#448 私の人生を、変えて
あなたの影響力が好き。
あなたと一緒に食事をしていた。
向こうのテーブルに、見たことがある女性がいた。
どこで見たことがあるのか、思い出せなかった。
そうだ。
AVだった。
1本だけ出た、幻のAV女優だった。
パッケージで見た時、奇麗な人だと思った。
映像で見た時、パッケージ以上に、奇麗だった。
生で見ると、映像以上に奇麗だった。
声をかけようかどうか、迷った。
なんて、声をかけようか。
「いつも、拝見してます」は、失礼かな。
何度か、女性と目が合った。
驚いたことに、彼女が、立ち上がって、私のほうに歩いてきた。
「こんにちは」
なんで。
あなたといると、こんなことばかり起こる。
声をかけようとした彼女から、かけられた。
なんと、彼女は、あなたの知り合いだった。
あなたは、誰と知り合いでも、不思議ではない。
特に、奇麗な人は、全部あなたの知り合いと思って、間違いない。
話しても、品があった。
彼女が、幻の1本で出なくなった理由が分かった。
直後に、あなたに出会ったからね。