#587 ほほ笑みで、直してくれる
あなたの、ほほ笑みの指導が好き。
あなたの腕の中にいる。
それだけで姿勢が良くなる。
自分の姿勢が崩れていたことが分かる。
あなたは何も言わない。
「ここをこうして」とか言わない。
なのに、私の体が勝手に気づいていく。
そういえば、今日、腰が痛かった。
いまは痛くない。
あなたにマッサージしてもらったわけではない。
いつのまにか、痛みが取れている。
痛みを取ったのではなく、姿勢を直したから腰に負担がかからなくなった。
ベッドの中でも、勉強している。
B&Bを、思い出した。
ベッド&ブレックファストを提供するホテル。
あなたと食事をしているときも、姿勢を直している自分がいる。
あなたは、何も注意をしない。
あなたと食事をしていると、だらしない作法で食事をしている自分に気づく。
恥ずかしくて、慌てて修正する。
あなたのようには、できないけど。
それでも、近づこうとしている。
あなたは、指摘しないで、ほほ笑んでいる。
「僕は、こうするけどね」
と、言葉でなく、テレパシーで言われている気がする。
ベッド&ブレックファスト&ベンキョウ。
3B。
あなたの厳しい、ほほ笑み。
自分で気づいたら、自分で直せばいいよと言われている気がする。
だから、勝手に直っていく。
次にあなたに会うまで、頑張って修正する。
だいぶ良くなった。
と思って、あなたに会う。
あなたは、また格好良くなっている。
また、頑張らないと。