今月1日にAmazon.co.jpが、Amazon ランキング大賞2017を発表しました。
本ランキングは、2016年11月14日~2017年11月12日の期間に販売されたデータを集計した結果です。
本ランキングでは、Kindle本のランキングも発表されています。
【コミック】
コミックでは、『進撃の巨人』(著=諫山創)がKindle総合1位を獲得しました。原作コミックは、累計6800万部を記録しているメガヒット作品。今年もやはり人気のようです。総合3位にランクインしている『インベスターZ』(著-三田紀房)は、1巻1円、2巻2円……、と割引キャンペーンを行った影響で作品の認知度が向上し、売上を伸ばしました。
【小説・文芸】
書籍で注目すべき作品は、3位の『日の名残り』(著=カズオ・イシグロ)でしょう。今年のノーベル文学賞を受賞したカズオ・イシグロ氏の作品が上位にランクインしています。一般書店の在庫がないため、電子書籍で買った読者が多くいたのではないでしょうか。
<内容紹介>
短い旅に出た老執事が、美しい田園風景のなか古き佳き時代を回想する。長年仕えた卿への敬慕、執事の鑑だった亡父、女中頭への淡い想い、二つの大戦の間に邸内で催された重要な外交会議の数々……。遠い思い出は輝きながら胸のなかで生き続ける。失われゆく伝統的英国を描く英国最高の文学賞、ブッカー賞受賞作。
【ビジネス書】
ビジネス書の1位は、『多動力』(著=堀江貴文)でした。堀江氏のカリスマ性も然ることながら、本書は悩めるビジネスマンにとっての処方箋となりうるのではないでしょうか。書籍では、他にも「効率化」「習慣術」などの関連書籍が人気を占めています。
<内容紹介>
堀江貴文のビジネス書の決定版!『多動力』
Iotという言葉を最近ニュースでもよく耳にすると思う。
これは、ありとあらゆる「モノ」がインターネットとつながっていくことを意味する。すべての産業が「水平分業型モデル」となり、結果〝タテの壁〟が溶けていく。この、かつてない時代に求められるのは、各業界を軽やかに越えていく「越境者」だ。
そして、「越境者」に最も必要な能力が、次から次に自分が好きなことをハシゴしまくる「多動力」なのだ。この『多動力』は渾身の力で書いた。「多動力」を身につければ、仕事は楽しくなり、人生は充実すると確信しているからだ。
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