16,『あたり前』より『有り難い』
今の君たちの生活は、
昔では考えられないくらい便利になっている。
お給料があることは当たり前のことなのだろうか。
先輩が後輩に教えるのは当たり前。
会社にパソコンがあることは当たり前。
蛍光灯が付いているのは当たり前。
これらの設備が整うまでに、どれだけの人が手をかけ、関わっているんだろう。
そう考えると、こんな有り難いことはないよね。
綺麗なお手洗いに行けるのも、掃除をしてくださる担当の方がいるからだ。
どんなことにも誰かの仕事が関わっている。
そんな日々の暮らしを当たり前だと思うと、いつしかクレームをつける不機嫌な人になってしまう。
「あの店サービスが悪いな・・・。」と思う前に、君はいいお客さんになろうとしているだろうか。
笑顔には、笑顔が返ってくる。
ぜひ、愛想の悪い店員さんにもプラスαの言葉を交わして相手を笑わせてみよう。
何でも当たり前ではなく、有り難いと思うようになると世界が変わる。
ニコニコして過ごせるようになるはずだ。
相手が掛けてくれている手間を、もし自分の仕事だったらと考えてみよう。
どれだけ大変なことかが骨身に染みるはずだ。
普段、何でもなく感じるみんなの仕事は、実はすごい仕事なのだ。
どんな相手も認めることから、始めてみよう!
<筆者情報>
本名:片桐秀和(かたぎり ひでかず)
生年月日:昭和31年1月25日
血液型:A型
星座:みずがめ座
WEB:http://katagiri.strikingly.com/
・コ・クリエーション株式会社 代表取締役
・日本ホスピタリティ推進協会公認ホスピタリティコーディネータ
・㈳大阪青年会議所特別会員
・一般社団法人ブランド・マネージャー認定協会 2級資格認定
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