#379 私の第2の脳を、かわいがって
あなたの脳が好き。
好きなことが、2つある。
1つは、あなたに教養の話を教えてもらうこと。
もう1つは、私の中をかわいがってもらうこと。
気づいた。
これって、2つのことじゃなくて、1つのこと。
私の中をかわいがってもらうのは、あなたの教養にかわいがってもらってる。
だから、感じる。
「人の手は、取り出した脳の一部だ」って、手相家の先生が言っていた。
私にとって、私の中は、脳の一部。
あなたの脳で、私の脳をかわいがってもらう。
一番感じるところで、一番感じるところを、刺激してもらう。
「脳のひだ」っていう表現をするのは、やっぱりそういうことだからと気づいた。
脳のひだの奥まで、全部、あなたに広げてもらう。
「どこが、性感帯?」って、初めて会った、かわいい女の子に聞かれた。
初対面で、こういうことを聞く女の子が、私は好き。
あなたも、きっと好き。
私の性感帯は、脳。
あなたの一番セクシーなところは、脳。
いっぱいあるけど。
あなたの体がセクシーなのは、あなたの脳が実際に形になったものだから。
あなたの体に触るのは、あなたの脳に触っているのと同じ。
「子宮で考える」って言う人がいた。
子宮で考えて、脳で感じる。
子供の頃、頭をなでてくれる紳士を、夢想していた。
あなたが、私の頭をなでてくれるのが、好き。
子宮が脳で、脳が子宮。
あなたの最高に敏感な脳で、私の第2の脳に、電流を流してもらう。
車のバッテリーを、チャージしてもらうみたいに。
あなたの教養の話を聞くだけで、いってしまいそうになるのは、こういうことだったのね。
いってしまいそうではなくて、ホントは、いってしまっています。