#203 はいているのに、脱いでるみたい

 あなたのズボンを脱がせるのが、好き。
 上着は、まだ、脱がさない。
 夏でも、きちっとスーツを着て、ネクタイをしているあなたがセクシー。
 帽子も、かぶっている。
 脱がせるのは、もったいない。
 脱がないでね。
 あなたは、私の心の声を、全部わかってくれる。
 あなたの上着を眺めながら、ズボンだけ、脱がすの。
 ベルトを、緩めて。
 外ボタンをはずして、中ボタンをはずして。
 ジッパーを、下ろして。
 ゆっくり、味わうの。
 早く脱がせたいのに、わざとゆっくりして。
 自分で、自分をじらしている。
 そして、あなたのズボンを下ろす。
 あなたのズボンには、いつもきれいな折り目がついている。
「クリース」っていう名前があるのを、あなたが教えてくれた。
 それも、セクシー。
 クリースが取れないように、キレイにズボンをたたむ。
 早く、あなたを味わいたいのに、どこまで、私は私をじらすのかしら。
 あなたは、好きにさせてくれる。
 あなたのオーダーメードのシャツの長い裾の間から、あなたのパンツが現れる。
 まず、手触りを味わう。
 いつもと、違う感じ。
 新しい形のパンツ。
 ボクサーパンツ。
 新しい形のパンツというだけで、興奮した。
 前に、横向きのポケットがついている。
 指を入れると、あなたが出てきた。
 これって、はいたままでも、できるじゃない。
 はいてるのに、脱いでるみたい。
 脱いだより、もっと大きく感じた。
 もう、いろんなことを、想像していた。



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