかったです。
ロケ先のタイでは、本当に卒業旅行のような感じで、素敵なスポットをたくさん巡りました。ナイトマーケット、水上マーケット、ファイヤーダンス、あとは沢山のタイ料理。今回の撮影は、スタッフの皆さんと楽しく過ごした時間でした。
―― タイでオールロケだったということですが、タイ料理は辛い料理が多いイメージです。以前のインタビューで辛いものが得意になったということですが、いかがでしたか。
大友:あまり辛い料理は注文しなかったです(笑)。シェアして食べる事が多かったので、美味しいものをみんなで共有しながら楽しく食べられたことが嬉しかったです。
その中でも、パッタイ専門店で食べたパッタイがとっても美味しかったです。タイに行く機会があれば、ぜひ食べて欲しいです!
―― 水上マーケットにも行かれたということでしたが。
大友:写真や映像で見た事はあったのですが、実際に行くのは初めてだったので、とても楽しみな撮影先の一つでした。
川の両サイドにご飯やお土産を売っているお店が沢山あって、そこを船がギッシリ詰まった状態で進んで行くんです。売っている方が船に乗っている場合もあって、日本ではなかなかできない貴重な体験で、心に強く残っています。
―― 水上マーケットで売っていたもので、印象的なものはありますか?
大友:マンゴーとご飯に練乳をかけて食べるカオニャオ・マムアンという食べ物です。味の想像が全くつかないまま食べたのですが、美味しかったので驚きました。おはぎに近い感覚で、甘いお米にマンゴーの酸味が感じられる食べ物でした。
―― その他印象に残ったことはありますか?
大友:写真集を見返すと全て印象に残っているのですが、ナイトマーケットはやっぱり楽しかったです。ナイトマーケットを上から見ると、屋台一つ、一つが本当にイルミネーションみたいにキラキラ輝いていたので、とても綺麗でした。
実際に街の中に繰り出してみると、観光客の方がたくさんいて、その熱気で、旅行している気分を感じられました。私が撮影をしていると周りの方がスペースをあけてくださって、少し照れながらの撮影でした(笑)。たくさんの人の優しさに触れることができました。
大友花恋2nd写真集「Karen2」より
―― お気に入りの写真は水上マーケットの船の上で撮影した写真ということでした。
大友:このカットは、カメラと一緒にストールを上から被って撮ったものです。ストールの青や紫の隙間から綺麗な日差しが入っていて、それがとても幻想的でお気に入りです。光の雰囲気や柔らかい質感がとても素敵なので、是非チェックしていただきたいです!
このストールは水上マーケットに行く時に買ったもので、いくつか候補がある中から自分で選びました。今も大切に持っています。
―― 結構リラックして撮影されていた?
大友:水上マーケットでは、カメラマンさんと2人で船に乗りました。お話をしながらの撮影だったので、自然体の私を見てもらえると思います。ナイトマーケットの写真はキラキラした夜市に感動して本当に楽しんでいるところですし、電車に乗っている写真は移りゆく景色をぼんやり眺めながら乗っているところです。
逆にワンピースを着ている写真などは、いつもとは違う大人の表情が出せるといいなと思っていました。撮影の中で段々自分でも知らない新しい表情を出すことができたかな、と思います。
―― 1st写真集に続き水着に挑戦されました。2度目でしたがいかがでしたか?
大友:意識せずに普通の撮影と変わらず楽しめたら良いなと思っていました。水着もカラフルなものだったり、真っ白なものだったり、赤いものだったり、かなりパキッとした色を沢山着させていただきました。どの水着もタイの雰囲気にあっていて、お気に入りです。
―― 前回はダイエットなど身体づくりをされたそうですが、今回はいかがでしょうか。
大友:身体づくりはもちろん、今回はなで肩を隠す筋トレをしました(笑)。
―― なで肩って、隠せるものなんですか?
大友:筋トレの効果で多少は良くなったみたいです。隠せるものでした(笑)。
次ページ>高校生活は好きな事をたくさんできた、贅沢な3年間だった