23,鳥の目、虫の目。
目の前に集中することは大事だ。
しかし、集中しすぎて周りが見えなくなっては本末転倒。
時には、空から全体を俯瞰して見るような鳥の目が必要だ。
そうすることで、見えなかったものが見えてくる。
社内でも、この両方を意識してみよう。
今日は部長よく咳をしているけれど風邪気味だろうか、とか。
斜め前のデスクの先輩、仕事が多くて大変そうだな、とか。
ぜひ、困っている人に「お手伝いしましょうか」と声をかけてごらん。
そうすることで、相手は自分のことを見ていてくれていたんだなあと感動してくれる。
自分でいっぱいいっぱいになることや、
仕事を抱えすぎてキャパオーバーしてしまうことは、
社会人としては「仕事のできる人」ではない。
その采配ができ、自分の許容量も相手の状況も読み取って把握できる人が
未来のリーダーとして必要とされているのだ。
君たちは、来年には先輩になる。
その時に自分のことだけではなく、周りのことにも目が配れるように、
「鳥の目、虫の目」を意識して、頼られるリーダーになろう。
<筆者情報>
本名:片桐秀和(かたぎり ひでかず)
生年月日:昭和31年1月25日
血液型:A型
星座:みずがめ座
WEB:http://katagiri.strikingly.com/
・コ・クリエーション株式会社 代表取締役
・日本ホスピタリティ推進協会公認ホスピタリティコーディネータ
・㈳大阪青年会議所特別会員
・一般社団法人ブランド・マネージャー認定協会 2級資格認定
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