#281 あなたの隣で、女の子に
あなたの魔法が好き。
夜、ベッドで、目が覚めた。
隣で、あなたが眠っている。
あなたの向こう側に、女の子が眠っている。
エッチな状況。
数時間前、3人で一緒に、ご飯を食べた。
その後、一緒にお話をしていた。
ベッドの上で、お話をしているうちに、眠ってしまった。
エッチな状況で、エッチな作戦を思いついた。
眠っているあなた。
眠っている女の子。
キスしたくなった。
我慢できなくなった。
唇を、見つめた。
寝息が聞こえる。
唇が、かすかに開いていた。
起こさないように、そっと唇に唇を当ててみた。
私が唇を当てたのは、あなたではなく、女の子のほうだった。
何やってるのかしら。
あなたがそばに眠っていて、あなたにキスするチャンスなのに。
あなたにキスしないで、隣の女の子にキスしてるなんて。
でも、そうしたくなった。
あなたは、いつもと違うことをさせてしまう魔法使い。
柔らかい。
彼女の唇は、よけなかった。
一瞬、薄目が開いたかと思うと、再び閉じた。
そして、舌が入ってきた。
同時に、私の背中に、彼女の腕が回された。
私も、彼女の背中に、腕を回した。
あなたは、眠っている。
彼女も、私と同じエッチな気持ちになっていた。
贅沢な夜が、始まった。