#270 ごめんなさいと言いながら、触る
あなたの進化が好き。
あなたの進化しているところが、好き。
昨日会ったばかりでも、あなたは進化している。
1日で、あなたは進化する。
あなたの体を抱き締める。
ウエストのくびれに、両手を差し入れて、抱き締めるのが好き。
あっ。
また、変わった。
ウエストが、引き締まっている。
なのに、胸の厚みが増している。
前から引き締まっていて、前から厚みがあったのに。
さらに、一段と変化している。
同じ人とは思えない。
いったい、何をしているのかしら。
何もしていないわけはない。
何もしないで、こんなに変化するはずがない。
あなたは、誰も知らないところで、無限の特訓をしている。
それを想像すると、高ぶる。
目の前のあなたの肉体よりも、私が知らないところでしているあなたのトレーニングを思い浮かべて、高ぶる。
体だけではない。
あなたの知識も、体験談も。
1週間会っていないだけで、どれだけの勉強をして、どれだけの体験をしているのか。
誰も、想像することはできない。
予想する最高値の、はるか数万倍の努力をあなたはしている。
軽々と触ったりしていいのか、心配になる。
そう言いながら、触るのを我慢できない。
ますます、触ってしまう。
ごめんなさいと言いながら、触るのが好き。