前回は、お二人がいつ、どのようにして人狼ゲームと出会ったかについて、内容をお送りしました。
今回は、人狼ゲームの難しさについて。前々回、人狼ゲームは騙し合う、欺き合うゲームであるとお伝えしました。
実際にお二人が人狼ゲームを遊んでみて、人を騙す、欺くことの難しさについてお話してくれています。
まだ人狼ゲームを遊んだことがない方にとってはゲームの勉強になり、さらに、人狼ゲームに限らない日常生活でのちょっとした人間関係にも役立つ話となっています。引き続き『人狼の教科書』内の『人狼対談 堀江貴文×メンタリストDaiGo』から引用してみましょう。
≪嘘をついている人を見破る方法≫
堀江 ところで、DaiGoさんは「人狼」と「村人」の、どちらが得意ですか?
DaiGo 僕は村人のほうが得意ですね。人狼は最近慣れてきたけど、最初はひどかったです。
堀江 村人のほうが得意なのはなぜ?
DaiGo 理由は…僕、見破るのは専門家だけど、嘘つくのは専門家じゃないので、ただそれだけです。人狼側は必ず嘘つかなくちゃいけませんよね。だけど村人側は嘘をつかなくてよくて、見抜くだけだから目的がはっきりしているんですよ。最近ちょっと人狼側も上手くなってきたけど、村人は目標が明確で、態度が一貫している分、やりやすいです。
堀江 参考までに見抜き方を教えてもらえます?
DaiGo 方法はひとつだけじゃないんですよ(笑)。
堀江 人狼での嘘の見分け方は、ちょっとした差なんですよね。例えば人の顔を見分けるような。僕らはドイツ人とフランス人とスペイン人の違いはよく分らないじゃないですか。反対にアメリカ人がアジア圏の人たちの違いを見分けづらいと思うんですよ。それくらいの、ちょっとした差。
DaiGo 100%じゃないんですが、いくつか自分の中にチェックポイントみたいなのがあって、それがたまっていくと、この人が人狼なのかなっていうふうに見抜けるようになります。僕の場合は見破るというより、本人に白状してもらうスタイル。実際、表情分析とか相手のしぐさだけで、人間の心理を把握するのは、ほぼ不可能なんです。
堀江 つまり「あなたは人狼ですね」って決めつけた時のリアクションまでをセットにして見抜くってことですね。
DaiGo そうですね(笑)。
(続きは、10月2日(月)の次回連載または、本日発売予定の『人狼セット』にて)
いかがでしたか?
人狼の判別方法は、人それぞれです。その違いを楽しむのもおもしろいですね!嘘を見破るだけでなく、ほかのプレイヤーが人狼を見破る方法を見抜いたり、あえて違う答えに誘導して嘘をつかせるといった高度なテクニックが使えるようになると、ゲームが格段に面白くなってきます。
また、人狼ゲームで身につけた嘘を見破る方法は、ビジネスシーンなどでも“使える”テクニック。『人狼の教科書』にはこうしたたくさん実用例が載っているので、ぜひ『ホリエモンの人狼セット』に入っている『人狼の教科書』で勉強してみてください。
「人狼を詳しく知りたい!」「ホリエモンとDaiGoのインタビューが待ちきれない!」かたはこちらから
2017年9月29日発売。全国主要書店さんにてお買い求めください。
■著書紹介
<内容紹介>
嘘を見抜き、だまされないためのテクニックが満載!
いま人気の人狼ゲーム遊びを通して、さまざまな処世術のテクニックが学べる。本書にはゲーム初心者でもわかりやすい『人狼の教科書』と、すぐに始められる『人狼のカード一式』(17種類29枚)が付属。
人狼の教科書では基本的な遊び方やルールのほか、堀江貴文とメンタリストDaiGoの対談が掲載、嘘を見抜く能力や、勝ち方のコツを語る。
また、『ルナの三十六手』ではゲームで使われる騙しの手口と、それに対抗するテクニックが公開。ほか、『騙されやすいタイプとはどんな人なのか?』など、“騙す”と“見抜く”について、日常生活でも思わず周囲を見まわしてしまう、広く解説をした内容となっています。