どーもー、麒麟の田村です!!
似た者夫婦なんて言葉がありますが、ウチの夫婦はある意味似た者夫婦です。
どこが似ているかというと学力です。
非常に残念な学力です。
僕は英語が極端に苦手で…というのも中学一年生の時の英語の先生とソリが合わず中学一年生で挫折してしまったのです。なので、みんなが学生時代に勉強して学ぶレベルの英語が全くわかりません。
NBAが好きな僕はアメリカに対する憧れが非常に強い上に、2020年にオリンピックが東京で開催される事に伴い、世界のバスケ選手にインタビューするチャンスがあるかもと思い、英会話の勉強を始めました。しかし英語の基礎が全く出来ていないために進むスピードが非常に遅くて困っています。
英会話のヒアリングなどは少しずつ成長してきていますが、スペルなどは今も学んでいないので全くわかりません。
あえて調べずに書いてみましょう。
どれが合っててどれが間違ってるのかも全くわかりません。こんなレベルです。僕の英語は……
では、似た者夫婦の奥様は何のレベルが低いかというと漢字です。
ウチの嫁ちゃんは本当に漢字を知りません。
前に「この字なんて読むんやった?」と聞かれて見たら”廊下”と書かれていました。あんなに小学校で頻出する漢字が読めない人がいるんだと度肝抜かれました。
どんな流れでそれを言っていたかは覚えていませんが「”喋る”って漢字あるんや〜。”話す”しか漢字ないと思ってた〜」と謎のコメントも残しています。
そんな嫁ちゃんの極めつけ漢字事件簿はこれです。
僕たちが結婚して夫婦になった時に本当にたくさんの方に祝って頂きたくさんの方からご祝儀を頂きました。シャンプーハットのこいでさんは報告の時と結婚式の時と2回もご祝儀をくれました。(笑)
そんな中、新喜劇で大人気の座長すっちーこと須知さんからもお祝いを頂きました。
夫婦で有難いなと言いながら、忘れないためにもらった方々の名前をメモしていた時に事件は起こりました。
僕がもらった方の名前を読み上げ、嫁ちゃんがメモに書いていくという役割分担で記録している時に「次は須知さん」と僕は言いました。
すると嫁ちゃんは「漢字どんなんやったっけ?」と聞いてきました。
本当は「大須の須に知識の知」と言いたかったけど、嫁ちゃんの漢字力では伝わらないだろうと僕は考えました。”知る”はさすがに伝わるだろうから今回の山場は須をどう伝えるかだなと妙な緊張感が背中に走りました。
“須”は例えを言っても伝わらないと思い分解して伝えることにしました。
「”す”は…左側は三本払って…(三回払うジェスチャー付き)右側に漢数字の百に一本足したやつにちょんちょん付けて。”ち”は知るやで。」
嫁ちゃんは「うんうん、はいはい。」と驚くほどスムーズに伝わった様子でした。
僕は強烈な違和感に襲われました。そんなはずはないと!!”廊下”を読めない嫁ちゃんがそんなスムーズにわかる筈がないと恐る恐るメモ帳を覗き込みました。
するとそこには衝撃の創作文字が!!
なんと読むのでしょう?
“くびじる”でしょうか?それとも”くびじゅう”と重箱読みにしましょうか…なんせ怖い文字です。
三本払いがさんずいになり、下に来てほしいちょんちょんが上に来て首になってしまっている。
さらに恐ろしいのは”知る”が”汁”に…たしかに”しる”やけど名前に使われる漢字じゃないやろ…
人里離れた中国の僻地にある人食い村のとても恐ろしい風習で出てきそうです。毎年1人の生贄の首から作られる”くびじる”を村人全員で飲み干しその村の存続を神様に願うという悪しき習慣。実は諸葛亮公明がその風習を正すために作ったのが、後の饅頭みたいな逸話の元の話で出てきそうです。
怖すぎて間違いを訂正することは出来ませんでした…
もしかしたら、嫁ちゃんは今もそんな字がこの世に存在していると思っているかも……。なんとも恐ろしい話です……。
そんな間違いをしないためにも漢字をしっかり勉強しましょう!
そこで紹介したい漫画は「とめはねっ!」です。
数ある漫画の中でも随分珍しい、なんと書道を題材にした漫画です。そんな設定で面白いの?と疑問を抱くかも知れませんが、そこは「帯をギュッとね!」「モンキーターン」の名作で知られるさすがの河合克敏先生です。
はっきり言ってめちゃくちゃ面白いです。ドラマ化もされたので、ドラマで知ってるという方も多いかも知れませんが、ぜひ原作の漫画も読んで欲しいです。
鈴里高校の書道部の生徒達の奮闘を軸に、楽しみながら書道の奥深さが味わえます。書道の作品の種類の多さにも驚かされますが、漢字という文化の良さに改めて気付かされたりや歴史の重厚さや実際の学生の作品など色々な書道の側面に触れ合えます。
本来ならば重くなりそうなテーマを学園物にすることで恋愛を織り交ぜたりして甘酸っぱい爽やかな青春物に仕上がっています。
自分の心や精神状態が現れ、自分と向き合えるスポーツと言っても過言ではない奥深い世界の「書道」
人が歩むどの道も極めることは難しい奥深き道。だからこそ、その魅力に惹きつけられるのかもしれません。みなさまも自分の選んだその道を一歩ずつ前に歩んでいきましょう。
その気持ちを忘れないためにも「とめはねっ!」ぜひ、ご一読を!!
(次回は2月3日掲載予定です!)