どーもー、こんにちは麒麟の田村です!
さて今回は少し限定的な情報をお出しします。興味が無い方はマジで無いでしょう! ほとんどの人が無いやつです! 驚かないでくださいね……
なんと!? 本邦初公開!!
田村裕の今日のカバンの中身全部見せちゃいます!!
ほらね、凄い限定的でしょ?(笑)
否定的な意見は無視して続けますよ。
カバン自体はバイクに乗ることを考えて(実はバイク乗りなんです)、リュックを使っています。THE NORTH FACEのシンプルな黒のリュックです。
印税が無くなったので欲しくても直ぐには買わず、じっとじっと待ってセールで買いました(笑)
黄金の印税時代ならば値札も見ずに2つ3つ買っていましたが、貧困の大後悔時代の今はしっかりと10回以上足を運んでタイミングを見計らって買いました。我ながら凄い根性でした。
いつかセールにならんかなぁ、なんて気長に待っていて本当にセールになっているのを見つけた時は、ずっと片思いの人がいて教室にたまたま落ちてた紙を拾ったら、実はその子が自分に好意を寄せてくれていることが書かれた内容の手紙だった時ぐらい嬉しかったですよ。もちろん乾燥肌天然パーマ細目面長、性格実はプライド高しの僕にはそんな経験は一度もありませんが……(爆)
まずはやはり漫画ですね。今回は少し移動があるのでヤンマガとサンデー3冊を持ってきてます。バスケやりながら父親やりながら漫画を読む時間を確保するのが難しく移動チャンスでまとめ読みです。鞄がめちゃくちゃ重くなります。
そして化粧品と髭剃りです。芸能人ですから身だしなみに気をつけています。特に僕は地獄砂肌なので保湿関連が入ってます。なぜか僕の口からは死んだ亀のおいにーがするので歯ブラシも必需品です。磨けばしばらくは亀は成仏しますが、時間が経つにつれ成仏したはずの死んだ亀が舞い戻ってきます。竜宮城なら鯛やヒラメの舞い踊りが見れますが、僕の口では死んだ亀の舞い戻りが披露されます。
花粉症、アレルギー性鼻炎、バスケと移動で癖になっているぎっくり腰のためにティッシュやマスク、おしぼりに湿布も常備。これらも大量に入ってますね。
ロケが大概自前衣装なので、仕事で着るためのおしゃれT。今回はバッファロー吾郎A先生からもらった「Thanks Good Medicine」Tシャツですね。シンプルかつ存在感のあるTシャツで大変気に入っております。更に寒がりの僕はだいたいいざという時にもう一枚着込めるように羽織りを一枚入れてます。今回は赤のネルシャツです。
充電器。
携帯にモバイルバッテリーにカードケース。
ピカソ展とダリ展で買ったピンバッチ。死亀一時成仏薬。更にBリーグ開幕記念腕時計。めちゃくちゃカッコいいです!
この日は漫才出番があったので漫才用のジャケット。
とまぁ僕の鞄にはこんな感じで物がパンパンに入っています。これにバスケの用意が丸々加わる時がありいつもどうしても大荷物になりがちです。
さぁどうでしたか? 興味なかったでしょう??(笑) 田村の鞄の中身大公開でした! 限定的な企画ですね。限定的といえば……
さて今回ご紹介したいのはかなり限定的な漫画になります。
永井豪先生の作品が好きな方だけにオススメしたい作品『激マン』です。
この漫画は言わば永井先生の自叙伝的漫画なんですが、今のところ6冊ぐらい出ていると思います。もしかしたらまだ出ているかもですが僕はその辺で止まってます(^^;;
僕がこの漫画で楽しかったのは永井先生の頭の中を覗けたこと。それに無性に感動したのです。
僕は永井先生の作品の中で特に『デビルマン』が好きなのですが、『デビルマン』を描く時に全体の設定や、悪魔のキャラクターやストーリー、そして最後の締め方。全てに感動し、逆に言うと全てに良い意味で疑問がありました。なぜこんなデザインなんだろうとか、なぜこんな展開なんだろうと……、凄いことを思い付く人なんだなぁとただただ関心していた事の全ての答え合わせが出来るのが『激マン』なんです。
どういう考えがあってこのデザインにしたとか、こんな展開にしたとかとても深く読み応えがあって楽しめました。『デビルマン』って主人公が2人いるような設定ですよね? 不動明と飛鳥了。そもそもそこから僕は不思議だったんですよ、そんな理由も全て書いてあります。シレーヌの話なんかも大変興味深く面白かったです。なぜ漫画とアニメでこんなに違いがあるのかとかいろいろ紐解いてくれます。ありがたや~。
大人になった今だからこそ解る面白さなのかも知れませんが、永井先生ファンなら絶対必読です!
もちろん『デビルマン』だけではなく、『バイオレンスジャック』から『ハレンチ学園』など他にもたくさんある名作の裏話などもバンバン出てきます。
出来ることなら永井先生の作品読み返してから読むのがいいかも知れません!
ちなみに永井先生の『ダンテ神曲』という全2巻の作品もめちゃくちゃ面白いです。地獄の話ですね。こちらも死後の世界とかの妄想が好きな方にはたまらない作品です。先生の行くと決めた時の豪快さが良く出ていて没頭させて頂きました。
僕が感じる永井先生の作品の魅力。
無性に子供じみていたり、やけに大人びていたり。振り幅が凄い。それだからこそ逆に人間が丸裸、思いの丈をペンに乗せて描かれる魂の作品達。その裏側を覗ける「激マン」是非オススメです。
(次回は、12月2日掲載予定です!)