11月5日、LINEと講談社、小学館、メディアドゥの4社による合弁事業会社である、LINE Book Distribution社は、スマホ向けデジタルコミックアプリ「LINE マンガ」のグローバル版「LINE Manga」の提供を、台湾において開始したことを発表した。
台湾版「LINE Manga」では、講談社や小学館などが出版している人気タイトル約1200冊を繁体字に翻訳して販売。日替わりで無料で読める「無料連載」のコーナーや、60作品以上の「LINEオリジナルマンガ」なども提供する。
同社は、海賊版が未だに横行しているアジア圏で「LINE Manga」を通し、新たなマンガの楽しみ方を世界のユーザーに提案することで、海賊版の撲滅を目指すとともにマンガ市場の更なる発展と活性化を目指したい、としている。
正規版コンテンツは、海賊版に勝てるのだろうか。今回の「LINE マンガ」のグローバル展開は、マンガだけでなく、アニメやキャラクターグッズなども含めたコンテンツ輸出産業全体を占う挑戦となりそうだ。
引用元:LINE